「あけおめLINE」は迷惑ではない!?受け取った7割の人がうれしいと答えた一方で、悩むのは送る相手の境界線

2025.12.31

ライフスタイル

立原尚子 (フリーライター)

LINEヤフーは、日本全国の20代から50代の男女を対象に年始の挨拶に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。

「LINE」で年始の挨拶を送る相手は、「友人」が92.5%、「家族・親戚」が54.6%

本調査では、約87%が年始の挨拶に「LINE」を利用していることが判明。その理由としては「手軽だから」「LINEでつながっている人が多いから」といった回答が上位に挙げられた。

また、「LINE」で年始の挨拶を送る際に悩むポイントについては、「どんな文面にするか悩む」、「毎年似たようなメッセージになってしまうことに悩む」といったメッセージの文面に関する回答が上位を占める結果となった。

【調査結果】

・約8割が年始の挨拶に「LINE」を最も利用していることが明らかに

年始の挨拶に使う連絡手段に関する設問では、「LINE」が86.6%で最多となり、次いで「年賀状」が32.8%、「SNS」が20.4%という結果となった。なかででも、最も利用する連絡手段として「LINE」を挙げた人は78.5%にのぼった。

年始の挨拶に「LINE」を利用する理由としては、「手軽だから」が83.6%、「LINEでつながっている人が多いから」が55.3%となったほか、「無料で送れるから」「スタンプや絵文字が豊富だから」といった回答も上位に挙げられた。

また、「LINE」で年始の挨拶を送る相手については、「友人」が92.5%、「家族・親戚」が54.6%、「同僚・上司・部下など仕事関係者」が25.3%と、さまざまな関係性において「LINE」での挨拶が行われていることがわかった。

・年始の挨拶がLINEで届くと「嬉しい」「ほっこりする」など前向きな気持ちが7割超

年始の挨拶が「LINE」で届いたときの最も近い感情を問う設問では、49.2%が「嬉しい」、25.0%が「ほっこりする」という結果になり、前向きな気持ちを示す回答が7割以上を占めた。一方で、「どう返すか悩む」は5.3%、「面倒だと感じる」は2.8%にとどまった。なお、「特に何も感じない」という回答が17.6%という結果だった。

また、年始の挨拶が「LINE」で届いたときに嬉しいと感じる瞬間をたずねたところ、「親しい人から連絡が来たとき」が64.5%、「久しぶりの人から連絡が来たとき」が58.0%、「思いがけない人から連絡が来たとき」が41.5%となった。普段の連絡頻度に関わらず、幅広い関係性の人からメッセージが届くことに嬉しさを感じるユーザーが多いことがうかがえる。

さらに、「LINEでの年始の挨拶をきっかけに、その後の会話が続くことはありますか？」という設問では「よくある」が13.3%、「ときどきある」が45.2%と、半数以上が「LINE」での年始の挨拶をきっかけに、その後のコミュニケーションにもつながっていることがわかった。

・3人に1人は「メッセージの内容」に悩むという結果に

「LINE」で年始の挨拶を送る際に悩むポイントをたずねたところ、「どんな文面にするか悩む」が37.1％と最も多く、次いで「毎年似たようなメッセージになってしまうことに悩む」が32.2%となった。いずれもメッセージの文面に関する回答が上位を占める結果となっている。

【調査概要】
調査主体：LINEヤフー
調査方法：LINEリサーチプラットフォーム利用の調査
調査対象者：日本全国の20歳～59歳の男女
有効回答数：1,051サンプル
調査時期：2025年12月15日～2025年12月18日
※市場の構成に合わせて割付回収
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある

■年始の挨拶に活用できる「LINE」の機能はこちら！

・「LINE AI」「LINE AIトークサジェスト」

「LINE」では、生成AIを活用し、友だちとのやり取りをより便利で豊かにする機能を提供している。そのひとつである「LINE AI」は、友だちと話すように質問や情報収集、画像生成を行なえるサービスで、メッセージの文面に悩んだ際の相談などに活用できる。

また、「LINE」のトークルーム内で利用できる「LINE AIトークサジェスト」は、会話の流れに合わせてAIが返信文を提案したり、ぴったりなLINEスタンプをおすすめしたりする機能。口調の変換などもできるので、いつもとは一味違ったメッセージを考えたいという場合にも役立つ。

・「あけおめスタンプ2026」

LINEヤフーでは、年末年始のコミュニケーションをLINEスタンプで気軽に楽しめる「あけおめスタンプ2026」の販売を行なっている。「あけおめスタンプ2026」には、楽曲「イイじゃん」がSNSで話題となったボーカルダンスユニット「M!LK」、大阪・関西万博公式キャラクターの「ミャクミャク」、原宿発のポップカルチャーを国内外に発信するFRUITS ZIPPERやCANDY TUNE などの「KAWAII LAB.」所属4グループなど、さまざまなアーティストやキャラクターが参加。また、今年は、声で気持ちを届けられるボイス付きスタンプがさらに充実しており、「M!LK」「ミャクミャク」はそれぞれ初のボイス付きスタンプとして登場する。なお、購入者にはおみくじおよび限定壁紙（一部スタンプは対象外）が付与される特典を提供する。