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現役大学生ライターが選んだ「今年使ってよかったサービス」3選

2025.12.26

2025年も終わりを迎えようとしている。一年を振り返ってみると、日常生活を確実にアップデートしてくれたサービスがいくつか思い浮かぶ。

今回はその中から、「今年使ってよかった」と感じたものを3つ、現役大学生のリアルな感想とともに紹介したい。

1:Endel

一つ目に挙げるのが、マインドフルネスアプリ「Endel」だ。一言で言えば、ヒーリング音を自動生成してくれるアプリである。

私がこのアプリに出会ったきっかけは、Instagramで流れてきた広告だった。音響心理学に基づいて設計された「音」が、人の集中やリラックス状態をサポートするという内容で、実際に使ってみると、たしかに頭の中が「整う」ような感覚があった。

Endelは、単なる作業用BGMとは明確に異なる。YouTubeにある作業用BGMのように、あらかじめ用意された音源を流すのではなく、天気や時刻、心拍数といったデータをもとに、そのときの自分のコンディションに合った音をリアルタイムで生成してくれる。

ビジュアルも洗練されていてかっこいい。

さらに、目的に応じてヒーリング音のテイストを切り替えられる。フォーカスモードやスリープモード、読書モードなどが用意されており、それぞれのシーンに適した音が自動で流れてくる。

実際に効果を感じているのは、集中力と睡眠の面だ。集中したいときに音楽を聴くタイプの筆者だが、Endelは「音楽を聴く」というよりも「環境音が流れている」という感覚に近く、意識を一つの方向にまとめてくれる。

これまでSpotifyを開いて曲を選んでいるうちにSNSを見始め、気づけば時間が過ぎてしまうことも少なくなかったが、Endelを使い始めてからはそうした寄り道がなくなった。

睡眠に関しても同様だ。筆者は無音では眠れないタイプで、以前はYouTubeをラジオ代わりに流して入眠していた。

しかし、広告が入ったり内容が気になってしまったりと、かえって眠りを妨げられる場面も多かった。その点、Endelのスリープモードは刺激が極めて少なく、脳が自然と睡眠モードへ移行していく感覚がある。

Endel公式の調査によれば、「集中力が6.3倍向上し、不安が3.6倍軽減する音」をリアルタイムで生成しているという。ONにもOFFにも使えるこのアプリには無料版もあるので、気軽に試してみてほしい。

2:メルカードゴールド

二つ目は「メルカードゴールド」だ。今年3月に発行が始まり、メルカリのヘビーユーザーである私は、その恩恵を存分に受けている。

“大学生でゴールドカード…?”と思う人もいるかもしれないが、メルカードは比較的審査が通りやすいという声も多く、初年度年会費無料の招待が届くユーザーもいるようだ。

私が「メルカードゴールド」を作ろうと思ったきっかけは、ポイント還元率の高さと、利用額に応じて付与されるボーナスポイントにある。

メルカリでの買い物のポイント還元率が最大4%になり、加えて、年間の利用額に応じ2500~2万円相当のボーナスポイントも付与される点は、ヘビーユーザーにとって大きな魅力だ。

年会費は5,000円だが、年間利用額が50万円を超えると翌年度の年会費が無料になる仕組み。年間利用額には、メルカリで商品を「売った金額」も含まれる点に注目。過去一年間の売買合計が50万円を超えていた人なら、メリットがある可能性が高い。

メルカリ以外での支払いはポイント還元率1%と一般的なので、メルカリ専用のカードとして割り切って使うのがいいだろう。実際に、私はこのゴールドをメルカリ専用で使っている。何を買っても実質的に4%引きになる感覚は、想像以上にありがたい。

メルカリによると、「メルカードゴールド」の利用者の40.9%が10~30代とされており、若い世代を中心に人気が広がっている。二枚目以降のカードとしてかなり扱いやすいことは確かなので、検討してみてはいかがだろうか。

3:ChatGPT Plus

すでに時代を大きく変え、この先どこまで人類を導いていくのか想像もつかない生成AI。その代表格といえば「ChatGPT」だ。

なかでも有料版の「ChatGPT Plus」は、私の大学生活に欠かせない存在になっている。

 無料版との大きな違いは、最新モデルGPT-5.2を利用できる回数にある。無料版では5時間で10メッセージまでという制限があり、上限に達すると自動的にGPT miniへ切り替わってしまう。

一方Plusでは、GPT-5.2を3時間で160メッセージまで利用可能で、体感としてはほぼ無制限に近い。

 なかでも私が最も魅力に感じているのが「Deep Research」機能だ。無料版では月5回までの軽量版しか使えないが、Plusでは軽量版15回に加え、フル版を10回、合計25回まで利用できる。AIが時間をかけて調査し、ソース付きで情報を整理してくれるため、AI特有の「あと一歩足りない」感が大幅に改善された。

私が有料版に切り替えようと思ったきっかけは、混雑時のアクセス制限をストレスに感じるようになったことだ。無料版では、作業が軌道に乗っているときに限って制限がかかる場面があり、使いづらさを覚えるようになっていた。有料版に切り替えてからは待ち時間が大幅に減り、以前よりも安定して活用できるようになった。

とはいえ、月額20ドル(約3000円)と、他のサブスクに比べればや高額なのも事実だ。毎日ガッツリ使うのでなければ、無料版でも十分かもしれない。現在は1か月の無料体験もできるようなので、まずは試してみてはどうだろうか。

文/宮澤敬太

元プロゲーマーのライターが見つけた2025年に買ってよかったもの3選

気づいたら2025年も残すところあとわずか。今年もDIMEや@DIMEの執筆活動を通じて、最新ガジェットから日用品、サービスまで数々の新しいものに触れてきました…

Author
2003年生まれの22歳、慶應義塾大学在学中。現役大学生の視点から若者文化や最新トレンド関係の記事を執筆。

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