来年6月にアメリカ・カナダ・メキシコで共同開催される大規模なサッカーイベント。同大会の試合観戦を目的とした旅行先・宿泊先としては、どんな都市が人気を集めているのだろうか?
エクスペディアはこのほど、2026年夏に向けた北米へのサッカー観戦需要の高まりを受けて、「観戦旅行動向レポート第二弾」を発表した。
旅行検索数、ダラスは約14.2倍、アトランタは約1.7倍に増加
エクスペディアの検索データをもとに、2025年11月7日~12月4日と2025年12月5日~12月8日の1日当たりの平均旅行検索数を比較したところ、「ダラス」への旅行検索数が約14.2倍に増加した。「アトランタ」の検索数も約1.7倍に増加しており、サッカー観戦を目的とした北米旅行を検討する動きが一段と高まっていることがうかがえる。
また、2025年8月18日にエクスペディアが発表した「観戦旅行動向レポート第一弾」では、2026年6~7月の宿泊料金を比較し、最も安く、お得に宿泊できる開催都市のランキングを公表している。1位は首都の「メキシコシティ」、2位はメキシコ北部の産業都市「モンテレイ」、3位は文化の街「グアダラハラ」となった。宿泊費を抑えながらサッカー観戦をきっかけとした北米旅行を計画したい場合は、これら3都市を候補としてはいかがだろうか。
【参考資料】「観戦旅行動向レポート 第一弾」
エクスペディアが2025年8月18日に発表したエクスペディアの旅行者データに基づく「観戦旅行動向レポート第一弾」によると、来年の夏にアメリカ・カナダ・メキシコで開催されるサッカーイベント期間中の旅行需要は世界全体で125%増加しており、日本人旅行者の需要はさらに多く、190%増加していることが明らかになった。
また、イベント期間中に最も宿泊料金が安く、お得に宿泊できる開催都市はメキシコシティで、逆に最も宿泊費が高額なのはダラスだった。
■最もお得な開催都市
予算を抑えたいファンにとって、メキシコ北部の産業都市「モンテレイ」、文化の街「グアダラハラ」、そして「メキシコシティ」が特にお得な開催都市と言える。
・メキシコのホテルは、アメリカの開催都市よりも約50%安く、カナダの開催都市よりも55%も割安
・アメリカではヒューストン、マイアミ、ロサンゼルスが特にお得で、ダラスと比べると最大で約半額程度になることも
・ダラス近郊のアーリントンでは、開幕戦当日のホテル料金が1泊100ドルから1,400ドルまで大きく変動
・カナダでは、バンクーバーのホテルが平均でトロントより約40%高い
出典元:エクスペディア
構成/こじへい







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