「今日は髪が決まらない…」そんな朝の一瞬が、意外にもその日の行動やテンションを左右しているかもしれない。
Aiロボティクスが展開するストレートヘアケアブランド「Straine(ストレイン)」は、全国の20~40代の男女1200名を対象に「朝のヘアスタイリングとメンタルへの影響」に関する調査を実施した。(2025年11月14日/アンケートによるネット調査)
「自分の印象を決める要素」1位は 髪型!スタイリングに納得いく日は、週3~4回が最多
まず、「自分の印象を決める要素」として最も多かったのは「髪型」(80.3%)であった。次いで「服装」(73.1%)、「姿勢・しぐさ」(58.8%)、「話し方・表情」(58.3%)。
女性に絞った場合でも「メイク」(62.7%)と比較して、「髪型」(83.7%)が約20pt上回り、ヘアスタイリングが印象づくりの主役であることが明らかに。
ヘアスタイルについては、「特に朝は仕上がりを気にしている」(81.8%)、「スタイリング時間はなるべく短く済ませたい」(90.3%)など、朝の限られた時間のなかで“いかに手早く、きれいに仕上げるか”を重視している人が多いことがわかった。
また、夜のヘアケアでは「ほぼ毎日行う」(27.9%)が最多という結果に。
朝のスタイリングのために、「前夜のドライ」(51.3%)「前夜のヘアケア」(50.0%)を重視する人が半数以上にのぼった。
「朝のヘアケア」(20.0%)と比較しても、翌朝のヘアスタイリングのために、前夜からシャンプーやドライヤーなどでのヘアケアを重視しているようだ。
朝のスタイリングのためにさまざまな工夫をしている一方で、納得いく仕上がりにできた日は「週3~4回」(28.0%)が最多という結果に。思い通りに整う日が限られており、仕上がりにムラが出やすい実態がうかがえる。
また、毎朝のスタイリング時間は平均10分であるのに対し、「なるべく短時間で済ませたい」と回答した人は90.3%にのぼり、“スピーディに、かつきれいに仕上げたい”というニーズが強いことが明らかに。
続いて、朝スタイリングが上手くいった日は、「自信が持てる」(80.8%)、「気持ちよく1日が始められる」(84.2%)、「その日1日が幸せな気分になる」(76.3%)など、ポジティブな変化が多数見られ、朝の仕上がりがその日のメンタルスイッチになっていることが分かった。
行動面でも、「魅力的に感じ自信が出る」(78.0%)、「いつもより人に話しかけるなど、社交的・積極的な行動が増える」(63.1%)、といった前向きな行動が見られたり、「いつもより周囲の人(同性・異性問わず)から、好意的に接されると感じる」(64.3%)と髪型が自身の魅力に関係していると思う人が多いことが判明。
スタイリングが決まると心理的にもポジティブな影響あり
一方、スタイリングがうまくいかなかった日では、「気分が落ち込み自信が持てなくなる」(71.3%)だけでなく、「見られるのが恥ずかしく、積極的になれない」(62.2%)、「ヘアスタイルが気になり集中できない」(56.9%)といった声もあり、朝の髪の仕上がりは見た目だけでなく1日のメンタルや行動にまで影響することが分かった。
また、自身を「内向的だ」(n=836)と感じている人だけに絞ると、朝スタイリングがうまくいくと「自己肯定感が高まる」(83.4%)や「いつもより自分を魅力的に感じ、自信が出る」(76.6%)ということが判明。
さらに、「人に会いたくなる」(60.4%)、「社交的な行動が増える」(58.9%)と回答する割合も高く、“朝の髪の仕上がり”が行動のアクセルになりやすい傾向が見られた。
朝のヘアスタイリングで困ったエピソード
・朝、寝ぐせがひどくてドライヤーでも直らず、ワックスを多めに使ったらテカテカのヘルメット頭に。時間がなくてそのまま出社し、電車の窓に映る自分の髪を見て後悔しました。
・寝癖がなかなかとれなくて、結局そのまま出勤する羽目になったことです。その日は一日ブルーでした。
・ヘアアイロンで前髪をセットしたときに失敗して変な癖がつく。もう一度水で濡らして、ドライヤーをかけて、ヘアアイロンをかけて…と余計な手間がかかってしまった。
朝髪型が決まったことで良かったエピソード
・朝、髪型がきれいに決まった日に限って同僚や取引先から「今日さっぱりしてますね」と褒められ、一日中気分よく過ごせました。
・まとまりある髪の毛にセットできて、明るい気持ちで1日を過ごせました。そういう日は自然と笑顔も増えるように思います。
・いつものメイクをしていても顔が変わる。下を向きがちに歩いていたのが、前を向いて歩けるようになる。自信が出る。
まとめ
今回の調査では、ヘアスタイリングの仕上がりで、1日のメンタルや行動にも影響が出ることが伺えた。
しかし、思い通りに髪が整う日は限られ、仕上がりの“ムラ”に悩む人が多いことも判明。このように翌朝の状態よくするために、夜の”ヘアケア”を重視する人が過半数にのぼっている。
前夜のシャンプーやドライを丁寧に行うことで、翌朝のまとまりやスタイリングのしやすさにつながると考える人が多く、“朝の仕上がりは前夜のケアで決まる”という意識があることが伺える。
また、調査で寄せられたコメントからは、朝のスタイリングが思い通りに仕上がらず、日によって気分や行動が左右されてしまう生活者の苦労が多く見受けられた。
構成/Ara







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