西松建設とホテルオークラは、日本を代表する温泉地・箱根にて『オークラリゾート 箱根強羅』を2029年に開業する予定だ。本計画は、西松建設が当該地および建物を開発・所有し、同ホテルの運営をホテルオークラに委託する。
ホテルオークラは、同ホテルを、日本国内において初めてとなるオークラリゾートブランドのホテルとして運営していく。なお、両社は、本件に関する運営管理契約を2025年7月11日(金)に締結している。
箱根の山々に臨む風光明媚なロケーション「強羅エリア」で心身を癒やすリトリート体験を
日本を代表する温泉地の一つとして、年間延べ約2,031万人(※箱根町「令和6年入込観光客総評」)が訪れる箱根。豊かな自然環境を背景に、国内外から四季折々の景色を求めて多くの観光客が集まる地だ。
また、うち約398万人が宿泊客として滞在し、温泉や美術館めぐり、自然探訪を楽しんでいる。
『オークラリゾート 箱根強羅』は、豊かな温泉資源に恵まれた「強羅エリア」での開業を予定しており、明星ヶ岳を中心とする箱根の山々に臨む風光明媚なロケーションに位置する。
夏には、箱根三大祭りにも数えられる「箱根強羅温泉大文字焼」を正面に鑑賞することができ、季節を通して眼前に広がる雄大な自然に寄り添い、身近に感じる滞在を提供していく。
■オークラリゾートについて ~伝統の先に広がる、心地よい風景へ~
オークラリゾートは、ホテルオークラが長年にわたり継承してきた「日本の美意識」と「和の心に根差したもてなしの精神」を礎としたリゾート領域における新たなブランドだ。
リゾートという舞台で、地域との共生、静けさと温もりのなかに宿る清楚で優雅な上質な空間と、過不足ない丁寧な心地よいサービス、地域の食材を生かした洗練された料理によってもたらされる至上のくつろぎを提供する。
ホテル全体のデザインは、フランス出身デザイナーのグエナエル・ニコラ氏が率いるデザインスタジオ「キュリオシティ」が担当。“Forest Hideaway”をコンセプトに、強羅の豊かな自然環境と調和する、洗練された空間を創出する。
温かみのあるグリーンとベージュを基調とした館内には、ロビー、客室、大浴場など、どこにいても視線の先に箱根の山々を感じられるよう、開放的な窓を設けた。自然と静かに向き合う、リゾートならではのひとときを過ごせる。
傾斜を生かした立地に西棟と東棟、二つの建物で構成されるホテルは全58室。標準客室面積はバルコニーを含めると約63m²、間口6メートルのゆとりある設計で、バルコニーには、美肌の湯と称される「大涌谷温泉」を源泉とした露天風呂を備えている。
その他、眺望とともに開放感を楽しめる大浴場には、ドライサウナとミストサウナを完備。レストランには、鉄板焼カウンターを併設したファインダイニング、ロビーにはバー・ラウンジを用意し、強羅の自然に寄り添う、上質なリトリート滞在を提供する。
施設概要
『オークラリゾート 箱根強羅』
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町強羅
アクセス:箱根登山電車「強羅駅」から車で約5分、箱根登山ケーブルカー「中強羅駅」から徒歩約3分
延床面積:9,650.84m²
階数:西棟 地上3階、地下3階/東棟 地上4階
客室数:58室(西棟:12室/東棟:46室)
レストラン:ファインダイニング、ラウンジ、バー
付帯施設:大浴場(内風呂/ドライ・ミストサウナ併設)、トリートメントルーム2部屋
設計:浅井謙建築研究所株式会社、西松建設株式会社(構造)
施工:西松建設株式会社
関連情報
https://www.okura-nikko.com/ja/okura/
構成/Ara







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