新基準原付の登場で、バイクの世界に新しい風が吹き始めている。従来の50ccから125cc以下へと拡大し、走行の安定性や快適性が大きく向上。街乗りから小さな旅まで、〝お散歩ツーリング〟がぐっと身近になりそうだ。
さらに、中古EV市場の活性化や、中国BYDの軽EV「RACCO」登場による価格競争など、クルマ業界にも波乱の予感。これからの移動がどう変わるのか?専門家と共にワクワクする予言を紹介する。
ビークルの予言〈1〉
新基準原付でツーリングブーム到来
従来の50cc原付きに代わって、新たな基準の原付が2025年12月に登場した。これによって原付の排気量が125cc以下までアップし、より〝安定した走り〟を楽しめるバイクとなった。
信憑度90%
予言してくれたのはこの人!

バイクジャーナリスト
中村浩史さん
バイク雑誌の編集者を経て、バイクジャーナリストの道へ。スズキ『GSX1100S KATANA』やホンダ『DAX125』などを所有する。
高速道路を利用せずに行くお散歩ツーリングが流行
新基準原付は総排気量が125cc以下で、最高出力が4.0kW以下(従来は2.7kW)に制限された二輪車。その利点を中村さんは、
「最高出力が上がったことで、スムーズな加速ができ、坂道も以前より楽に上がっていけます。また原付二種のバイクをベースにしているので、車体とホイール径が大きくなり、走行が安定しました。ブレーキの性能も上がっているので、安心して運転できます」
これによって原付は使い方も変わりそうだ。
「高速道路を利用せずに行ける観光地へ、お散歩感覚で行くツーリングに新基準原付はぴったりです。アニメの影響で原付二種でツーリングやキャンプに行くのが人気になっていますが、新基準原付でも問題なく楽しめます」
普通自動車免許で乗れ、車両価格と税金は原付二種より安い。今すぐに新基準原付のある生活が始められそうだ。
新基準原付とは?知っておきたいQ&A
Q. 税金はどうなる?
税金はこれまでの原付と同じ、年額2000円。原付二種が年額2000〜2400円なので、ちょっぴりお得。また自賠責保険もこれまでどおり年額6910円〜になっている。
Q. 二段階右折しなくていいの?
交通ルールは、これまでの原付と変わらない。二段階右折をしないといけないのも同じだ。また最高速度は時速30km以下で、二人乗りもできないのも変わらない。
Q. 125ccの原付二種のバイクに乗れるの?
排気量は原付二種も新基準原付も同じ125cc以下だが、だからといって原付免許で時速60kmまで出せる原付二種のバイクに乗ることはできないので注意したい。

NAKAMURA’S IMPRESSION
「走り出しは旧原付よりも力強い。エンジンはスムーズに回転が伸びるタイプ。車体も充実し、『走る+曲がる+止まる』の安心感が増しています。特にフロントブレーキがABSつきディスクになって安全性も高まっています」
ホンダがいち早く発表した新基準原付
『Dio110 Lite』23万9800円

『クロスカブ110 Lite』40万150円

『スーパーカブ110プロ Lite』38万5000円

『スーパーカブ110 Lite』34万1000円

ホンダはスクータータイプの『Dio』と、配達などで使われる『スーパーカブ』、そして街乗りを意識した『クロスカブ』の3つのタイプを新基準原付としてラインアップ。『スーパーカブ』シリーズ3種は、前輪ディスクブレーキとABSを採用し、チューブレスタイヤを標準装備とするなど、これまでの50ccの原付から大きく変わった。







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