現在ではスーパーやコンビニに当たり前のように並んでいるプライベートブランド(以下PB)のアイテム。そんな商品が話題となり始めていた1995年、このコーナーで価格調査を行なった。
30年後の今、これらの商品はいくらになっているのだろうか。
今回比較したのは食料品。果汁100%オレンジジュースはブラジルやアメリカでの不作の影響で、PBの価格も上昇。30年前は1000mlだったが900mlのパックが主流となり価格は2倍以上に。高すぎるためか現在は500mlや200mlのミニパックしか扱わない店も。
価格が下がったのは烏龍茶と食パン。烏龍茶はペットボトル化したことで内容量が1.5倍となったため実質的な値下げとなった。食パンは小麦価格が上昇する中、スーパーでは130円以下に。
30年前と同様かそれより安い価格のものが多かったPB商品。消費者物価指数が上がる中、今後どう変化するのか。価格の安さがアピールポイントの商品の今後の価格動向から目が離せない。

『DIME』1994年4月7日号
30年前と現在のPBブランド食品の価格

取材・文/渡辺雅史
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2025年10月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。







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