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2025年に最も検索されたのは?「Yahoo!検索大賞」大賞とミュージシャン部門1位をW受賞したのはあのグループ!

2025.12.06

今年もさまざまな話題が生まれ、新しいスターが台頭し、既存の人気者が再び注目を集めるなど、人々の興味や関心が揺れ動いた一年であった。そんな2025年、ネットで最も人々の関心を集めたのは誰だったのだろうか。

LINEヤフーは、2025年に前年と比べ検索数が急上昇した人物や作品、商品、お出かけスポットをランキング形式などで発表する「Yahoo!検索大賞2025」を公開したので、詳細をお伝えしよう。

「Yahoo!検索大賞2025」の主な結果

「Yahoo!検索大賞」は2014年に開始し、今年で12回目を迎えた。「Yahoo!検索大賞」の選考基準は、国内最大級の検索サービス「Yahoo!検索」のデータにもとづいているため、ユーザーの興味・関心が反映されており、まさに”国民が選んだ賞”であるといえる。

■人物カテゴリー

大賞:timelesz
集計の結果、男性アイドルグループのtimeleszが「大賞」と「ミュージシャン部門」1位を初受賞した。

急上昇理由:Netflixの「timelesz project -AUDITION-」で選ばれた5人が加わり、8人体制で再始動。改名後初のシングル「Rock this Party」のリリースや「THE MUSIC DAY」への出演、冠番組「タイムレスマン」などが話題となり、検索数が上昇した。

<timelesz 受賞コメント>
「この度、timeleszがYahoo!検索大賞2025およびミュージシャン部門の1位に選出いただきました。2月に8人体制となった年に選出されたこと、とても光栄に思います。来年以降も皆さまにたくさん検索していただけるように、日々の活動を頑張っていきたいと思います」

■俳優部門1位:本田響矢

急上昇理由:ドラマ「波うららかに、めおと日和」で江端瀧昌役を演じ、「第124回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」で助演男優賞を受賞。また、音楽劇「エノケン」への出演や「王様のブランチ」の新レギュラー就任などでも注目を集め、検索数が上昇していた。

■俳優部門2位~5位

連続テレビ小説「あんぱん」で主演を務めた今田美桜さん、ドラマ「波うららかに、めおと日和」で主演を務めた芳根京子さん、大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で主演を務めている横浜流星さん、連続テレビ小説「ばけばけ」で主演を務めている髙石あかりさんがランクインした。

■ミュージシャン部門2位~5位

今年メジャーデビュー10周年を迎えたMrs. GREEN APPLE、テレビ番組への出演などで話題となった藤井風さん、オーディション番組からメジャーデビューを果たしたHANA、MUSIC AWARDS JAPANでのパフォーマンスが話題となったちゃんみなさんがランクイン。

■アスリート部門1位:佐々木朗希

急上昇理由:千葉ロッテマリーンズからMLBのロサンゼルス・ドジャースへの移籍を発表し話題に。シーズン序盤で故障者リスト入りしたものの、ポストシーズンではクローザーとして活躍し、検索数が上昇した。

■アスリート部門2位~5位

横綱に昇進し、年間最多勝にも輝いた大の里関、横綱に昇進した豊昇龍関、5度目の4団体王座同時防衛を果たした井上尚弥さん、プレシーズンゲームのドジャース戦や日本シリーズなどで活躍した阪神タイガースの佐藤輝明さんがランクイン。

■お笑い芸人部門1位:友田オレ

急上昇理由:「R-1グランプリ2025」において、23歳で史上最年少優勝を果たし検索数が上昇した。また、「アメトーーク!」「あちこちオードリー」などのバラエティ番組にも出演し話題に。

■お笑い芸人部門2位~5位

多数のテレビ番組への出演や動画配信などで話題となった狩野英孝さん、「THE SECOND~漫才トーナメント~2025」で優勝したツートライブ、テレビ番組のドッキリ企画で改名したちょんまげラーメン、去年の「M-1グランプリ2024」での好成績を受けて今年東京に進出したバッテリィズがランクインした。

■声優部門1位:戸田恵子

急上昇理由:長年主役を務める「それいけ!アンパンマン」に関連の深い連続テレビ小説「あんぱん」や、アニメ映画「それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!」「不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-」などに出演し話題に。

■声優部門2位~5位

「名探偵コナン」に登場するキャラクター・安室透役の後任となった草尾毅さん、声優やナレーターとしての活躍に加え、連続テレビ小説「あんぱん」にも出演した津田健次郎さん、大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」や連続テレビ小説「あんぱん」に出演した島本須美さん、アニメ、ドラマでの活躍の他にテレビ番組への出演などでも話題になった山寺宏一さんがランクインした。

■スペシャル部門1位:ミャクミャク

急上昇理由:大阪・関西万博の公式キャラクター。イベント出演や来場者との交流、公式ライセンス商品、企業とのコラボレーションなどが話題になり、”万博の顔”として活躍した。

■スペシャル部門2位~5位

「24時間テレビ」のチャリティランナーとして105kmマラソンを完走した横山裕さん、timeleszの新メンバーとして活躍する寺西拓人さん、音楽活動の他に連続テレビ小説「あんぱん」に出演したMrs. GREEN APPLEボーカルの大森元貴さん、timeleszの新メンバーとして加入し、バラエティ番組などにも出演する篠塚大輝さんがランクインした。

■アニメ部門1位:機動戦士Gundam GQuuuuuuX

急上昇理由:ガンダムシリーズのテレビアニメ最新作。4月から6月まで放送され、放送日を中心に検索数が上昇。また、同シリーズを手掛けるサンライズと、エヴァンゲリオンシリーズで知られるスタジオカラーとの共同制作も話題になった。

■アニメ部門2位~5位

去年の第1期に続き今年第2期が放送された「薬屋のひとりごと」、今年第1期・2期が放送されたアクションアニメ「SAKAMOTO DAYS」、少女とタコ型地球外生命体の交流を描いた「タコピーの原罪」、通算22作目として今年から放送開始した「キミとアイドルプリキュア♪」がランクイン。

■映画部門1位:国宝

急上昇理由:芥川賞受賞作家・吉田修一さんの同名小説を原作とした伝統芸能と人間ドラマを描いた作品で、主演の吉沢亮さんの他に横浜流星さん、渡辺謙さんら豪華キャストが出演。俳優陣の演技や歌舞伎のシーンなどが話題に。

■映画部門2位~5位

3部作の第1章として今年夏に公開された「劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来」、トム・クルーズ主演のシリーズ8作目にして最終作として公開された「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」、ミュージカルを原作とした「ウィキッド ふたりの魔女」、現代に存在する忍者たちを描いた漫画が実写映画化された「アンダーニンジャ」がランクインした。

■ゲーム部門1位:モンスターハンターワイルズ

急上昇理由:2004年に1作目が発売された「モンスターハンター」シリーズの最新作。発売から1ヵ月間で過去最大の全世界販売本数1,000万本を達成し、話題に。

■ゲーム部門2位~5位

スマートフォン向けゲームアプリ「Pokémon Trading Card Game Pocket」、今年秋に発売されたNintendo Switch・Nintendo Switch 2専用ゲームソフト「Pokémon LEGENDS Z-A」、ファンタジー世界でスローライフを楽しむRPG「ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女」、シリーズ9作目となるNintendo Switch 2専用のレーシングゲーム「マリオカート ワールド」がランクインした。

■ドラマ部門1位:連続テレビ小説「あんぱん」

急上昇理由:漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルにしたNHKの連続テレビ小説。今田美桜さんが主演を務め、放送開始とともに検索数が上昇。また、テレビアニメ「それいけ!アンパンマン」声優陣の出演なども話題に。

■ドラマ部門2位~5位

江戸時代中期に活躍した江戸のメディア王・蔦屋重三郎の生涯を描いた大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」、漫画を原作としたヒューマンクライムサスペンス「クジャクのダンス、誰が見た?」、エリート官僚が私立高校への出向を命じられ、高校3年生の担任として教壇に立つ姿を描く「御上先生」、昭和初期を舞台に帝国海軍の夫と妻の新婚夫婦を描いたラブコメディー「波うららかに、めおと日和」がランクインした。

■楽曲部門1位:かわいいだけじゃだめですか?

急上昇理由:2024年にデビューした8人組アイドルグループ・CUTIE STREETの楽曲。TikTokをはじめとしたSNSでこの曲を使った動画が多数投稿され大きな注目を集め、検索数が上昇。

■楽曲部門2位~5位

連続テレビ小説「あんぱん」のモデルとなったやなせたかしさんが作詞した「手のひらを太陽に」、女性アイドルグループCANDY TUNEが去年リリースし、TikTokを中心にヒットした「倍倍FIGHT!」、Mrs. GREEN APPLEが配信限定シングルとしてリリースした「ダーリン」、同じくMrs. GREEN APPLEが配信限定シングルとしてリリースした「クスシキ」がランクイン。

■商品部門1位:Nintendo Switch 2

急上昇理由:任天堂が発売した新しいビデオゲーム機。2017年発売のNintendo Switchの後継機で、既存ソフトとの互換性や新機能への期待が高まり話題に。予約開始日や発売日には、SNSやメディアで大きく取り上げられ、検索数が上昇した。

■商品部門2位~5位

ミスタードーナツ55周年記念商品で新食感のドーナツ「もっちゅりん」、スズキのオフロード「ジムニー」シリーズに新たに加わった5ドア仕様の「スズキ ジムニーノマド」、大阪・関西万博公式キャラクターの関連商品「ミャクミャク グッズ」、トヨタ自動車が今年発売したSUVタイプの「トヨタ クラウン エステート」がランクイン。

■お出かけスポット部門1位:大阪・関西万博

急上昇理由:大阪・夢洲で開催された国際博覧会。最先端技術やサステナビリティに関する取り組みを体験できる世界各国のパビリオンが集結し、未来社会を実感できるイベントとして話題に。

■お出かけスポット部門2位~5位

今年夏に沖縄県国頭郡今帰仁村と名護市にまたがりオープンした大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」、地域最大級の商業施設として注目され、今年4月に愛知県安城市にオープンした「ららぽーと安城」、今年3月にグランドオープンした広島駅直結の商業施設「minamoa」、「ちいかわ」の世界を体験できる施設で今年7月に東京・池袋のサンシャインシティ アネックスにオープンした「ちいかわパーク」がランクイン。

都道府県部門:47都道府県 – ご当地のみで急上昇した検索ワード

今年は都道府県別に、前年と比較してそれぞれの都道府県でのみ検索数が急上昇したワードも公開した。

「Yahoo!検索」で「検索大賞 都道府県」と検索すると、2025年に各都道府県で最も検索数が急上昇したワードが検索結果上部に表示される。

都道府県部門では、2025年にオープンした新施設やイベントなど、各都道府県で注目されているご当地ワードが並んだ。

ネクストブレイクカテゴリー

今後の活躍が期待できる人物、ヒットが予想される商品を「ネクストブレイクカテゴリー(2部門)」(「人物」「商品」)も発表した。

■人物部門(五十音順):

=LOVE
ネクストブレイク理由:指原莉乃さんプロデュースのアイドルグループ。2月にリリースした楽曲『とくべチュ、して』は、TikTok総再生回数20億回を突破。また、さいたまスーパーアリーナをはじめとしたアリーナツアーも話題になり、検索数が上昇している。

奥山葵
ネクストブレイク理由:映画「クロスポイント」やドラマ「しあわせは食べて寝て待て」への出演や、「スクープのたまご」で主演を務めたことがきっかけとなり、検索数が上昇した。

滝澤諒
ネクストブレイク理由:特撮ドラマ「仮面ライダーガヴ」でニエルブ・ストマック役を演じたほか、配信ドラマ「浅葱と広海~明日への扉~」では主演を務め話題に。また、7月には音楽ライブを開催するなど活動の幅が広がり、検索数が上昇している。

西田どらやき
ネクストブレイク理由:お笑いコンビ「入間国際宣言」のツッコミ担当。怪談を中心とした不思議なエピソードを紹介するYouTubeチャンネル「西田どらやきの怪研部」が話題となり、検索数が上昇。

山中柔太朗
ネクストブレイク理由:ドラマ「できても、できなくても」や映画「君がトクベツ」などへの出演のほか、アーティストとしても「M!LK」での活躍が話題となり検索数が上昇していた。

■商品部門(五十音順):

大人のシール
ネクストブレイク理由:立体感が魅力の「ボンボンドロップシール」から人気が広がり、大人も楽しめるシール文化が注目されている。「大人のシール帳」や「シール帳 無印」といったシールを貼り付けるノートやバインダー、「おはじきシール」「大人の図鑑シール」などのシールが話題となり、検索数が上昇した。

コグマパン
ネクストブレイク理由:韓国で人気のさつまいもにそっくりなパンで、「コグマ」は韓国語で「さつまいも」。日本でもセブン-イレブンや、ベーカリーのハートブレッドアンティークなどで販売され話題となり、検索数が上昇している。

ちきゅうのにわ
ネクストブレイク理由:地球をテーマにした子ども向けの屋内施設で、遊びながら学べるプレイグラウンド。橿原店(奈良県)、港北店(神奈川県)、幕張新都心店(千葉県)など続々と新店舗がオープンし、検索数が上昇した。

HYROX
ネクストブレイク理由:1kmのランニングと8種類のファンクショナルエクササイズを組み合わせたドイツ発祥のフィットネスレース。2025年8月に日本で初めてパシフィコ横浜(神奈川県)で開催されたことが話題となり検索数が上昇。

mojojojo
ネクストブレイク理由:ぬいぐるみ作家の尾崎歩美さんが手掛けるぬいぐるみ・雑貨ブランド。カプセルトイのフィギュアマスコットや、LOWRYS FARMとのコラボレーションなどが話題となり検索数が上昇している。

特別企画「AIが推測するあの時代の検索大賞」

「Yahoo!検索」では、チャット形式で情報を深掘りできる「AIアシスタント」機能を提供している。

今回の特別企画「AIが推測するあの時代の検索大賞」では、「AIアシスタント」が江戸時代から1990年代までの”架空の検索トレンド”を推測し、各時代の大賞を発表。思わず誰かに話したくなる、AIならではの楽しさを体験できる特別コンテンツだ。

※ 公開期間:2025年12月3日(水)~24日(水)

調査概要
名称:「Yahoo!検索大賞2025」
内容:「Yahoo!検索大賞2025」は、期間集計データをもとに、“今年の顔”として検索数が最も急上昇した人物に贈る「大賞」に加え、「人物カテゴリー(6部門)」(「俳優」「ミュージシャン」「アスリート」「お笑い芸人」「声優」「スペシャル」)、「作品カテゴリー(5部門)」(「アニメ」「映画」「ゲーム」「ドラマ」「楽曲」)、「商品カテゴリー(1部門)」(「商品」)、「ローカルカテゴリー(2部門)」(「お出かけスポット」「都道府県」)を発表しています。また、今後の活躍が期待できる人物、ヒットが予想される商品を「ネクストブレイクカテゴリー(2部門)」(「人物」「商品」)として発表。

算出方法:
<人物カテゴリー、作品カテゴリー、商品カテゴリー、ローカルカテゴリー>
2025年に、集計期間内の1日あたりの平均検索数が、前年と比べ増加した人物・作品から選出。

集計期間:2025年1月1日(水)~11月1日(土)
<ネクストブレイクカテゴリー>
今後、検索数が伸びそうなキーワードを予想する「トレンド指数(※)」を用いて選出。
※トレンド指数:対象期間うち、直近のデータの比重を大きくなるようスコア化したもの。

集計期間:
人物部門:2025年10月27日(月)より直近1年間
商品部門:2025年10月27日(月)より直近1年間

関連情報
https://yahoo.jp/M2A8jt

構成/Ara

昭和63年生まれ。最新のトレンドを横断的に紹介するオールラウンド系ライター。編集プロダクションでの書籍制作や、男性向け美容・健康WEBマガジンでのライター経験を経て、現在は最新ファッションアイテムを中心に執筆活動を展開中。

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