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「焦眉の急」の意味、説明できる?知らないと恥ずかしい言葉の使い方

2026.01.21

『焦眉の急』という言葉の意味や語源、ビジネスでの使用例を紹介します。また、類語との使い分けや英語表現も確認しましょう。重要な問題で使うことで、緊急性をアピールできます。

『焦眉の急』は、ビジネスシーンで重大な危機を表現する際に効果的ですが、正しく使うには意味と背景を理解しておくことが大切です。

まずは、言葉の意味と中国の古典に由来する成り立ちを紹介します。語源を知ることで、この表現が持つ重みや使用すべき場面がより明確になるでしょう。

「焦眉の急」の意味と由来

■「焦眉の急」は「眉が焦げるほど差し迫った状況」を指す

『焦眉の急』は『しょうびのきゅう』と読む四字熟語で、眉毛が焦げるほど近い場所まで火が迫っている状況を表します。中国の書物『五灯会元』に由来し、『差し迫った問題とは何か』という問いに対し、『火が眉を焼くときである』と答えた故事が記されています。

文字通り『眉を焦がすほど急がなければならない状態』という意味で、一刻の猶予もない緊迫した事態や、即座に行動を起こさなければならない差し迫った状況を表現する言葉です。重みのある表現なので、本当に差し迫った重大な状況で使うのが適切といえるでしょう。

ビジネスシーンでの具体的な使い方

プレゼン
(出典) pixta.jp

『焦眉の急』は格式高い表現ですが、実際のビジネスの現場ではどのように活用すればよいのでしょうか。経営課題を強調する場面での効果的な使用例や、上司・取引先への連絡における具体的な文例を紹介します。

■会議・プレゼンでの使用例

会議やプレゼンテーションで経営課題の緊急性を伝えたいとき、『焦眉の急』は参加者の危機意識を高める効果的な表現です。

【例文】

  • 市場シェアの低下が続いており、ブランドイメージを高めることは焦眉の急です
  • 競合他社の動向を考えると、対応策の検討は焦眉の急といえます

ただし、ささいな問題に使用すると、大げさに受け取られるため注意が必要です。本当に差し迫った重大な課題に限定し、具体的なデータや事例と組み合わせることで説得力が増します。

フォーマルな表現であるため、経営会議や取締役会など、重要な意思決定の場で使用するのが適切でしょう。

■メール・報告書での使用例

ビジネスメールや報告書では、上司や取引先に緊急性を伝えるため、使用するケースもあります。

【例文】

  • 現在進行中のプロジェクトにおいて重大な問題が発生しました。納期への影響を考慮すると、問題への対応は焦眉の急と認識しております
  • 貴社との契約内容の見直しについて、市場環境の急変により焦眉の急となっております。早急に打ち合わせの機会をいただけますでしょうか

ただし、ビジネスメールでは分かりやすく簡潔に意図を伝えることが求められます。難しい慣用句を使いこなすよりも、基本的には『早急に』『至急』といった表現の方が適切かもしれません。

「焦眉の急」の類語・言い換え表現

急いでいるビジネスパーソン
(出典) pixta.jp

『焦眉の急』と似た意味を持つ言葉は、それぞれ微妙にニュアンスや使用場面が異なります。ここでは、焦眉の急と混同しやすい類語について、具体的な使い分けのポイントを見ていきましょう。

■「喫緊(きっきん)」との違い

『喫緊』と『焦眉の急』は似た意味を持ちますが、ニュアンスには違いがあります。『焦眉の急』は『眉が焦げる』という視覚的イメージから、目の前に迫った危機的状況を強調する表現です。

一方、『喫緊』は緊急性の高さを示しつつも、やや冷静で客観的な印象を与えます。ビジネスでは、客観的で分かりやすい言葉を使った方がよいケースも多いため、『喫緊』は幅広く使える表現といえるでしょう。

■「火急(かきゅう)」との違いと使い分け

『火急』と『焦眉の急』の違いは、使える場面の広さにあります。『火急』は『火が燃え広がっているときのように差し迫っている様子』を表す言葉で、『焦眉の急』と語源的に近い表現です。

どちらも危機が差し迫っていることには変わりませんが、『火急』は軽微な問題・単なる急ぎの対応など重大な問題以外にも使われます。『火急の用』という形で、日常的な急ぎの連絡にも使用できます。

『焦眉の急』が重大な危機に限定されるのに対し、『火急』はより幅広い場面で使える表現です。

Author
IT系専門学校を卒業後、事務職やコールセンターのオペレーター勤務を経て2016年よりライター業を開始。 主な趣味はポイ活・投資・読書・競馬鑑賞など。 時間があればポイントサイトの比較やチェックをしている。

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