自宅の“かくれ資産”が宝に化ける時代に!
ここに面白い調査結果がある。11月にメルカリがニッセイ基礎研究所と発表した、「2025年版 日本の家庭に眠る“かくれ資産”」に関する調査によると、日本全国の“かくれ資産”は、推計約91兆円、国民一人あたり平均約71.5万円にもなると言う。

1年以上使用しておらず、理由なく家庭内に保管しているモノを不要品とし、不要品保管数量調査および「メルカリ」の平均取引価格により不要品を金額に換算した数値を“かくれ資産”と定義している。
「実は日本の1世帯あたりの “かくれ資産”金額はアメリカの約1・7倍にもなります(メルカリUS2023年度リユースレポートなどから推定)。また日本では “かくれ資産”がリユース市場に出てくる『発掘率』も5%ほどで、これはアメリカの約33%よりも非常に低いのです。そこから考えると、日本のリユース市場のポテンシャルはアメリカよりも高く、個人が退蔵し眠ってる “かくれ資産”がとても多いと思われます」(瀬川さん)
「現在、台湾、香港で日本からの出品で人気が高いのは、『ちいかわ』や『にしむらゆうじ』のキャラクターグッズ、漫画やアニメのキャラクターグッズ、日本のアイドルグッズやCD、漫画本などです。意外なモノとしては、バンダイの『一番くじ』グッズ、カプセルトイなども人気です。ファッション関連では、吉田カバンが男性で1位人気、廃盤商品が人気のユニクロが4位、女性は日本ブランドの限定品などです」(竹井さん)
今年年末の大掃除で“捨てられそうな”不要品は日本全国で推計約9兆9,373億円、国民一人あたり平均約8.9万円とされる。
大掃除の後、自分の “かくれ資産”を海外にリセールしてみてはいかがだろうか?意外なボーナスが得られるかもしれない。
取材・文/福田 誠
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