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三菱自動車が新型「デリカD:5」を発売、走行性能やデザインなど大幅改良

2025.12.30

三菱自動車は、オールラウンドミニバン「デリカD:5」の走行性能をより高めるとともに、力強いスタイリングにデザイン変更するなど大幅改良を施し、2026年1月9日(金)より販売を開始することを発表した。

「デリカ」は、その名前を「デリバリーカー」に由来し、1968年に初代モデルを発売して以来、「様々な道路状況において、確実に乗員や荷物を目的地まで運ぶクルマ」として誕生から半世紀以上と長くユーザーに支持されている。初代からの累計販売台数は138万台以上を記録し、当社の国内登録車の中で最も売れているロングセラーモデルとなる。

2007年1月に発売した5代目「デリカ」となる現行の「デリカD:5」は「ミニバンの優しさ」と「SUV の力強さ」の融合を開発テーマに、優れた居住性と多彩な積載性を備えるとともに、オフロードからオンロードまで幅広いシーンで活躍できる機動性・信頼性を合わせ持つ、唯一無二のオールラウンドミニバン。三菱自動車ブランドを象徴するモデルとして人気を博し、約19年間で30万台を超え国内販売を牽引している。

また、「デリカ」シリーズとして、今年10月29日に販売が開始された軽スーパーハイトワゴンの新型「デリカミニ」は、広々とした室内空間と力強い走りを融合させた先代モデルのコンセプトを継承し、さらに洗練された。運転のしやすさや、アウトドアから日常まで幅広いシーンでの使い勝手の良さを進化させたことで、多くのユーザーから高い評価を得ており、販売計画4,000台/月に対し、2025年12月17日までに15,000台を超える注文を受けている。なおNPO法人日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)が主催する2026年次「RJC カー オブ ザ イヤー」を受賞するなど、高い評価を得ている。

今回の新型「デリカD:5」では、以下の改良により、唯一無二の特徴である力強いスタイリングと走りをさらに進化させている。

「デリカD:5」の特長

■さらなる力強さと高い走破性を表現したエクステリア

フロントグリルとフロントバンパー、リヤバンパーをシンプルで立体感のある力強いデザインとし、リヤゲートでは、「DELICA」ロゴをガーニッシュ内へ取込むことで、リヤゲートパネルをよりシンプルでプレミアム感のあるデザインへと変更。また、ボディサイドにはワイドで安定感のある足回りと高い走破性を想起させる新採用のホイールアーチモールに加え、力強さを強調しギア感を高めた新デザインの18インチアルミホイールが採用された。

ボディカラーでは、人気のソリッド色調グレーに、光の当たり方によりブルーのハイライトが映る特別なカラーの「ムーンストーングレーメタリック」を採用した「ブラックマイカ」との2トーンを新たに追加し、2トーン5色、モノトーン4色の全9色展開となった。

■先進性に加えギア感とプレミアム感が向上したインテリア

インテリアでは、8インチカラー液晶のディスプレイメーター採用による視認性の向上に加え、金属調アクセントを採用したインストルメントパネルにより、先進性に加え、ギア感とプレミアム感が高められた。

また、センターパネルでは、傷つきに配慮したダークグレーとしたほか、シートには「CHAMONIX」で好評を得ているスエード調素材(撥水機能付)と合成皮革のコンビネーション生地を採用し、ステッチを内装各部同様のカーキ色とするなど、より機能的で統一感のあるインテリアとなっている。さらに、センターコンソール、フロアコンソールの下部にUSB Type-Cをそれぞれ2ポート追加し利便性も向上している。

■あらゆる路面での走破性・操縦安定性の向上を実現した走行性能

四輪を自在に制御することで車両運動性能を飛躍的に向上させる三菱自動車独自の車両運動統合制御システム「S-AWC」の搭載により、悪路走破性の向上と、優れた直進安定性、意のままの操縦性を実現した。また4つのドライブモード(NORMAL/ECO/GRAVEL/SNOW)と、下り坂でも車速を一定に保つヒルディセントコントロールを採用し、路面状況に応じた最適な走行を可能とした。

■三菱e-Assistの強化により安全性能、利便性が向上

「衝突被害軽減ブレーキシステム」では、従来の車両と人物の検知に加え、新たに自転車の検知を可能としたほか、「誤発進抑制機能」では、後退時でもアクセルの踏み間違えに対応した。また、前後バンパーに搭載したソナーにより、車両付近の障害物のおおよその位置をメーター表示と音で知らせる「パーキングセンサー」を追加。

「マルチアラウンドモニター」では、従来からカメラ画質を約3倍高め、両サイドビュー+フロントビュー画面や、バードアイビュー+透過フロントサイドビュー画面を追加することで視認性が大幅に向上、さらに移動物検知機能を採用することで、駐車場などでの周囲確認性も向上した。そのほか、前方車両の発進を知らせる「先行車発進通知」を追加するなど、より安全・安心・快適な運転をサポート。

【メーカー希望小売価格】

関連情報:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5/

構成/土屋嘉久

「CanCam」「Oggi」「Domani」などのファッション誌やサイトの編集に長年にわたり携わりながら、編集プロダクション「ADVOX株式会社」を設立。同時に、広告のクリエイティブディレクター&ライターとしても活動。近年は、DIMEをはじめとする情報誌やサイト、ラジオ番組などで、クルマや家電、美容、健康、グルメ、ファッション情報を発信。さらに現在では、クルマ好きが高じてWワークで超高級スーパーカーブランドにて車両移動する業務に携わり、毎日、フェラーリやランボルギーニ、ポルシェ、マクラーレン、アストンマーチン、マセラティ、ロータス、ベントレー、ロールスロイスなど、様々なクルマの運転を満喫中。

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