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「期限切れの薬を飲んだ経験がある」のは2人に1人、知らないと危険な薬の使用期限

2025.12.25

12月に入り、季節は本格的な冬へと移り変わった。体調を崩しやすいこの時期、多忙ゆえに病院へは行かず、家にある常備薬で身体の不調を緩和させようとする人も多いのではないだろうか?

第一三共ヘルスケアはこのほど、全国20~60代男女500名を対象に「常備薬に関する実態調査」を実施し、その結果を発表した。

TOPIC 1 薬の常備有無・保管に関する実態調査

■半数以上(51.0%)が体調を崩した場合に備えて「薬を常備している」と回答

体調を崩した際に備えて薬を常備しているかを尋ねたところ、約1割(7.0%)が「万全に備えている」、約4割(44.0%)が「まあまあ備えている」と回答し、あわせて全体の約5割(51.0%)が「薬を常備している」ことがわかった《グラフ1》。

さらに、薬を備えていると回答した人に対し、常備薬の見直し(使用期限や効果などの確認)の有無を聞いたところ、2人に1人(47.8%)が「見直していない(確認していない)」と回答した《グラフ2》。薬を備えている一方で、定期的に確認する必要性が十分に浸透していない実態が明らかになった。

■常備薬の見直し状況、男性の約6割(57.3%)、女性の約4割(38.9%)が「見直していない(確認していない)」と回答

また、「常備薬の見直し状況」を男女別に比較したところ、男性の約6割(57.3%)、女性の約4割(38.9%)が「見直していない(確認していない)」と回答した《グラフ3》《グラフ4》。男女間で18.4ポイントの差が見られ、薬の確認や管理においては、男性の方が見落としやすい傾向があることがわかった。

■常備薬の保管場所、約4割(38.8%)が「薬を収納するための専用の箱」で管理していると回答

常備薬の保管場所について尋ねたところ、約4割(38.8%)が「薬を収納するための専用の箱」で管理している一方、「引き出し」(27.8%)や「空き箱などの簡易的な箱」(25.2%)に保管しているという結果になり、人によって保管方法にばらつきがあることが見られた《グラフ5》。

TOPIC 2 常備薬の使用期限に関する行動調査

■全体の9割以上(92.2%)が「常備薬には使用期限があることを知っている」と回答

また常備薬には使用期限があることについて、全体の9割以上(92.2%)が「知っている」と回答し、広く認知されていることがわかった《グラフ6》。

一方で、「使用期限切れの薬を飲んだ経験の有無」を尋ねたところ、2人に1人(48.2%)が「飲んだことがある」と回答する結果になり、常備薬の使用期限については広く認識されているものの、期限切れへの事前準備は限られていることがうかがえた《グラフ7》。

【解説】くすりの使用期限を守る重要性について

通常、外箱・ラベルに表示されている使用期限は未開封のものであり、適切に保管したときの品質が保証されている期限のことだ。期限の切れたくすりは変質したり、効き目が低下していたりすることがある。

また期限内でも、高温多湿など適切でない条件で保管されていた場合は変質しているおそれがある。

使えなくなったくすりやのみ残してしまったくすりは使わずに捨てよう。常備薬の期限を確認しやすいよう、くすりは専用の箱(くすり箱)で管理することもおすすめだ。

参考:第一三共ヘルスケア「くすりと健康の情報局」くすりの使用期限

<調査概要>
調査名称:第一三共ヘルスケア「常備薬に関する実態調査」
実施時期:2025年9月26日(金)~10月3日(金)
調査対象:全国20~60代の男女500人(性年代別均等割付)
調査方法:インターネット調査
調査委託先:ネットエイジア株式会社  

※グラフの構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計が必ずしも100%にならない場合がある。

出典元:第一三共ヘルスケア株式会社

構成/こじへい

Author
1986年、神奈川県生まれ。ライター歴は15年目で、現在は主にPR、芸能、YouTube関連の記事を執筆しています。

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