「オンラインギフト(eギフト)」とは、インターネットを通じて相手にギフトを贈る・受け取ることができるサービスだ。
遠く離れて暮らす親しい人の誕生日を祝ったり、お世話になった人へのちょっとした感謝の気持ちを伝えたりする目的で、利用した経験のある人は多いのではないだろうか?
スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」はこのほど、日本全国の15歳~69歳の男女3152名を対象に、オンラインギフト(eギフト)を贈った経験や、もらってうれしいオンラインギフト(eギフト)に関する調査を実施し、その結果を発表した。
オンラインギフト(eギフト)を贈った経験・利用シーン
まず、「オンラインギフト(eギフト)」を贈ったことがあるか、また贈ったことがある人はどんな時に使ったかを聞いた。
「オンラインギフト(eギフト)を贈ったことがない」人は全体の約5割で、約半数の人は贈った経験があることがわかった。中でも「贈ったことがない」割合が最も低いのは、20代女性で約3割となった。
オンラインギフト(eギフト)を贈った時は、全体では「誕生日のお祝い」が3割弱で1位となり、すべての年代でも1位だった。特に20~30代女性では5割前後と高い傾向にあった。
全体の2位以降は「お礼や感謝を伝えるとき」「差し入れやちょっとした贈り物」が1割台で続く。
利用率の高い20代では、「お礼や感謝を伝えるとき」「差し入れやちょっとした贈り物」「サプライズで贈った」の割合が、ほかの年代と比べて高くなっていた。
全体ではランキング外だが、「自分用に購入した」は1割弱で6位となった。
もらってうれしい「オンラインギフト(eギフト)」ランキング
もらってうれしい「オンラインギフト(eギフト)」について、最大3つまで選んでもらった。
全体では、「コンビニなどで使えるギフトカード/チケット(QUOカード、JCBギフトカード、Visaギフトカードなど)」、「カフェで使えるギフトカード/チケット(スターバックス、タリーズのドリンクチケットなど)」が約3割でTOP2となった。
3位以降は、「お菓子・スイーツ」「食べ物・フード(肉、魚介類、米、果物など)」「飲食チェーン店で使えるギフトカード/チケット(スシロー、吉野家、ケンタッキーフライドチキンなど)」が続く。
年代別にみると、10代では「ゲーム・音楽などで使えるギフトカード/チケット(Apple Gift Card、Spotifyギフトカード、ニンテンドープリペイドカードなど)」が2割台半ばで1位。特に10代男性では3割強と高い結果となった。
また、ランキング外だが「映画・イベントのギフトカード/チケット(ムビチケやTOHOシネマズギフトカードなど)」、「美容・コスメ用品」もほかの年代と比べて10代で高めの割合となった。
20代・30代では「カフェで使えるギフトカード/チケット」、40~60代では「コンビニなどで使えるギフトカード/チケット」がそれぞれ3割台半ばで1位となった。また、60代では好きなものを選べる「カタログギフト」が2割台後半とほかの年代よりも高く、2位に入った。
20~40代では「通販サイト用電子マネーギフト(Amazonギフトカード、ZOZOポイントなど)」も2割台でランクインした。
<調査概要>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2025年11月4日~2025年11月5日
有効回収数:3152サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある
出典元:リサーチノート(LINE)
構成/こじへい







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