小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

2026年のコスメは〝気分で使い分け〟が常識に。バスグッズから敏感肌のケアまで細分化が加速する理由

2025.12.12PR

2025年11月、アイスタイルは「@cosmeベストコスメアワード2025」と「@cosmeベストコスメアワード2026上半期トレンド予測」を発表した。

2025年は物価高や酷暑などさまざまな要因でトレンドコスメにも変化が起こったが、2026年はどうやらその日の気分や肌に合わせてコスメの細分化が進む予感だ。

「@cosmeベストコスメアワード2026上半期トレンド予測」を通して、来年の注目コスメトレンドを紐解いてみよう。

時短も、ゆっくりも。気分によって選べる「バスグッズ」がトレンドになる予感

@cosme スタッフエキスパートのウトン光恵さん、アイスタイル リサーチプランナーの原田彩子さん。

「@cosmeベストコスメアワード2026上半期トレンド予測」として発表されたキーワードは「美湯~ティタイム」、「先どりパーツケア」、「超キラメロコスメ」、「夢中美容」、「肌守り市場拡大中」、「日本プライドコスメ」の6つ。

「美湯~ティタイム」では、バスタイムを彩るアイテムにお金をかける人が2026年も増えると、アイスタイルは予測している。

これは@cosmeユーザーへのアンケートでバスタイムを「ただ洗う時間」ではなく、ゆったり自分をいたわる「有意義な時間」と10代~30代の多くが捉えているという結果が背景にある。

「美湯~ティタイム」のコスメの例。

一方、「風呂キャンセル界隈」が話題になったように、時短で手早く風呂を済ませたい、というニーズもある。

アイスタイルはこの「効率的にケアしたい人」と先の「ゆったりケアしたい人」は一人の人に両方存在しているニーズだと捉えている。

原田さん「毎日丁寧に頑張ってケアするというのも今の時代らしくないし、かといって毎日サボるのも心配。日々ケアしてるからこそ、たまに時短のサボる日があっても許されるのではと考える人が多いのではないかと思いますね」

資生堂ジャパンとマツキヨココカラ&カンパニーの「肌グミ」など。

それぞれのニーズに合わせて各社新商品も登場しており、資生堂ジャパンとマツキヨココカラ&カンパニーは「洗顔キャンセル界隈」の若年層に向けて、なでるだけで肌の汚れを取り除けるグミ洗顔「肌グミ」を2025年9月に発売。

一方、ゆっくりケアアイテムとしてコスメデコルテは2025年10月に“スキンケア発想”の最高級ボディケア「AQ ラディアンス マイルド エッセンス ボディウォッシュ」を発売している。

時短で済ませたい時は肌グミでパパッと、お風呂時間を楽しみたい時はリッチなボディウォッシュを、と一人の人が気分によって選べるようなバスグッズが今後も増加すると予想できる。

敏感肌に向けた柔軟剤も。「肌の治安を守りたい」ニーズが加速すると予測

「肌守り市場拡大中」のコスメの例。

「肌守り市場拡大中」というキーワードでは、敏感肌市場が2026年度さらに加速すると予測。実際、(株)矢野経済研究所によると2024年度の敏感肌化粧品市場は1,000億円を超える見込みで、もともと敏感肌やアトピー肌ではない、乾燥肌や脂性肌の人たちも敏感肌と感じ「肌の治安を守りたい」という人が増加したと、アイスタイルでは分析している。

ここで注目のポイントは、敏感肌に向けたコスメは「顔のスキンケア」にとどまらないということ。

乾燥性敏感肌を考えた総合スキンケアブランド「Curel(キュレル)」は「衣料用柔軟剤」を発売しており、2025年10月には「一晩中指先までまるごと守る お手入れ底上げ ハンドケアマスク」などを発売。カテゴリーを超えながら、「敏感肌」のニーズに刺さるような商品を展開している。

話は少し脱線するが、このカテゴリーを超えた商品展開は、最近有名ブランドでよく見られる動きだ。

例えばヘアスプレーが人気の「ケープ」からは2025年5月にまつ毛用アイテム「ケープ フォーアクティブ カールロックマスカラ下地」が発売され、フェイスマスクブランド「ルルルン」は飲むルルルンとして「ルルルンサプリメント」を発売。

ブランドのファンはもちろんのこと新規顧客の獲得に繋がっているのではないかと、原田さんは話す。

原田さん「髪型をしっかりキープしてくれるヘアスプレーが人気のケープなど第一想起されるブランドは、その商品イメージやクオリティが担保されています。そのため、『試してみようかな』と思う人が多く、新規の間口が広がると思います」

パーツごとにコスメを使い分けるのが、さらにトレンドに

「先どりパーツケア」のコスメの例。

エイジングケア市場の新しい流れとして、「スポットケア」の需要の高まりを背景に、「先どりパーツケア」にも注目しているアイスタイル。

@cosmeユーザーへのアンケートでも20代~50代以上の7割以上が「以前と比べて、ピンポイントのパーツ悩みが増えたように思う」と答えたという。

アンケートの結果、「ケアが行き届いているとイキイキしていると思うパーツ」TOP10は、髪、目の下、手・指、歯、首、唇、フェイスライン、爪、目尻、デコルテ。

今SNSで話題のCOREFIT「ザ・フェイスポインター」のように、あるパーツを目掛けてケアできるアイテムが、2026年はトレンドとなるのではないかと、アイスタイルは予測する。

多彩なニーズに合わせた商品が数多く発売する今の世の中で、美容好きが持つコスメの点数も増加しているように思える。

しかし、物価高の影響で「みなさん、買うか、買わないかは、非常にシビアにジャッジされています」と原田さん。

本当に価値があるものと判断したものだけが購入され、そして皆、興味やチャレンジ精神はあるからこそ1度は購入するが、2度、3度とリピートされる商品は本当に一握りだという。

もちろん、コスメの進化は日進月歩で、新たな知見が加わった新しいコスメを買いたい、という気持ちもあるのだろう。

複数買いがヒットの理由。総合大賞を受賞したアテニアのクレンジングオイル

2年連続で総合大賞を受賞した、アテニア「スキンクリア クレンズ オイル アロマタイプ リフレシングシトラスの香り」。

「リピートされる商品が、近年本当に難しくなっています。そんな中で、2年連続の受賞は本当にすごいんです」と原田さん絶賛のアイテムが、「@cosmeベストコスメアワード2025」の総合大賞を受賞したアテニア「スキンクリア クレンズ オイル アロマタイプ リフレシングシトラスの香り」だ。

ローズリュクスとピースフルオレンジの香りが限定品から定番品となり、2025年6月にはクリアネスラベンダーの香りが発売され、一人の人がその日の「気分」によって楽しめるような商品展開を行って複数買いの促進を行い、直近1年間で約590万本も売り上げたという。

アテニア 代表取締役社長 保坂嘉久さん。

リピーターの獲得が難しい今、どうやったら、第二のアテニアになれるのか――「情報を発信する努力が身を結ぶのでは」と原田さん。

アテニアの国内売上は約8割弱が通信販売で、大々的な広告は打たずに、高品質な商品を買いやすい価格で提供している。

そのためアテニアの代表取締役社長の保坂嘉久さん自身も「ブランドの認知度は低い」と述べている。

しかしSNSやプレスリリースの発信、一部店舗で直接のタッチポイントを作るなど通年を通して実施し続けた結果が、生活者に支持されたのではないかと、原田さんは分析している。

ニーズに合わせて細分化されたコスメが、より一層盛り上がりそうな2026年。価値観が多様化している今、個人の気分、肌、パーツに合わせて商品を開発した上で大多数に購入してもらうのは、メーカーとしては困難な道のりかもしれない。

だからこそ、一人の人が複数、もしくは繰り返し「買いたい」と思うコスメが、売上を伸ばす可能性が高い。それはバスグッズなのか、敏感肌コスメなのか、スポットケアアイテムなのか――来年も楽しみだ。

・@cosme
https://www.cosme.net

取材・文/小浜みゆ

SNS映えはもう古い!?2026年の美容トレンドキーワードは〝理由で選ぶ〟

2025年もさまざまなトレンドが誕生した美容業界。「今年は成分推しのスキンケアやヘアケアがトレンドで、2026年もトレンド成分は変化しながらもその傾向は続きそう…

「770円で映える」〝ミニ化〟が加速する韓国コスメの売上が伸び続ける理由

日本とは違った発想で、ユニークな商品が次々と新登場する「韓国コスメ」。その人気は継続中で、ロフトでは現在、健康雑貨領域の売上シェアのうち、約26%が韓国コスメブ…

販売停止から再販へ、老化細胞に挑んだファンケルのサプリが〝異例の人気〟を集めた理由

内閣府の「令和7年版高齢社会白書」によると、2024年の65歳以上の人口は、3,624万人。総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は29.3%で、今後も…

明治大学 経営学部を上位成績で卒業後、IT企業で営業・企画を経験。その後フリーのライター・フォトグラファーとなり、「旅」と「美容」を軸に執筆を行う。毎週のように国内外を飛び回り、自分自身でトレンドを体感し、記事を書くのがモットー。趣味は道の駅巡りで、関東道の駅全制覇。地方創生を応援したい。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2025年12月16日(火) 発売

来年末は、DIME本誌で答え合わせ!?来る2026年、盛り上がるだろう意外なブームを各ジャンルの識者・編集部員が大予言! IT、マネーから旅行にファッション、グルメまで……”一年の計”を先取りできる最新号!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。