年末年始は、家族や友人が集まって外食する機会も増えそうで、そんな時、ホットペッパーグルメやPayPayグルメなど飲食店予約サイトと組み合わせることで効率よくポイ活ができることは比較的よく知られているが、そこに株主優待を上手に組み合わせてみよう。
外食の株主優待の使い方
飲食店予約サイトの使い方は簡単だ。ホットペッパーグルメ、ぐるなび、PayPayグルメ、食べログといった飲食店予約サイトを利用するだけだ。高級店だと一休.comレストラン、ホテルビュッフェだとOZmall(オズモール)から予約できることもある。
その時、ちょっとした手間を惜しまずに利用すればよい。
1.ポイントサイトから飲食店の予約サイトを利用する
例えば、ホットペッパーグルメであれば、モッピーやニフティポイントクラブ、ワラウなどのポイントサイトから予約すると、ポイントサイトのポイントも貯まる。よく利用するポイントサイトを決めて、「ポイントサイトのポイント」も貯めよう。
これは、ホットペッパーグルメで貯まる、リクルートポイントやdポイント、Pontaポイントとは「別で」貯まる。
・各種ポイントサイト(モッピーやニフティポイントクラブ、ワラウなど)経由で→ホットペッパーグルメ予約
・各種ポイントサイトのポイント、ホットペッパーグルメのポイント、どちらも貯まる
2.支払いは株主優待で節約する
外食は自炊よりも高くなりがちだと思う人も多いかもしれないが、もし、株主優待の優待券があれば、一部でも支払えば外食代は安くなる。
株主優待のある株を買うお金は必要だが、ちょっとずつ積み重ねて保有株を増やしてみよう。すると、あの店でもこの店でも使えるようになる。いずれは、自炊よりも外食の方が安いなんてこともありえるかもしれない。
3.「ポイント加算のねじれ」が起こっている!ポイ活の達人は複数ポイントを貯める
難しいのが、どの飲食店予約サイトを使うかだ。筆者は楽天経済圏で楽天ポイントをメインで貯めているが、このメインポイントの楽天ポイント以外を貯めることがある。
もちろん、扱う掲載店舗が違うということもある。ただ、これまでは、Vポイントを貯めている人は食べログで予約すべき、PayPayポイントを貯めている人だとPayPayグルメで予約すべきと言われてもきて、「貯めたいポイント」で区分けされることが多かったが、複数ポイントを貯めているなら「その時にもっとも多く貯まるポイントサイト」を選ぶべきだ。
今だと、PayPayグルメではディナーは「人数×200円分」、ディナー以外の時間帯は「人数×100円分」のPayPayポイントがもらえる。
かっぱ寿司を家族4人でディナータイムに利用する例を紹介しよう。
PayPayグルメ……
「人数×200ポイント」なので800ポイントもらえる
ホットペッパーグルメ……
予約サイトで120ポイントもらえる
「人数×50ポイント」なので200ポイント
※リクルートポイント、dポイント、Pontaポイントいずれか
合計320ポイント
予約ポイントだけでいうと、かっぱ寿司を利用したい時、予約ポイントだけを見るとPayPayグルメに軍配が上がる。dポイントやPontaポイントをメインで貯めていても、PayPayグルメの方がよさそうに感じる。
ただし、ホットペッパーグルメでは来店して口コミを書くことで300ポイント(ホットペッパーグルメ限定ポイント)が追加加算される。
それでも4人でのディナー利用はPayPayグルメに軍配が上がる。ただ、口コミ投稿分も考えると、利用人数によってはホットペッパーグルメの方がもらえるポイントは多くなる。実際、ランチ時間帯1人利用で口コミ投稿まで行うと、PayPayグルメは100ポイントだが、ホットペッパーグルメでは、ポイントサイト経由、来店、口コミ合計で430ポイントもらえるのだから。
ややこしいが、「その時にどのくらいポイントがもらえるか」計算して利用することが大切になる。







DIME MAGAZINE















