日本の中古品=「ユーズド・イン・ジャパン」が、海外で高い人気を集めている。リユース企業各社も海外進出を加速させ、現在店舗数はなんと300店以上!
何故なのか? リユース経済新聞の瀬川淳司社長はこう解説する。
「人気の理由は、中古品の質の高さと偽物が少ないことがあります。日本では、古書店は平安時代から、質屋は鎌倉時代からの歴史がある。島国で資源が限られていたので、良いモノを作り、大切に使う文化が根付いています。海外のZ世代以降はサスティナビリティー意識が高く、日本的なリユースのライフスタイルが〝新たなクール・ジャパン〟として広がっているんです」
特に海外店舗数を増やしているのがセカンドストリートだ。
「今年10月で海外店舗数は130を突破しました。『不要品を買い取り、点検し、販売する』というリユースの概念がなかったところも多く、文化を新たに創り出す、新しい日本発のサービス業としての世界展開を目指します」(ゲオホールディングス広報・南航太氏)
ハードオフは将来的に海外1000店舗を目指す。台湾支社長の源氏博之氏はこう語る。
「掛け軸、花瓶、熊の木彫りが定番人気です。そのほか、ヤマハのギターなどの楽器、ガンプラなどアニメのフィギュアも。年に数回、『FROM JAPANコーナー』としてセールを行なっています」(源氏氏)
新しい話題としては、10月から台湾と香港でスタートした「メルカリ グローバルアプリ」のリリースがある。
「日本の出品者の方の作業はこれまでと変わらず、海外から購入されたら国内のメルカリ連携パートナー倉庫に発送して完了です。購入者が運送費と手数料を負担します。キャラクターグッズ、ぬいぐるみ、日本のアイドルグッズやCDが人気ですね」(メルカリPRグループ・竹井千翔氏)
この機会に、あなたも自宅や実家にある〝お宝〟を発掘してみては?
ハードオフ
掛け軸や花瓶、熊の木彫りが売れる!

親日国、台湾で大成功!海外1000店舗を目指す

海外ではアメリカ、台湾、タイ、カンボジアに合計23店舗展開(2025年9月時点)。台湾には18年に進出し、現在では7店舗へ拡大。親日文化のある台湾では、意外なアイテムとして、掛け軸や花瓶、熊の木彫りなどの置物が人気。

台北近郊桃園市の台湾1号店の開店日には5000人が並び、3日間入場制限に。棚には、熊の木彫りや兜の置物がズラリ。
セカンドストリート
香港・シンガポールに初進出

2025年5月に香港九龍の繁華街にオープンした香港第1号店。日本同様の陳列スタイルで、ブランド品をはじめ、衣料、服飾品を取り扱う。日本衣料ブランドでは、「ア ベイシング エイプ」や「スナイデル」が人気を博す。
メルカリ グローバルアプリ
売れ筋は「吉田カバン」

2025年10月に台湾と香港で提供を開始した「メルカリ グローバルアプリ」の台湾での購入画面(値段は台湾ドル表示)。台湾の男性客からは特に「吉田カバン」の人気が非常に高く、意外な高値がつくことも!

海外から購入されると日本の出品者にも通知される。
取材・文/福田 誠 編集/髙栁 惠







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