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BYDが100kmのEV走行が可能なプラグインハイブリッドSUV「シーライオン6」を発売

2025.12.07

BYD Auto Japanは、2025年12月1日(月)よりBYD独自のハイブリッドシステムであるスーパーハイブリッド「DM-i」を搭載するSUV「SEALION 6( シーライオン シックス)」を発売する。この「シーライオン6」は、前輪駆動と四輪駆動の2グレード展開となる。なお、ジャパンモビリティショー2025会期中の11月1日(土)からの先行予約は11月末時点で約300台となっている。

「シーライオン6」は、日本市場において初導入となるBYD独自のスーパーハイブリッド「DM-i」を搭載するPHEV(プラグインハイブリッドEV)で、電気を主役にしたハイブリッドSUV。

EVの静粛性と滑らかさを基軸にしつつ、長距離走行はもちろん、ユーザーのあらゆるライフシーンに応えていく。日常使いでは、ほぼすべてEVとして走行し、長距離ではエンジンとの併用により効率の良い走りを実現し、ユーザーに高い安心感と快適性を提供。日本仕様ではFWD(前輪駆動)とAWD(四輪駆動)の2グレードを設定。FWDは航続性能を重視し、AWDはスポーツSUVらしい加速性能(0–100km/h 5.9秒)を備えている。

「シーライオン6」のデザイン

「シーライオン6」のデザインは、BYDの海洋シリーズ特有の世界観をSUVに落とし込み、洗練されたスタイルを実現している。伸びやかな横基調のフロントにシャープで存在感のあるOcean X Face(オーシャン・エックス・フェイス)のデザインを取り入れ、ダイナミックな印象を形成。

サイドにはボディ全体を貫く稜線を配し、静かな水面に広がる波の動きを思わせる流麗なプロポーションを生み出している。さらにリアに備えた一文字のテールライトは、光の演出によって立体感を強調し、先進的なSUVであることを視覚的に伝えている。また19インチのブラックアルミホイールを装備し、海の色彩をモチーフにしたボディカラーを組み合わせることで、存在感と上質さを併せ持つ外観に仕上げられている。

一方インテリアは、深みのあるブラック基調の空間に、ブラウンのアクセントとアンビエントライトを配し、海洋シリーズにふさわしいモダンなデザインにまとめられている。海をイメージしたフォルムのスポーツシートは、身体をしっかり支えつつ、前席にはヒーターとベンチレーションを備え、長距離でも快適な姿勢を保てる設計。

さらに視線が集まるセンターコンソールには、クリスタルを思わせる電動シフトレバーや2基のワイヤレス充電を配置し、上質感と機能性を両立。また2,765mmのホイールベースが確保する後席空間は大人がゆったり座れる広さを持ち、ラゲッジは日常用途から旅行まで幅広く対応できる容量とフラットな床により、使い勝手の良さを追求している。

DMテクノロジーとは

BYDは20年以上にわたりハイブリッド技術の研究開発を続け、2008年には、初代DMを搭載した世界初の量産型プラグインハイブリッド車を発表したパイオニア。現在では、プラグインハイブリッドシリーズを90以上の国と地域で展開し、累計販売台数は740万台を突破するなど、グローバルで確かな実績を積み重ねている。

そしてこの「シーライオン6」には、初代DMを市販して以来、17年以上にわたって進化を遂げたスーパーハイブリッド技術であるDM-iが採用されている。DM-iは世界最高水準の熱効率を誇る1.5L高効率エンジン、高出力に対応するDM-i専用ブレードバッテリー、高効率なエレクトリックハイブリッドシステム(EHS)で構成される「電気走行が主体」のハイブリッドシステム。

走行の大半をモーターが担うためEVのように静かな走りとスムーズな乗り味を実現し、必要な場面ではエンジンを効率良く作動させることで優れた燃費性能を発揮。満充電時には100km(FWDの場合)のEV走行が可能で、日常の移動はほぼ電気のみで完結。長距離走行時には、エンジンによる発電と走行を最適に組み合わせることで、ユーザーの航続距離の不安を解消し、快適性と効率性を両立した電動パワートレイン。

「シーライオン6」のユーティリティ

「シーライオン6」は、利便性と快適性を備え、日常の移動をよりスマートにする装備を多数搭載している。中央には15.6インチの高精細大型ディスプレイを採用し、最新のインフォテインメントシステムと組み合わせることで直感的な操作性と幅広い情報の提供を実現。

さらにApple CarPlayやAndroid Autoによるスマートフォン連携も可能となっている。また前席には、2台同時接続できるワイヤレス充電や、前後席にはUSB端子を配置するなど、毎日の使いやすさに直結する装備を充実させている。加えて、進化したボイスコントロールは、全席からの発話を認識して対応できるようになっている。

そしてPHEVの強みである充電性能は、最大6kWの普通充電と18kWの急速充電に対応。車外への給電(V2L)や家庭への電力供給(V2H)にも対応し、アウトドアや災害時など幅広いシーンで車両を電源として活用できる。

快適装備では、前席にヒーター/ベンチレーションを備えた電動スポーツシート、ステアリングヒーター、遮音性の高いガラス、ワンタッチ開閉式パノラミックサンルーフを採用。ラゲッジは425Lの容量を確保し、後席を倒すことで1,440Lまで拡張でき、フラットな床と大きな荷室開口部により高い実用性を実現しており、日常からレジャーまで、幅広いニーズに応える実用性を備えたSUVとなっている。

【メーカー希望小売価格】

SEALION 6 3,982,000(税込)
SEALION 6 AWD 4,488,000(税込)

【主要諸元】

関連情報:https://byd.co.jp/e-life/cars/sealion6/

構成/土屋嘉久

「CanCam」「Oggi」「Domani」などのファッション誌やサイトの編集に長年にわたり携わりながら、編集プロダクション「ADVOX株式会社」を設立。同時に、広告のクリエイティブディレクター&ライターとしても活動。近年は、DIMEをはじめとする情報誌やサイト、ラジオ番組などで、クルマや家電、美容、健康、グルメ、ファッション情報を発信。さらに現在では、クルマ好きが高じてWワークで超高級スーパーカーブランドにて車両移動する業務に携わり、毎日、フェラーリやランボルギーニ、ポルシェ、マクラーレン、アストンマーチン、マセラティ、ロータス、ベントレー、ロールスロイスなど、様々なクルマの運転を満喫中。

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