ポイントだけで投資の疑似体験ができる「Vポイント運用」で、筆者は4,771ポイントを預け、現在では5,072ポイントに。9月頃から少しずつ始め、なんと預けているだけ、つまり「ほったらかし投資」で301ポイントも増え、パフォーマンスとしては、+6.3%だった。
VポイントといえばSBI証券でVポイント投資ができるが、筆者の場合は「ポイントのまま」保有しておきたい理由があり、それに向けての戦略も立てている。その理由を解説していこう。
筆者の成績と運用遍歴
現在、「Vポイント運用」でのパフォーマンスは+6.3%。4,771ポイントを預け、5,072ポイントになっている。
筆者は、2025年9月に行われていたキャンペーンで、合計3,000ポイント以上追加した人に対して、20万ポイントを山分けするものがあり、その頃から「キャンペーンがあるなら」という単純な理由で「Vポイント運用」をしただけだ。
Vポイントは、キャンペーンに参加したり、アプリ「Vチャンネル」を視聴してポイントを加算したりでもらえ、さらにはWAON POINTからも交換できる。もともとVポイントはそこまで多く貯めていなかったが、「Vポイント運用」したいこと、また、Vポイントのまま利用したい理由もあって貯めて増やしている。
手数料がかからない「ちょいテク」を伝授!12月の「Vポイント運用キャンペーン」もある
「Vポイント運用」ではキャンペーンが毎月のように行われていて、今月、12月も行われているため、筆者も参加する。
12月1日~12月31日に「Vポイント運用」の好きなコースに500ポイント以上預けた人に5万ポイントを山分けするというものだ。もれなくポイントがもらえるなら、たとえ少額としても嬉しい。
ここで、ちょっとしたテクニックを紹介するが、「Vポイント運用」ではポイント加算には「スポット追加」と「自動追加」の2つがある。ポイントの達人でもある筆者が勧めるのは「自動追加」。
なぜかというと「スポット追加」では追加ポイントの1%が手数料としてかかる一方で、「自動追加」の手数料は無料だからだ。
筆者は「全世界コース」を選び、「上限を設定する 500pt」とし、追加額はキャンペーン条件に当てはまる500ポイントに設定。12月1日に申込をし、「毎月2日」に追加運用してもらえるようにした。これで、翌日である12月2日に「Vポイント運用」に500ポイントを追加してくれる。もちろん、「自動設定」はコースの設定解除をしないと翌月も自動的にポイント追加してしまうので気をつけよう。
もし、「スポット追加」であれば、500ポイントは、10%分の50ポイントは手数料として引かれてしまう。運用ポイント数は450ポイントとなる。少額かもしれないが、積み重なるともったいない。「一円を笑う者は一円に泣く」という言葉があるように、少額でも捨てないようにしよう。少し手間だと思っても、自動追加にすることで投資額の10%分を手数料にせずに投資できる。
Vポイントを「そのまま」貯めたい理由:毎月20日の「ウエル活」で使いたい
VポイントといえばSBI証券で 投資信託や国内株式を買う資金として使うことができるが、なぜ筆者はVポイントを「そのまま」貯める「Vポイント運用」に回したいのかを説明しておこう。「Vポイント運用」キャンペーンに参加することは前提だが、それと同じくらい重要と思っているのが「ウエル活」で使うための“ポイント温存”だ。
ウエルシアで毎月20日に行われる「ウエル活」ではWAON POINTが必要で、この時、WAON POINTは1ポイント1.5円相当として使える。
現在、WAON POINTはイオンモールで歩いたり、商品を購入したりしても貯まるが、そこまで一気には貯まらないため、「ウエル活」で使うとすぐになくなってしまう人も多い。そこで、ポイ活界隈では、ポイントサイトなどで貯まったポイントをVポイントに交換し、「VポイントからWAON POINTに交換」する率が多いように感じる。そう、まとめると「VポイントはWAON POINTに交換して、1ポイント1.5円相当として使える」わけなのだ。
そこに、Vポイント運用を取り入れることにより、こんなルートが取れる。
・Vポイントを貯める、あるいは、ポイントサイトからVポイントに交換する
・Vポイント運用をして「増やす」
・使うタイミングでVポイントをWAON POINTに交換し、「ウエル活」で利用する
もちろん、最初のうちはすぐになくなってしまうかもしれない。また、投資商品なのでもしかすると元本割れの可能性もある。しかし「ウエル活」をする人にとって、Vポイントを温存しておき、運用し、増えたタイミングで使えるようにしておけることは理想的な状況だろう。
参考:イオンモールを歩くだけでどんどん貯まる!?「WAON POINT」を爆貯めするポイ活テクニック
イオンモールを歩くだけでどんどん貯まる!?「WAON POINT」を爆貯めするポイ活テクニック
ウエルシアで特定の日に1.5倍として使えるポイント、WAON POINTをもっと多くためるには──。 11月にはブラックフライデーもあり、家族でイオンモールに遊…
Vポイントを「そのまま」貯めたい理由:Vポイントで「ふるさと納税」もできるようになったから
そして、理由はまだ他にもある。Vポイントは、いよいよふるさと納税の寄附額に充てることができるようになった。Vポイントがふるさと納税の寄附額として利用できるのは「Vふるさと納税」でVPass会員登録が必要だが、ポイントがあれば、全額でも、一部でもVポイントを充当して支払える。
2025年、ふるさと納税によるポイント付与がなくなったことは記憶に新しいが、だからこそ、これまで還元率が悪かった「ポイントでの寄附」をしていきたい。そのためにも、各種ポイントは温存しておき、そして、できることなら増やしておき、使いたいタイミングで使えるかがポイ活上級者かのカギとなってきそうなのだ。
「Vポイント運用」キャンペーンも充実、毎月参加することで試算増?
12月、「Vポイント運用」で好きなコースに500ポイント以上預けた人に5万ポイントを山分けするキャンペーンが行われている。毎月、このようなキャンペーンは行われていて、それに参加してポイントを「Vポイント運用」するだけでも、「Vポイント運用」残高は増えていく。
・9月キャンペーンでは20万ポイントを全員で山分け
9月キャンペーンでは、合計3,000ポイント以上追加した人に対して、20万ポイントを山分けするキャンペーンが行われていた。付与ポイントは2ポイント(実績)。わずかではあるが、キャンペーンに参加することでポイントがもらえている。
・10月キャンペーンでは先着2万人にもれなく10ポイント
10月に開催されていたのは「全世界コース」に500ポイント以上追加すると先着2万人にもれなくVポイント10ポイントがもらえるもの。11月末にポイントが追加されていた。
・11月キャンペーンでは1万ポイントが当たる可能性も
Vポイント運用に手数料を含み最低1,000ポイント以上追加すると、1等1万ポイント、2等3,000ポイント、3等100ポイントが当たるキャンペーンもあった。抽選ではあるものの1万ポイントが当たるかもしれない。
この3つのキャンペーンに参加するために「Vポイント運用」をしただけでも4,500ポイントが貯まっているはずで、そこから筆者のように含み益が出ている人もいることだろう。そして12月にも500ポイントを追加すれば5,000ポイントを「Vポイント運用」で運用できていることになる。
まだ開始していない人はスタートキャンペーンもある
もし、「Vポイント運用」をまだはじめていないならスタート応援キャンペーンもある。抽選なので、必ずポイントがもらえると約束はできないが、投資したポイントが戻ってくるかもしれない。
1.キャンペーンサイトからエントリーをする
2.Vポイントアプリから「Vポイント運用」で規約同意、100ポイント以上を追加する
3.Vポイント100ポイントが抽選で500人に当たる
100ポイントを追加で100ポイント戻ってくるかもしれないキャンペーンで、当たれば投資分が回収でき、抽選ではあるがなかなか魅力的だ。
文/谷口 久美子







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