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ギフト選びをしている人必読!女性1万8000人に聞いた「自分で買うご褒美ジュエリー」と「プレゼントしてほしいジュエリー」

2025.12.12

ジュエリー需要の高まる年末。自分へのご褒美や、大切な人へのプレゼントのために宝飾店を回っている人も多いのではないだろうか。

ジュエリー工房Orefice(オレフィーチェ)は、毎年、全国の20~40代の女性約10,000人を対象にジュエリーの購入実態等を独自に調査している。本年は対象を20~50代まで拡大し、約18,000人を対象にアンケートを実施したので、詳細をお伝えしよう。

「プレゼントしてほしいジュエリー」ランキング、1位は「ダイヤモンドのネックレス」

全体ランキングでは、「プレゼントでもらえたら嬉しい」と最も多く選ばれたアイテムはダイヤモンドのネックレスであった。

1本で装いの印象が変わり、特別感も日常使いもしやすい王道アイテムは、贈られるジュエリーとしても不動の人気であることが分かる。

続く2~5位には、ダイヤモンドのリング、地金のネックレス、ダイヤモンドのピアス、パールのネックレスがランクイン。

いずれも「長く使える定番ジュエリー」であり、節目のタイミングにふさわしい特別なギフトとして迎えたいという気持ちが読み取れる。

一方で、8位のカラーストーンのネックレスや10位のカラーストーンのリングなど、自分らしい彩りを添えられるアイテムも上位に入りした。

「せっかくプレゼントでもらうなら、いつもの自分より少し華やかな一本が嬉しい」という心理もうかがえる。

年代別に見ると、20代ではダイヤモンドのネックレスとリングが上位に入り、「初めての本格ジュエリーを記念として贈られたい」という憧れが強い傾向が見られた。

30~50代では、ダイヤモンドのネックレス・リング・ピアスに、地金やパールのネックレスが続き、フォーマルから日常までカバーできる大人のための定番ジュエリーが選ばれていることが分かる。

「自分へのご褒美にほしいジュエリー」ランキング、1位「ダイヤモンドのネックレス」2位「ブレスレット」3位「地金のネックレス」

全体ランキングでは、「自分へのご褒美にしたい」と最も多く選ばれたアイテムも、ダイヤモンドのネックレスであった。1本で装いの印象が変わり、特別感も日常使いもしやすいことから、自分で購入するご褒美ジュエリーとしても世代を問わず支持されているようだ。

続いて、ブレスレット、地金・パールのネックレスがランクイン。これらはいずれもベーシックなアイテムであり、日常に寄り添うご褒美ジュエリーとして人気を集めている。

一方で、ダイヤモンドのリングやカラーストーンのネックレスなど、特別感のあるアイテムも上位に入りした。「がんばった自分に、特別なジュエリーを贈りたい」という思いもうかがえる。

年代別の特徴としては、20代では、ブレスレットやイヤリングといったファッション感覚で取り入れやすいアイテムが上位に入っていた。

30代では、ブレスレットに加え、ダイヤモンドのネックレス・リングの存在感が増し、長く使える本格ジュエリーをご褒美として選ぶ傾向が強まっているよう。

40代以降では、ダイヤモンドやパール、地金・色石いずれのカテゴリーでもネックレスの人気が非常に高く、顔周りを華やかに彩る一本を自分へのご褒美として迎えたいという意識が高まっていると言えそうだ。

今回の結果を、「自分へのご褒美に買いたいジュエリー」と「プレゼントしてほしいジュエリー」で比較すると、一見似ているようでいて、実は異なる本音が見えてきた。

まず両方のランキングに共通しているのは、1位がいずれも「ダイヤモンドのネックレス」であること。

自分で買う時も、誰かから贈られる時も、ダイヤモンドのネックレスはやはり不動の王道ジュエリーと言える。一方で、傾向の差がはっきり表れたのがブレスレットとリングの扱いだ。

「自分へのご褒美」ランキングでは、ブレスレットが2位に入り、毎日使いやすく、比較的手が届きやすいアイテムが上位に入りした。

これに対し、「プレゼントしてほしい」ランキングでは、ダイヤモンドのリングが2位となり、ブレスレットは7位に順位を下げている。

この違いから、「リングはプレゼントでもらえたら嬉しい」という気持ちが反映されていると考えられる。

年代別で見てもこの傾向は顕著で、20~30代は、「自分へのご褒美」ではブレスレットやイヤリングなど手軽なアイテムを選びつつ、「プレゼントしてほしい」ほうではダイヤモンドのネックレスやリングを求める傾向が強い結果に。

憧れの本格ジュエリーは、やはり特別なギフトとして迎えたいという本音が読み取れる。

40~50代では、「自分へのご褒美」では首元のネックレスを中心に日常のスタイルを自分で整える一方で、「プレゼントしてほしい」ほうではネックレスに加えてリングやピアスも上位に。

すでに持っているベーシックなジュエリーに、セット感や彩りをプラスしてくれる一本を期待している様子がうかがえた。

まとめると、自分で買うご褒美ジュエリーは、「毎日使える」「自分で無理なく手が届く」現実的なベーシックアイテムが中心。

プレゼントしてほしいジュエリーは、「憧れ」「特別感」「記念日らしさ」を感じる、ダイヤモンドのネックレスやリングがより強く選ばれている、という違いが見て取れる。

自身へのご褒美を選ぶときは“今の生活に寄り添う一本”を、誰かへのプレゼントやおねだりには“少しだけ背伸びをした特別な一本”を。2つのランキングを見比べることで、ジュエリーとの付き合い方の傾向が浮かび上がってきた。

3万円以上のジュエリー購入時に重視するポイント

直近1年以内に3万円以上のジュエリーを購入した人(n=948)に、「3万円以上のジュエリーを購入・検討するときに重視する点」を複数回答で尋ねた。

最も重視されているのは「長く使用できる(劣化しづらい)素材」で、「流行に左右されないデザイン」「つけ心地・使い心地」も含め、長期的に愛用できるかどうかが購入の大きな決め手になっていることが分かる。

一方、「高級感がある」「ブランド」といった項目も4割前後が重視しており、価格帯に見合う満足感や安心感も大切にされているポイント。

注目したいのは、「価格が安い」と答えた人が約1割にとどまったこと。3万円以上のジュエリーを選ぶ場面では、単純な安さではなく、価値に見合うかどうかを軸に、ジュエリーを選んでいる実態が浮かび上がった。

20~30代は「つけ心地・使い心地」や「流行に左右されないデザイン」を重視する傾向が強く、初めての本格ジュエリーでも長く使える失敗しない一本を選びたい意識が見られる。

また、価格への敏感さは残しつつも、「高級感」「ブランド」への関心も適度に高く、背伸びしすぎず、自分らしい基準で納得して買えるジュエリーを慎重に選んでいる様子がうかがえる。

40~50代では「長く使える素材」「つけ心地」に加え、「サイズ展開の豊富さ」を重視する傾向がより顕著に。

日常的に身につけるジュエリーだからこそ、劣化しにくい素材や体型・スタイルに合うサイズ感を重視する実用目線が強く見られた。

また「天然石」への支持も20~30代より高く、定番だけでなく、自分の装いに深みを与えてくれる一本を求める姿勢が特徴的。

昨年との比較で見えた「2025年ご褒美ジュエリー」トレンド

今回の調査では、昨年(2024年)の結果※と比較することで、今年の“ご褒美ジュエリー”の選び方にいくつかの変化が見られた。

※昨年の調査結果:【2024最新】1万人に聞いた!本当に欲しいご褒美ジュエリー年代別ランキング

20代|耳まわり中心から「手元・首元」へ

2024年の1位はイヤリングであったが、2025年はブレスレットが1位に浮上した。また、3~6位にはダイヤモンド・パール・地金・カラーストーンのネックレスが並び、ネックレス全体の順位が押し上げられていた。

これらの変化から、20代では耳まわりの華やかさだけでなく、手元や首元のジュエリーをご褒美として意識する動きが広がっていると考えられる。

30代|ブレスレット人気は継続、次の1本は「ネックレス」へ

1位のブレスレットは昨年に続き不動であったが、2位はイヤリングからダイヤモンドのネックレスへと変化。

地金のネックレスも順位を上げており(6位→4位)、次に迎えたい本格ジュエリーとしてネックレスを選ぶ傾向が強まっている。

仕事や家庭などライフステージの変化が多い30代において、日常に寄り添いながら長く使える一本を求める意識が高まっているようだ。

40代|大きな構成は安定、耳アイテムの選び方に微調整

40代は、上位の顔ぶれ(ダイヤモンドのネックレス、ブレスレット、パールのネックレス)は昨年とほぼ同じで、カテゴリー構成は安定している。

一方で、耳アイテム間では順位にわずかな入れ替わりが生じており、「どの耳アイテムを選ぶか」という細かな好みの変化が見られる点が特徴。

基本スタイルは首元・手元を中心に据えつつ、耳まわりでささやかな変化を楽しむ方が増えていると推察される。

調査概要
調査期間:2025年10月29日(水)~11月5日(水)
調査方法:Webアンケート
対象者条件:[性別]女性 [年齢]20~50代 [地域]全国
対象人数:18,161人
(20代:1,502人/30代:3,734人/40代:5,654人/50代:7,271人)

関連情報
https://www.orefice.jp/

構成/Ara

昭和63年生まれ。最新のトレンドを横断的に紹介するオールラウンド系ライター。編集プロダクションでの書籍制作や、男性向け美容・健康WEBマガジンでのライター経験を経て、現在は最新ファッションアイテムを中心に執筆活動を展開中。

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