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福岡県の幸福度が高い街ランキング、3位筑紫野市、2位古賀市、1位は?

2025.12.23

博多・天神という二大都市圏を抱え、糸島や宗像の自然も身近に広がる福岡県。都市と自然、食と文化がバランスよくそろうこの地で、福岡県民が「幸せに暮らせる」と評価した街はどこなのだろう。

大東建託は、福岡県居住の20歳以上の男女、合計34,453名を対象に過去最大級の居住満足度調査を行い、「いい部屋ネット 街の幸福度・住み続けたい街ランキング2025<福岡県版>」として集計したので、結果を紹介しよう。

街の幸福度が高い“自治体”トップは2年連続で「糟屋郡新宮町」

糟屋郡新宮町が、2年連続で1位に輝いた。2位は古賀市(昨年4位)、3位は筑紫野市(昨年8位)で、いずれも昨年から順位を上げてトップ3入りしている。

その他トップ10内では、7位福岡市城南区(昨年11位)、10位北九州市八幡西区(昨年16位)が、昨年から順位を上げてトップ10入りを果たした。

トップ20内で大きく順位を上げたのは、12位糟屋郡志免町(昨年20位)。トップ20内では、昨年は偏差値50未満で順位非公開だった北九州市門司区が、今年は14位にランクインしていた。1位~12位の自治体は、偏差値60台で相対的に高い評価となっている。

街の幸福度が高い“駅”トップは昨年13位から順位を上げた「祇園」

福岡市博多区に位置する祇園が、昨年13位から順位を上げて1位に輝いた。2位は初登場の糟屋郡粕屋町に位置する酒殿で、昨年は累計回答者数が30名未満でランキングの集計対象外であった。

3位は北九州市八幡西区に位置する今池で、昨年6位から順位を上げている。その他トップ10内では、徳力嵐山口が、昨年17位から大きく順位を上げて5位となった。

11位~20位で初登場の駅は、14位の穴生で、昨年は累計回答数が30名未満でランキング集計対象外であった。また、20位貝塚が昨年42位より大きく順位を上げてトップ20入りしている。

その他、昨年は偏差値50未満で順位非公開だった19位の箱崎九大前が、今年はトップ20入りしていた。トップ2の駅は偏差値70台の高い評価で、3位~20位の駅は偏差値60台で相対的に高い評価となっている。

住み続けたい街(自治体)トップは2年連続で「福岡市中央区」

1位は2年連続で福岡市中央区で、唯一偏差値70台の高い評価を得ている。福岡市中央区は、「街に誇りがある」「街に愛着がある」「住みここち」「住みたい街」でも1位となる高い評価を得ている街だ。

2位は2年連続で福津市、3位は昨年5位から順位を上げた北九州市若松区。その他トップ10内では、4位北九州市戸畑区(昨年6位)、5位北九州市門司区(昨年10位)など、北九州市の行政区が昨年よりランクアップし、トップ5にランクインしている。

「住み続けたい」トップ10をみると、「街に誇りがある」「街に愛着がある」でも上位に入っている自治体が多く見られた。「住み続けたい」という気持ちは、街に対する誇りや愛着と関係している傾向がうかがえる。

トップ20内では、昨年は偏差値50未満で順位非公開だった田川郡福智町が、今年は15位にランクインしている。

1位の福岡市中央区は唯一偏差値70台の高い評価、2位~10位の自治体は偏差値60台で相対的に高い評価となっている。

住み続けたい街(駅)トップは4年連続で「桜坂」

福岡市中央区に位置する桜坂が、唯一偏差値80台の極めて高い評価を得て、4年連続で1位に輝いた。

2位は福岡市中央区に位置する薬院大通(昨年3位)、3位は福岡市東区に位置する香椎神宮(昨年5位)。

その他トップ10内で初登場の駅は、5位永犬丸、6位遠賀野で、いずれも昨年は累計回答者数が30名未満でランキングの集計対象外だった筑豊電気鉄道沿線の駅だ。

11位~20位では、16位名島(昨年28位)、17位福間(昨年32位)、20位西鉄五条(昨年42位)が、昨年より大きく順位を上げてトップ20入りしていた。その他、昨年は偏差値50未満で順位非公開だった新栄町が、今年は19位にランクイン。

1位の桜坂は唯一偏差値80台の極めて高い評価を得ている。2位~5位の駅は偏差値70台の高い評価、 6位~18位の駅は偏差値60台で相対的に高い評価となっている。

調査概要
調査方法:マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
回答者:福岡県居住の20歳以上の男女、2021年~2025年(一部の回答のみ2020年・2019年を追加)合計34,453名を対象に集計。
調査期間:
2025年2月21日(金)~3月10日(月):2025年調査(回答者数:7,438名)
2024年2月21日(水)~3月14日(木):2024年調査(回答者数:6,689名)
2023年2月17日(金)~3月15日(水):2023年調査(回答者数:7,114名)
2022年3月 8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:6,952名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:5,768名)
2020年3月17日(火)~4月 3日(金):2020年調査(回答者数:360名 ※一部の回答のみ使用)
2019年3月26日(火)~4月 8日(月):2019年調査(回答者数:132名 ※一部の回答のみ使用)
計34,453名

関連情報
https://www.eheya.net/sumicoco/

構成/Ara

昭和63年生まれ。最新のトレンドを横断的に紹介するオールラウンド系ライター。編集プロダクションでの書籍制作や、男性向け美容・健康WEBマガジンでのライター経験を経て、現在は最新ファッションアイテムを中心に執筆活動を展開中。

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