アドビの最高クラスの動画編集ツールを使った動画作成が可能に
YouTubeショートが毎日2000億回以上再生されるなど、ショート動画の人気は加速を続けており、今やクリエイターがストーリーを発信するメインステージとなってきた。
同時に、オーディエンスを拡大できる目を引く動画を早く簡単に作れる動画編集ツールが必要との声も強まっていた。
そこで2025年12月8日(米国時間)、アドビはYouTubeとの提携により、Adobe Premiereモバイル版の新しいコンテンツ制作スペース「YouTubeショート用に作成」の一般提供を開始した。
これによりクリエイターは、アドビの最高クラスの動画編集ツールを使って完璧な動画作成が可能になった。しかも、このスペースにはテンプレート、トランジション、エフェクトが豊富に用意されており、ビデオコンテンツの作成、投稿を楽しく、直感的な作業へと変えてくれる。
アドビでは今回の発表に際して、「ビデオ制作の初心者でも、コンテンツをさらに飛躍させたいプロでも、このYouTubeショート専用のクリエイティブスペースを使って、素晴らしいコンテンツを作り、世界に向けて発信することができます」と述べている。
以下、その主な機能と特徴を同社発表ブログをベースにお伝えする。
新しい制作スペースの登場
Adobe Premiereモバイル版の「YouTubeショート用に作成」では、以下のことが可能となっている。
・ここでしか手に入らないエフェクト、トランジション、タイトルプリセットを活用してビデオのインパクトを強化
・洗練されたコンテンツ作成に最適な、際立つトランジションやエフェクトが組み込まれた既成テンプレートの探索とカスタマイズが可能に
・再利用することのできる自分だけのオリジナルテンプレートを作成し、他のクリエイターにインスピレーションを与えたり、新たなYouTubeトレンドの作成が可能に
・完成した動画をわずか数回のタップのみでYouTubeショートに投稿
加えて、クリエイターは以下を含むAdobe Premiereモバイル版の全機能を活用して動画の編集と作成を実行できる。
・精密さ、スピードそしてクリエイティブコントロールを実現する、無制限マルチトラック型タイムラインなどのツール群
・動画をより魅力的にする、プロ品質のナレーションや会話を実現する「スピーチを強調」や、自身の声を使って生成した完璧なタイミングの効果音を生成できる「効果音を生成」機能
・独自のアセットを生成してコンテンツをレベルアップできる、Adobe Fireflyを搭載した数々のAI機能
ビギナーでも簡単にYouTubeショートを作成できる
■テンプレートギャラリーからのインスピレーションを得て、自分のコンテンツと掛け合わせてみる
・YouTubeショート用の テンプレートギャラリー から気に入ったものを選ぶ。テンプレートギャラリーは今後も継続的に更新され、さらに多くのコンテンツが追加される。
・それぞれテンプレートには、テキスト、エフェクト、およびトランジションプリセットが含まれている。クリエイターは自分の動画を追加しYouTubeにそのままアップロードが可能だ。
■自分のテンプレートをカスタマイズして共有
・「YouTubeショート用に作成」アイコンをタップすると、エフェクト、トランジション、編集ツールにアクセスできる。
・コンテンツを自由に編集し、素材のカットやトリミング、動画・音声トラックの重ね合わせ、色調や明るさの調整、テキストやキャプション、その他多くの作業を簡単に行うことが可能。
・自分のコンテンツをYouTubeアップロード時にテンプレートとして作成。タップ動作のみでトレンドを作り出し、他のクリエイターがあなたのアイデアを基により作品を発展できる。
◎Adobe Premiereモバイル版
https://apps.apple.com/jp/app/adobe-premiere-%E5%8B%95%E7%94%BB%E7%B7%A8%E9%9B%86%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA/id6742757464
構成/清水眞希







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