2025年12月11日、年末の恒例企画「2025 第38回 小学館DIMEトレンド大賞」の発表・贈賞式が「東京ポートシティ 竹芝」の「ポートホール」で開催された。
雑誌「DIME」、WEB「@DIME」などで行った約4万5000票以上の読者投票をもとに、編集部員、そして選考委員4名(コメンテータの玉川 徹さん、音楽クリエーターのヒャダインさん、モデルの市川紗椰さん、DIME編集長・石﨑寛明)によって、「日用品部門」「レジャー・リテール部門」「グルメ・フード部門」「プロダクト部門」「ライフデザイン部門」「エンタメ部門」の6部門の部門賞が選出。その中から「小学館 DIMEトレンド大賞」が選ばれた。
本記事では「日用品部門」「レジャー・リテール部門」「グルメ・フード部門」の部門賞に輝いた9つの商品、サービスを受賞者のスピーチをあわせて紹介していく。
DIMEトレンド大賞受賞商品、話題の人物賞、ベストアーティスト賞のインタビューは12月16日発売のDIME2・3月合併号にて詳しくご紹介。そちらもぜひご覧ください!
【日用品部門賞】 毎日の暮らしをもっと便利により快適に変える
■株式会社セフト研究所/株式会社空調服 『空調服®』
2つのファンで外気を取り込み、汗の気化熱で体を冷やす日本独自のウェア。職場の熱中症対策義務化、インバウンド需要、アパレルとの協業を追い風に、売上高は24年の1.8倍となる85億円に拡大した。
「2004年に発売し建築現場を中心に浸透していきました。スカイツリー建設の現場で使われているニュースを見た時は感無量でした。今では街着としても愛用され感激しています」(代表取締役会長 市ヶ谷弘司)
■コクヨ株式会社 『大人のやる気ペン』
ペンに装着して使う、資格取得などの学習に励むビジネスパーソンをサポートするIotラーニングデバイス。専用アプリでユーザーとの出会いを創出するなど、脱・三日坊主に寄り添う。販売数は1万台を突破。
「学び続ける人々に寄り添って、モチベーション維持や習慣化を助ける、よりやる気の出るようなサービスを提供していきたいと思います」(イノベーションセンター IoT事業戦略ユニット 中井信彦)
■株式会社良品計画 『トッピングカップ付きランチカプセル』
蓋の内側にドレッシングやソース、ダシ・出汁入れなどに使えるトッピングカップを内蔵し、その場でかけて味わえる新感覚のランチスタイルを提案。発売直後からSNSで話題になり、品切れ店舗が続出した。
「ランチカプセルは、物価高や健康意識の高まりといった社会変化を鑑みて企画した商品です。こうした時代背景から多くの方に共感いただけたと考えています」(生活雑貨部ハウスウェア担当 田中凛)
【レジャー・リテール部門賞】 地域をまるごと元気にする感動体験を創出する新スポット
■株式会社ジャパンエンターテイメント 『ジャングリア沖縄』
沖縄県北部に誕生した大自然没入型のテーマパーク。世界遺産「やんばるの森」を舞台に、アトラクションやショー、スパ施設も完備。地域発展の起爆剤として、すでに地域経済への波及効果が広がる。
「素晴らしい自然の中で、その地形や環境を使いながら、興奮と贅沢な体験、そこからの解放感で沖縄の旅を最高にするパークです。来年度は新たなアトラクションも開業予定です」(代表取締役CEO 加藤健史)
■株式会社リージョナルクリエーション長崎 『長崎スタジアムシティ』
長崎の新たなランドマークとなった大型複合施設。約2万人収容可能なサッカースタジアムを中心に、スタジアムを一望できる客室などのあるホテル、アリーナ、商業施設、オフィスが一つの町を作りあげた。
「開業1年で約500万人の方に来場いただきました。この賑わいを一過性にすることなく、地域創生のロールモデルとして、来年も賑わいを創出していきたいと思っています」(執行役員 松橋拓己)
■星野リゾート 『LUCY尾瀬鳩待 by 星野リゾート』
星野リゾートが展開する初の山ホテル。山岳観光のハードルを払拭し登山初心者も安心して滞在できるホテル基準の施設とサービスを備える。開業初年の今年は約2週間で予約が完売するほどの人気を集めた。
「6つのブランドプロミスを軸に、登山やハイキングに出かける方の負担を軽減し、心から楽しんでほしいとの思いで運営しています。旅で得られる感動や喜びを届けてまいります」(総支配人 福井ゆう子)
【グルメ・フード部門賞】 味わったことのないおいしさで食生活に革新を
■株式会社カシュ・カシュ 『七宝麻辣湯』
日本初のマーラータン(麻辣湯)専門店。昨年19店舗だった店舗数が2025年12月には53店舗に拡大した。30種類以上の薬膳スパイスが効いたスープにはリピーター続出し、マーラータンブームも牽引した。
「おいしくてヘルシーなマーラータンをなんとしても日本に伝えないといけないという思いで歩んできました。今後も研鑽を重ね、日本人になくてはならない料理にしていきたいですね」(代表取締役 石神秀幸)
■キリンホールディングス株式会社『キリン本格醸造ノンアルコールラガーゼロ』
独自のラガービールテイスト製法を用いて、ビールに限りなく近い味わいを追求し、同社史上最大の設備投資と4年の歳月をかけて開発されたノンアルコールビール。発売約1ヶ月で販売数100万本を突破した。
「ノンアルコールビールを“事情がある時に仕方なく飲むもの”から、“生活を豊かにしてくれる飲料〟へ変わるよう、努力をしていきたいと考えています」(名古屋工場 醸造エネルギー担当 福井諒)
■株式会社資さん『資さんうどん』
やわらかな口あたりとコシのあるふわもち食感が特徴。関東1号店は1日の平均来店客数2000人を越えた。一番人気は「肉ごぼ天うどん(5本)」。年間480万個が売れる手作りの「ぼた餅」やおでんも名物。
「2026 年は店舗数をさらに増やし、”遠くまでわざわざ食べに出かける資さん〟ではなく、“日常の資さん〟として、安くておいしい北九州のソウルフードを全国に広げていきたいですね」(代表取締役会長・崎田晴義)
受賞式の模様は動画でも公開中↓
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