小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

リアルとフィクションが交錯!謎解きの新ジャンル「ARG」にハマる人が続出するワケ

2025.12.27

 物語が現実に溶け込む体験が生まれている。それが、新ジャンルのゲーム「ARG」だ。別名「代替現実ゲーム」といい、現実世界をプラットフォームにした物語体験を指す。映画のように画面の中だけで完結せず、テレビゲームのようなコントローラーも使わない。SNSやWebサイト、身の回りの物品など、現実世界のあらゆるものが物語の一部になり、そこから謎を解いたり、真相に迫ったりしていく新感覚のエンターテインメントだ。

話題のゲームジャンル「ARG」とは?

A = Alternate(代替)
R = Reality(現実)
G = Game(ゲーム)

現実世界そのものが舞台となるゲーム。実際のWebサイトやアイテムなどを通じて物語に関与していく。従来の謎解きやマーダーミステリーに続く注目ジャンル。

第四境界が日本の市場を牽引

第四境界

 ARGブームの火付け役であるクリエイター集団、第四境界の総監督・藤澤 仁氏はその特徴を〝侵蝕型〟と表現する。

「近年は〝没入型〟のエンタメが流行していますが、これは自分が物語の世界に飛び込んでいく体験です。ARGは逆のアプローチで、物語のほうから日常に入り込んでくる、言うなれば〝侵蝕型〟です」

 ARGというジャンルが生まれたのは、今から20年以上前。当時はアメリカの映画『A.I.』などのプロモーション手法に取り入れられたが、コストやマネタイズの壁から世の中に定着させることが難しかった。第四境界はそんな課題と向き合い、ARGをビジネスとして成立させた。藤澤氏が集大成のような作品だと語る『人の交換日記』は発売から50分で完売。手掛けた作品の総プレイヤー数が150万人を突破するなど、日本に同ジャンルを浸透させている。

 なぜ人々はARGにハマるのか。その根幹にあるのはビリーバビリティー、つまり信憑性だという。

「ビリーバビリティーは信じられるかどうか。真偽がわからない違和感は人種を問わず共通する感覚のはず。本当か嘘かわからない状況の中で襲ってくる、言葉にできないゾクゾク感こそARGの魅力です。この面白さは世界中の人に通用すると思います」

 日本で生まれ変わったARGはどこまでムーブメントを広げていくのか。世界のエンターテインメントを変える日だって来るかもしれない。

現実のアイテムから謎を解く!?「ARG」の遊び方例

1/リアルなアイテムを購入

第四境界『人の交換日記』

第四境界『人の交換日記』6800円

ARGを始めるには、例に挙げた交換日記のような実物のアイテムを購入する。第四境界のオンラインショップや提携店舗で販売されており、手元に届いたその瞬間から物語が始まる。

2/アイテムを眺めたり、ネットで調べたりすると「ある物語の真相」に辿り着く!?

ARG

アイテムに記された情報や謎を手がかりに、関連するSNSやWebサイトなどを調査する。現実とフィクションが交錯する中で、徐々に物語の真相へと近づいていく。

日テレと第四境界が共同運営する新ARGブランドも大ヒット

今年8月、日本テレビとの共同ブランド『4×4 sect.』にてARG作品を発表。発売開始直後から在庫切れになるほど話題に。テレビ局も市場に参入し、新たな可能性に期待が集まる。

4x4 sect.『503号室の郵便物』

4×4 sect.『503号室の郵便物』5500円

取材・文/宮﨑 駿 編集/井田愛莉寿

※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2025年10月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2025年12月16日(火) 発売

来年末は、DIME本誌で答え合わせ!?来る2026年、盛り上がるだろう意外なブームを各ジャンルの識者・編集部員が大予言! IT、マネーから旅行にファッション、グルメまで……”一年の計”を先取りできる最新号!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。