チバ 最近発売の『RICOH GR IV』がSNS中心にとても人気みたいです。コンデジの新製品も急増しているようで、何が起きてるんですか?
荻窪 若い世代を中心に「持つこと自体が楽しいアイテム」として見直されているようです。
チバ でも、スマホで十分綺麗な写真は撮れるはずなのに、あえてコンデジを使うというのは不思議。
荻窪 スマホは自動で一定の品質に整えてくれますが、コンデジは少しクセが残る。たとえ崩れていても、その生っぽさが新鮮で、作品として写真を撮りたい人にとっては魅力になるんです。
チバ モノとしての〝手触り〟があるわけですね。今はどんな機種が人気なんですか?
荻窪 最近は動画撮影の需要に応えるモデルも増えています。今回はチバさんも挙げた写真メインの高価格帯モデル『RICOH GR IV』と、動画撮影性能が高いモデル『PowerShot V1』を紹介します。
コンデジを比較するのはこの二人

フリーライター 荻窪 圭さん
カメラ分野を中心に活動するITライター。古道・古地図愛好家の顔も持つ。

DIME副編集長 チバ
YouTubeでの動画撮影を機に、動画向けカメラへの関心が芽生えた。
新型レンズ&センサーで夜景も鮮明!携帯性と画質を高水準で両立
まずは『RICOH GR IV』。実際に持ってみると、小ささと軽さがよく分かります。
チバ スマホより小さい! ポケットにスッと収まります。撮影の立ち上がりもすごく速い。
荻窪 旧モデルより性能を向上しつつ、小型化しています。それでいて手ぶれ補正も進化し、背面の操作性も向上。「撮りたい瞬間にすぐ撮れる」というGRらしさに一層磨きがかかりました。
チバ スマホのように気軽に構えられるのに、撮れる写真はスマホの域を超えていますね。
荻窪 撮影時の質感を調整できる、全14種のイメージコントロールも楽しいです。特にモノトーンは4段階あって、被写体によって雰囲気が大きく変わりますよ。
チバ さっき試しに会社の近くを歩きながら撮ったんですが、なんだか作品っぽく見えますね(笑)。「次は何を撮ろう」って思わせてくれる、スナップシューターらしいカメラですね。
リコー『RICOH GR IV』19万4800円

非球面レンズを1枚追加イメージセンサーも刷新され感度が向上

小型・軽量のボディーにAPS-Cサイズ相当のセンサーと新開発レンズを搭載し、操作性も向上。〝撮りやすさ〟を追求した一台に。
Photo by MINA DAIMON

冷却ファン搭載で長時間撮影でも安心。動画撮影ならこの一台
荻窪 続いてキヤノンの動画向けシリーズ最新モデル『PowerShot V1』です。動画撮影の最大の敵は「熱」なんですが、この機種は冷却ファンを内蔵しており、長時間の4K撮影が可能です。
チバ 動画撮影って、熱暴走で止まっちゃうことがあるんですよね。ファンの駆動音はそこまで大きくないし、マイクから少し離れているから、音を拾うこともないのがありがたい。
荻窪 レンズは超広角を採用しているので、自撮りでも背景までしっかり入りますし、手ぶれ補正のために周囲をトリミングする余白も確保できます。また、編集時に色を調整するためのLog撮影にも対応しています。
チバ 動画編集を見越した機能も多くて、YouTubeはもちろんプロ用途でも重宝しそう。こうして比較してみると、動画用と写真用でコンセプトに応じた設計が明確に分かれていますね。
荻窪 だからこそ、何を撮りたいかを基準に選ぶのが大事です。そこが決まれば、ぴったりの一台が見つかります!
キヤノン『PowerShot V1』14万8500円

バリアングル式モニターで自撮りもハイ・ローアングルも自在に撮影

冷却ファンを搭載しているので、長時間の動画撮影でも発熱を抑えられる。1.4型センサーのおかげで、写真も十分綺麗に撮れる。








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