デリカD:5 2026年モデルの改良点を徹底解説!
1. デザイン変更
フロントグリル、フロント&リヤバンパーをシンプルで立体感あるより力強いデザインに変更するとともに、ボディサイドにはワイドで安定感ある足回りと高い走破性を想起させる新採用のホイールアーチモールを追加し、ギア感を強めた新デザインの18インチホイールを採用。
リヤの「DELICA」ロゴをガーニッシュ内に取り込むことでリヤゲートパネルを一段とシンプルでプレミアム感あるデザインに進化させているのも前型との違い。ボディカラーは新色の「ムーンストーングレーメタリック」が追加されている。
2. 先進性とギア感、プレミアム感を向上させたインテリア
インテリアでは新たに8インチカラー液晶ディスプレーメーターを採用することでメーターの視認性を高め、インパネに金属調のアクセントを採用。
シートは人気のCHAMONIX(シャモニー)グレードで好評の撥水機能付きスエード調素材と合成皮革のコンピネーション生地を用い、ステッチを内装各部と同じカーキ色とするなど、より機能的で統一感あるインテリアに昇華。
センターコンソール、フロアコンソール下部にUSB type-Cのポートをそれぞれ2つに追加し、スマホ時代の利便性を高めているのも特徴となる。

3. あらゆる路面での走破性・操縦安定性の向上
デリカD:5はこれまでも、三菱自動車のSUV同等の高い走破性を持つミニバンとして知られているが、2026年モデルでは、ついに四輪を自在に制御することで車両運動性能を飛躍的に向上させる、三菱自動車独自の車両運動総合制御システムS-AWCを搭載。
悪路走破性を向上させるとともに、直進安定性、意のままの操縦性を実現。また、4モードのダイヤル式ドライブモードセレクター(ノーマル、エコ、グラベル、スノー)と下り坂でも車速を一定に保つヒルディセントコントロールを採用。路面状況に応じた最適な走行を可能にしているのである。
4. 先進運転支援機能の三菱e-Assistの強化
この時代に欠かせない先進運転支援機能も2026年モデルで強化され、衝突被害軽減ブレーキシステムには従来の車両と人物の検知に加え、自転車の検知を追加したほか、誤発進抑制機能では後退時のアクセルの踏み間違いに対応。
また、前後バンパーに搭載したソナーにより、車利用付近の障害物のおおよその位置をメーター表示と音で知られるパーキングセンサーを追加している。
マルチアラウンドビューモニターは従来から画質を約3倍に高め、両サイドビュー+フロントビューやバードアイビュー+透過フロントサイドビュー画面を追加。
視認性を大幅に向上させるとともに、移動物検知機能も新採用。悪路の走りのシーンはもちろん、駐車場での周囲確認性を向上させている。
つまり、デザイン、使い勝手、走破性能、安全性能を一段と高めたのが、デリカD:5の2026年モデルの新型ということになる。
発売日は2026年1月9日に決定。つまり、東京オートサロン2026の初日の会場で新型が展示、披露されることになる。
文/青山尚暉
写真/三菱自動車 青山尚暉 雪岡直樹







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