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SNS利用者4000人に聞いた生活に役立つと思う情報源TOP3、3位X、2位テレビ、1位は?

2025.12.19

いまや情報収集やコミュニケーションに欠かせないツールとなったSNS。世代によって利用しているサービスに違いはあるが、その実情はどうなっているのか。

NTTドコモ モバイル社会研究所は、『X』、『Instagram』、『Facebook』、『TikTok』のいずれかを利用しているSNS利用者に情報源やメディアに関する意識調査をして、その結果を発表した。それによれば、SNS利用者にも関わらず、意外にもWebサイトを挙げる人が多かった。

視野が広がるメディアはWebサイトが人気

・視野が広がるメディア [%](性・年代別、単一回答)
[調査対象:全国・15歳~59歳・SNS利用者・n=4031]

・視野が広がるメディア [%](性・年代別、単一回答)
[調査対象:全国・15歳~59歳・SNS利用者・n=4031]

・視野が広がるメディア上位5位まで[%](性・年代別、単一回答)
[調査対象:全国・15歳~59歳・SNS利用者・n=4031]

10代から50代のSNS利用者に、利用している情報源やメディアでもっとも視野が広がるものについて質問すると、SNS利用者全体でもっとも多かったのは約2割強が回答したWebサイトだった。それに『YouTube』(16%)、「テレビ」(15%)が続いた。『X』や『Instagram』も1割を超えており、人によって視野が広がると考えているものに違いがあることがわかった。

性・年代別では、男性の20代から50代と女性の40代から50代ではWebサイトがもっとも高く、幅広い性・年代がWebサイトで視野が広がると考えていた。男性若年層では『X』や『YouTube』、女性若年層では『X』や『Instagram』の割合が高く、若年層ではソーシャルメディアが選ばれた。年齢が上がると男性は「テレビ」や『YouTube』、女性は「テレビ」が高くなる傾向もあった。

生活に役立つ情報源はWebメディアだが女性若年層は『Instagram』を支持

・もっとも生活に役立つメディア [%](性・年代別、単一回答)
[調査対象:全国・15歳~59歳・SNS利用者・n=4031]

・もっとも生活に役立つメディア [%](性・年代別、単一回答)
[調査対象:全国・15歳~59歳・SNS利用者・n=4031]

・もっとも生活に役立つメディア上位5位まで[%](性・年代別、単一回答)
[調査対象:全国・15歳~59歳・SNS利用者・n=4031]

10代から50代のSNS利用者に、情報源やメディアでもっとも生活に役立つものを質問すると、全体でもっとも割合が高かったのはWebサイトで3割を超えた。それに「テレビ」(20%)、『X』と『Instagram』(各13%)が続いた。

性・年代別では、男性の10代から50代と女性の30代から50代でWebサイトがもっとも割合が高く、幅広い性・年代がWebサイトを生活に役立つと考えていた。女性の10代から20代では『Instagram』がもっとも高く、『Instagram』で生活に関する情報を取得している人が多かった。

男性では、Webサイトに次いで高いのは『X』や「テレビ」、『YouTube』などだった。女性は、若年層では『Instagram』に次いでWebサイトや『X』が高く、30代以上ではWebサイトに次いで『Instagram』や「テレビ」が高かった。

男女で割合が高いのは、Webサイトや「テレビ」や『X』に加えて、男性では『YouTube』、女性では『Instagram』だった。性別によって生活に役立つ情報源やメディアの意識には違いがあるようだ。

娯楽として楽しんでいるメディア:男性は各年代でYouTubeが上位、女性は若年層でInstagramが上位

・娯楽として楽しんでいるメディア [%](性・年代別、単一回答)
[調査対象:全国・15~59歳・SNS利用者・n=4031]

・娯楽として楽しんでいるメディア [%](性・年代別、単一回答)
[調査対象:全国・15~59歳・SNS利用者・n=4031]

・娯楽として楽しんでいるメディア上位5位まで[%](性・年代別、単一回答)
[調査対象:全国・15~59歳・SNS利用者・n=4031]

10代から50代のSNS利用者に、情報源やメディアでもっとも娯楽として楽しいものについて質問すると、SNS利用者全体では『YouTube』がもっとも高くて3割を超えた。それに「テレビ」(17%)と『Instagram』(16%)が続いた。

性・年代別では、男性は10代から50代の全年代で『YouTube』がもっとも高く、男性の10代から30代では4割を超えていた。10代から30代では『X』やWebサイトの割合が高く、40代から50代では「テレビ」やWebサイトも高かった。

女性では、10代から30代は『Instagram』、40代では『YouTube』、50代では「テレビ」の割合がもっとも高かった。10代女性では『TikTok』と『YouTube』が高く、20代から30代女性は『YouTube』や『X』、40代女性では「テレビ」や『Instagram』、50代女性では『YouTube』やWebサイトが高かった。

『YouTube』は、全体的に娯楽として楽しんでいる割合が高く、性・年代別で娯楽として楽しんでいるメディアが違うことも浮き彫りになった。

今回の調査では、まだWebメディアが強かったが、10代女性で人気の『TikTok』がほかの性・年代でも存在感を高めており、今後の勢力図も変わっていきそうだ。

「2025年 SNS利用者行動調査」概要

調査対象:全国の15歳~59歳の男女
調査時期:2025年2月
有効回答数:4031
調査方法:Web
サンプリング:QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)
・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付してSNS利用率を調査。調査結果からSNS利用者比率に比例して再割付を実施。
調査におけるSNS利用率は、『X』、『Instagram』、『Facebook』、『TikTok』のいずれかを利用している人の割合。SNSを利用していない人は含まれていません。
※その他には「新聞」「本・雑誌」「その他SNS・ネット動画」を含む。

https://www.moba-ken.jp/whitepaper

構成/KUMU

30年以上暮らした東京から実家に戻った地方在住フリーライター。得意分野は、ゲーム、アニメ、マンガやIT&デジタル関連など。自宅でリモート取材や自宅作業が増えたので、20年以上ぶりにフル自作PCを作成して活用中。最近の取り組みは、実家で発掘したセガマークⅢ以降の昭和から平成のゲーム機が動くか点検すること。

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