狙い目はココ！「Nintendo Switch 2」で年末年始に遊ぶための最終確保マニュアル

Switch 2が欲しい！！

気になるあのゲームを年末年始に遊び倒したい、家族のためにクリスマスにプレゼントしたい……年の瀬に膨らむ期待とは裏腹に、店頭や通販サイトには「在庫無し」「抽選終了」の文字ばかり。もう今年中にゲットするのは無理なのかな、と思っている人もいるのでは。

でも、諦めるのはまだ早い！

発売直後の混乱が落ち着いた今、在庫復活のペースは徐々に上向き、購入条件も緩和されているため、まだまだゲットできるチャンスは残されている。そこで、まだ間に合う可能性が高い「今から買える場所」と、いち早く確保するための「やっておくべき準備」を、ネットショップや実店舗といったカテゴリごとにわかりやすく紹介。

この「最終確保」マニュアルで、Switch 2とともに新年を迎えよう！

【通販サイト】先着式では事前準備が差を生む

※12/4時点で各販売サイトに記載されている情報をもとに作成

サイト	楽天ブックス	dショッピング	Amazon
販売形式	先着順	先着順	抽選販売
参加条件	楽天会員に登録	dアカウントでのログイン	商品購入ページで招待リクエストボタンを押す（3ヶ月有効）
購入可能数	1人1台（1世帯・同一住所含む）	1家族1台（複数回注文も不可）	招待者のみ（1台限り）
納期	12/1週：クリスマス前12/8週：クリスマス後の可能性あり12/15週：2025年中～2026年以降12/15週：2026年以降	3～4日程度（日時指定不可）	入荷次第（メールで通知）
その他販売サイト：JoshinWeb、ビックカメラ.com、HMV、イオンスタイルオンライン、LOHACO

発売直後は抽選式が多かったネットショップ。でも最近は先着順が増えている上、在庫数も安定しつつある。開始数秒で在庫切れ、という絶望的な状況は大分減ってきているといえるだろう。

とはいえ、数分から数十分程度で在庫切れになることは十分ありえるので、事前準備はやはり重要。

狙い目は楽天ブックスとdショッピングの2サイトだ。販売可能になってから在庫切れになるまでの時間が比較的長めな上、楽天ブックスはソフトとのセット販売もあわせて数回に分けて販売するため、購入のチャンスは多い。

特に済ませておきたいのが「ログイン情報や発送先情報、決済情報のブラウザ保存」だ。販売開始のタイミングで住所やクレジットカード番号を手入力していては、そのタイムロスで確実に先を越されてしまう。

事前にブラウザの自動入力機能などを活用し、即座に決済へ進める状態にしておくのが鉄則。

また先着順はゲリラ的に在庫が追加されることが多く、気づかないうちに売り切れ、なんてことも。対策として、Xで在庫情報を発信しているアカウントをフォローし、投稿の通知設定をONにしておくのがオススメ。

情報の更新をリアルタイムで追いかけられる体制を作っておけば、勝率はグッと上がるはず。

Amazonは商品ページの「招待をリクエストする」ボタンを一度クリックするだけでOK。先着順ではないため、販売開始時刻に画面に張り付く必要はなく、リクエストは一度行えば3か月間有効だ。

当選した場合メールが来るが、当選を装ったフィッシングメールも多発しているので、メッセージセンターから確認するのが確実だ。

【店舗販売】購入条件はあるが「手に入る機会」は確実に増えている

※「過去の販売時や、SNS等で確認された店頭掲示の情報をもとに作成

店舗	ヨドバシカメラ	ビックカメラ(コジマ/ソフマップ)	エディオン	GEO
必須条件(会員証等)	ゴールドポイントカード プラス 仮カードまたは本カード	A or B どちらかA：アプリ/ポイントカードB：提携クレジットカード	エディオンカード・アプリ/ID会員・あんしん保証会員	店舗レンタル会員機能付きPontaカード、またはゲオアプリ会員証を提示
購入履歴・ランクなど制限	過去の購入歴なし（グループ全体で）	ビックカメラポイントカード、またはビックカメラ公式アプリを所持過去の購入歴なし	特になし	特になし
注意点・購入制限	1人1台まで	1人1台まで本人確認書類が必須	1人 1台まで	1人1台まで
その他販売店舗：ジョーシン、イオン、WonderGOO、ノジマなど

発売当初はネットショップでの抽選販売が主流だったが、流通量の回復に伴い、店頭販売の機会は着実に増えている。実店舗での入手チャンスは、以前より格段に広がったといえる。

やはりヨドバシカメラやビックカメラといった大手家電量販店は取扱量が多く、ふらっと立ち寄った際に偶然在庫が余っている、なんてことも。GEOやWonderGOOなどのゲームショップでも同様に運よく購入できる機会は多い。

ただし注意したいのが、多くの店舗で「自社クレジットカード」や「アプリ会員」の登録が購入条件となっている点だ。特にクレジットカードは即日発行が難しい場合も多いため、事前に作成しておこう。

また在庫が増えたとはいえ、依然として数は限られている。開店直後を狙うのが基本だ。

ゲオのように、販売前日に店舗内の在庫数を掲示する事例もあるため、こうした事前情報を参考にしつつ、朝一番での確保を目指したい。XなどSNSでの情報収集も役に立つ。

ここまで各店舗の特徴や対策について解説してきたが、最後にモノを言うのは「こまめなチェック」と「諦めない気持ち」である。

発売直後の熱狂的な争奪戦は落ち着きつつあり、これからはふと立ち寄ったお店や何気なく見たネットショップで巡り会えるチャンスが増えてくる。事前の準備さえ怠らなければ、きっと欲しいタイミングで手に入るはず。

家族と、友人と、あるいは一人でじっくりと。年末年始をゲームと一緒に楽しく過ごせる日が訪れますように。

取材・文／桑元康平（すいのこ）