バタフライボードは、全ページがフラットに展くフラッグシップノート「ULTRAFLAT 13”(ウルトラフラット 13 インチ)」の先行販売を応援購入サイト「Makuake」にて開始した。プロジェクト期間は2026年3月6日までで、製品は3月末までに配送予定。販売予定価格は3,960円だが、「Makuake」では2025年12月9日現在、3,360円~応援購入受付中だ。
見開き全体が一枚の紙のように広がる!
「ULTRAFLAT 13”」は、新開発のウルトラフラット製本により、全ページが一枚の紙のように展く、見開き13インチ・200ページのハードカバーノート。同社では、「一枚の紙のように広がるキャンバスが、従来の端から順に書く規則的な筆記スタイルを、全体を俯瞰する自由な筆記スタイルへと変革します」とアピールしている。
■開発背景
長年進化してきた一般的な製本には、「開きにくさ」と「リサイクルしにくさ」という構造的な課題が残されていり。特に大量生産に最適化された現代の製本は、効率と引き換えに見開き性を犠牲にしている。また、使用される接着剤が紙資源の循環を妨げ、リサイクル時の紙質低下の一因にもなっていた。
バタフライボード社は、これらの課題に対し、『飛び出す絵本』の動的構造から着想を得た「2軸連動機構」を核とする「ウルトラフラット製本」を開発。極限までフラットな見開き性を実現し、一枚の紙のように広がる自由な筆記スタイルを可能にすることで、表現者の自由を解放する。さらに、水性接着剤のみで製本強度を確保できる独自構造により、リサイクル時の紙質低下を抑え、紙資源の循環を促進する。
■製品特長
・一枚の紙のように展く、ウルトラフラット製本
中央の段差を意識せず、見開き全体が一枚の紙のように広がるので、自由に筆記し、思考を俯瞰できる。また、筆記時のバウンドを抑え、すべてのページで安定した書き心地を実現。さらに、枚数に関わらず、すべてのページで落丁しにくい安定した製本で、書き留めた思考をしっかりと守る。
・手のひらサイズ、見開き13インチ・キャンパス
PCやタブレットに近い見開き13インチなので、アナログとデジタルを自然につなぎ、思考の連続性を高めることができる。また、上下左右の向きを気にせず使えるユニバーサルデザインで、横書きにも縦書きにも対応。さらに、一般的なスマホカメラに合わせた縦横比により、ページ全体をきれいに撮影しデジタル保存できる。
・思考が走る、プレミアム・ファインペーパー
均質な書き心地とインク吸収・乾燥性のバランスを追求しており、長時間でも心地よさが続く。また、紙の心地よさを保ちながら、フラット性を高めるため、柔軟性に優れ、高密度な81.4g/m2用紙を厳選。さらに、5mm間隔のサイレントグリッドと、中央位置を直感的に示す3ドットが、美しい筆記を支える。
・上質をまとう、ファブリック・ハードカバー
カバーの素材には、短繊維を取り除き、糸むらの少ない光沢のある上質のコットンを採用。装いの一部として持ち歩ける。また、背に柔らかなファブリックで空洞を設けたホローバック構造により、背を保護しつつ開きやすさとフラット性を両立。さらに、ハードカバー仕様なので、片手でも安定した筆記が可能だ。
■製品仕様
サイズ:[キャンバス]198×264 mm/13インチ [折りたたみ]200×135×15mm/カスタム A5
ページ:200P/81.4gm2 プレミアム・ファインペーパー
フォーマット:サイレントグリッド/5mm
ハードカバー:ファインウーブン・ファブリック(スレートグレー)/ホローバック
ウエイト:290g
生産国:日本
関連情報
https://www.makuake.com/project/ultraflat/
構成/立原尚子







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