山善は、ホットも水出しも1台で叶える「ハイブリッドコーヒーメーカー」(品番:YCB-720)を2025年12月下旬に発売する。価格はオープン。市場想定価格は9,000円前後。
独自構造で水出しコーヒーを約2.5分で抽出!
「ハイブリッドコーヒーメーカー」は、ホットと水出しの両方に対応し、ボタンひとつで好みの抽出方法を選べる家庭用コーヒーメーカー。
近年、コーヒー市場では、水出しコーヒー(コールドブリュー)がじっくりと抽出することで雑味が少なく、豆本来の香りや甘みを引き立てる飲み方として人気を集めている。一方で、抽出に時間がかかるため、自宅で手軽に楽しむにはハードルが高いという課題があった。
そこで、本製品では、ポンプで水をフィルター内に送り込み、一定時間でオン・オフを繰り返す運転により加圧と減圧でコーヒー粉に効率よく水を浸透させる独自構造を採用。これにより、コーヒーバッグ(1L)で抽出する際、一般的に約8時間要する水出しコーヒーを、1杯(120mL)あたり約2.5分で抽出できる。
また、味わいは、自家焙煎のスペシャルティコーヒーを手掛けるTooMuchCoffeeバリスタが監修。コーヒー成分の濃度(TDS濃度)を目安に、早くてもしっかりと味と香りが楽しめる工夫を凝らしている。
さらに、付属のステンレスサーバーは、保温・保冷効果が高く、そのまま保存することが可能。抽出後は注ぎ口の向きを変え、そのままマグカップとしても使用できるため、手持ちのコップなどに移し替える必要がない。
もちろん、使いやすさやお手入れのしやすさにもこだわっており、事前設定不要のワンタッチ操作で、誰でも手軽に使うことが可能なうえ、ステンレスサーバーやドリッパーは、主要パーツが分解・丸洗いできるので、お手入れも簡単。
コーヒー用とお茶用の2種類の専用ドリッパーが付属しているのも嬉しいポイントで、コーヒー粉の変わりにお茶や紅茶の葉を入れれば、水出し茶の他に温かいお茶や紅茶なども淹れられる。
本体サイズは約幅145×奥行285×高さ315mm(給湯ふたを閉じた状態)、約幅145×奥行285×高さ460mm(給湯ふたを開けた状態)。重量は約2.0kg(ステンレスマグ含む)。水タンク満水容量は850mL(ホット:6カップ/800mL、水出し:6カップ/850mL)。付属品はドリッパー×2、計量スプーン、ステンレスサーバー。
製品情報
https://book.yamazen.co.jp/product/detail/I00009237
構成/立原尚子







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