人の心に“ときめき”を灯す空間づくりをテーマに、建築設計やインテリアデザインを手掛けるLUSTYdesignは、夫婦二人が快適に暮らすための「木造平屋レジデンス」の建築設計を行ない、2025年11月1日に竣工した。
緻密な構造設計によって内部に一切の柱を露出させず、広々とした開放感のある内部空間を実現
本邸宅は、これからの人生をゆったりと楽しむ夫婦のために設計された、延床面積118.76m2の木造平屋住宅。「何十年経っても古さを感じさせない普遍性のあるデザイン」をコンセプトに、LUSTYdesign Inc.が得意とする海外の邸宅のようなスケール感と、シンプルでありながらも見る者を惹きつける威風堂々とした佇まいを実現した。
間取りはLDKを中心に、寝室、ゲストルーム、パウダールーム、バスルーム、トイレを配置した2LDKの構成。緻密な構造設計によって内部に一切の柱を露出させず、広々とした開放感のある内部空間を実現させている点が特長で、LDK南側の大開口サッシからは広々としたテラスへとシームレスに繋がり、内と外が一体となる豊かな居住空間を創出。施主からは「想像以上に素敵な、海外の邸宅を思わせる建物に感動している。内部は段差がなく、動線もシンプルで非常に暮らしやすい」との高い評価を得ているという。
■計算された比率美と機能性が融合した、唯一無二の“タイムレス”な空間
・「海外邸宅」をイメージした、黄金比に基づく美しいファサード
建物の顔となるファサード(外観)は、縦横の比率を緻密に計算し、誰が見ても美しいと感じるプロポーションを追求。テラスの軒、駐車場の屋根、そして建物両端の袖壁を同じ見附寸法(厚み)で一体に繋げることで、シンプルながらも印象的な輪郭を形成させた。無駄を削ぎ落としたデザインが、長きにわたり愛される普遍的な美しさを放つ。
・柱の無い広々とした内部空間と、快適性を極めた住環境
緻密な構造設計により、木造でありながらも柱のない広々とした内部空間を実現。意匠性だけでなく居住性能にもこだわり、全サッシにペアガラスを採用した他、天井と壁、床の断熱性能を高めるとともに、リビングやキッチンには床暖房を完備させ、快適な住環境となるよう設計した。また、老若男女が住みやすいよう、内部の段差を排除し、加えて単純明快な動線の間取りとすることで、将来にわたってストレスなく暮らせる機能的な住まいとなっている。
構成/立原尚子







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