小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

「iPhone 16」が最も売れた機種に!2025年のスマートフォン売上TOP10

2025.12.12

iPhone17が登場し、スマートフォンの勢力図が大きく動いた2025年第3四半期。

カウンターポイントリサーチ (Counterpoint Research)は、2025年第3四半期スマートフォングローバル市場を調査した、Global Handset Model Sales Trackerによる最新調査を発表したので、詳細をお伝えしよう。

2025年Q3の世界スマホ市場を制したのはiPhone 16!5Gモデルが売上トップ5を独占

トップ10にはSamsungとAppleがそれぞれ5機種ずつランクインし、これらトップ10モデルだけで同四半期の世界スマートフォン総販売台数の20%を占める結果となった。

5Gスマートフォンが、第3四半期として初めてトップ5を独占した点も注目すべき点であり、5Gが各地域で標準化され、消費者の重要な選択の要因になっていることが示されている。

iPhone 16は出荷シェア4%で市場をリードし、3四半期連続で首位を維持した。

インド市場では祝祭期プロモーションによる販売押し上げがあり、日本市場でも回復基調が続いたことから、iPhone 17シリーズ発売に伴うiPhone 16シリーズの季節的な需要減少を抑えることができたようだ。

一方、iPhone 16 Proモデルは、最大の販売貢献市場である米国、英国、中国などにおいて、前世代よりiPhone 17シリーズを選ぶ消費者が増えたため、より大きな落ち込みが見られた。

スマートフォングローバル市場におけるトップ10売上スマートフォン機種シェア
2025年第3四半期 vs 2024年第3四半期

出典: カウンターポイントリサーチ社Global Monthly Handset Model Sales(Sell-Through)Tracker(2025年9月)
※卸売価格600ドル以上のスマートフォンをプレミアムと定義

iPhone 17 Pro Maxは同四半期のランキングで10位を獲得し、四半期終盤に供給が限られていたにも関わらず、2025年9月には最も売れたモデルとなった。コロナ禍に購入したiPhoneユーザーが買い替えを検討していることも販売を後押ししている。

iPhone 17 Proモデルは、プロ向けの48MPセンサーによる大幅なカメラアップグレードに加え、ProRes RAWやGenLockといった高度な機能、光学品質の8倍望遠ズームを導入。

新しいA19 Proチップを搭載し、ベイパーチャンバー冷却によって強化されたこれらの端末は、負荷の高いクリエイティブ用途に最適化されたハイエンド性能を提供している。

Samsungはトップ10内で5機種を占め、いずれもGalaxy Aシリーズで、前年より存在感を高めた。Galaxy Aシリーズは、異なる消費者セグメントを的確に狙うことで、各モデルが近い販売シェアを獲得。

Galaxy A16 5Gは同四半期で最も売れたAndroidスマートフォンとなり、前年の前モデルから順位を1つ上げ、同シリーズの4G版を上回った。

SamsungのミドルセグメントであるGalaxy A36とA56は、「Best Face」や「Nightography」といった、これまでフラッグシップに限定されていたSamsungのAI機能「Awesome Intelligence」の導入により、前モデルを上回る販売を示している。さらに、充電速度の向上やソフトウェアサポート期間の延長も実現した。

トップ10の中でLTE対応のみのモデルであるGalaxy A16 4GとGalaxy A06は、ラテンアメリカや中東・アフリカ(MEA)といった新興市場で引き続き重要なモデルであり、それぞれの販売の半分以上をこれらの地域で獲得している。

Galaxy A17シリーズの早期投入は祝祭期プロモーションの恩恵を最大化する一方で、Galaxy A16シリーズ全体の伸びを抑える要因にもなり得る。

今後も、ベストセラー上位10機種における中価格帯セグメントの存在感は、GenAI機能の統合拡大を背景に強い状態が続く見通しだ。

こうした進化により、この価格帯の競争力は高まり、消費者にとっての価値が増すとともに、フラッグシップに近いユーザー体験のギャップがさらに縮まっていくと考えられる。

調査概要
今回の発表は、チャネル情報、POSデータ、ディストリビューターアンケート調査、公開データなどボトムアップデータソースとトップダウンリサーチの組み合わせによるカウンターポイント社独自の調査方法で実施したもの。 (調査時期:2025年7月1日~2025年9月30日)

関連情報
https://japan.counterpointresearch.com/insights/pr/counterpoint-quarterly-q3-2025-smartphones/

構成/Ara

昭和63年生まれ。最新のトレンドを横断的に紹介するオールラウンド系ライター。編集プロダクションでの書籍制作や、男性向け美容・健康WEBマガジンでのライター経験を経て、現在は最新ファッションアイテムを中心に執筆活動を展開中。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2025年11月14日(金) 発売

昭和レトロvs平成レトロ、あなたはどっち派?DIME最新号は、「ヒット商品クロニクル」大特集!あの頃、我々の心を掴んだ人、モノ、コト、懐かしのCM。計300点のロングセラーで学ぶ〝温故知新〟!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。