三菱自動車の主力車種の1台、デリカは1968年に初代モデルが登場し、以来「様々な道路状況において、確実に乗員や荷物を目的地まで運ぶ」クルマとして、誕生から半世紀にわたり多くのユーザーに支持されつづけているロングセラーモデル。
現在の5代目となるデリカD:5はアウトランダーをベースに、「ミニバンのやさしさ」と「SUVの力強さ」をテーマに、3列シートの居住性と多彩な積載性、そしてオフロードからオンロードまで、一歩先まで踏み込める、どこまでも走っていける機動性と信頼性を併せ持つ。
ミニバンの皮をかぶったSUVとも称される、他に類を見ないミニバンとして2007年にデビュー。
2019年のビッグチェンジで大幅に進化したデリカD:5
そして2019年には12年ぶりのビッグチェンジを行い、ダイナミックシールドを用いたフロントデザイン、機能性と上質さをコンセプトとしたインテリアを採用。
パワーユニットを2.2Lクリーンディーゼルエンジン+8AT、駆動方式を電子制御4WDシステムに統一。唯一無二のオールラウンダーなミニバンとして確固たる地位を築いてきたのである。
2019年のビッグチェンジ以降のデリカD:5は走行性能や快適性も俄然、向上、洗練され、ファミリーユースのミニバンとして、山道を爽快に駆け抜けるミニバンとしての資質を大幅に高めたことを、筆者の試乗からも確認済みだ。
デリカD:5は三菱自動車が主催するスターキャンプに集まる三菱車の多くを占めていることからもその人気ぶり、アウトドア、キャンプにうってつけてあることが分かる。
それと同時に愛犬家が愛犬と乗るミニバンとしても、モータージャーナリストにしてドッグライフプロデューサーでもある筆者が”お墨付き”与えているほどのドッグフレンドリーカーであると言っていい。
2026年1月9日に待望の新型デリカD:5 2026年モデルを発売!!
さて、そんなデリカD:5はジャパンモビリティショー2025で新型のプロトタイプを展示。2025年10月30日からすでに新型の受注が開始されている。
@DIMEではそんなデリカD:5の2026年モデルにいち早く触れる機会を得た。ここではその詳細をお届けすることにしたい。
コンセプトは「アウトドア志向のオールラウンドミニバン」で、デリカらしさを継承しつつ、安全・安心・快適、そして走破性の向上を追求・・・というものだ。具体的な2026年モデルの主な改良点は大きく分けて4つ。







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