いよいよ年の瀬。帰省や旅行などの計画を立てている頃ではないだろうか。長距離ドライブを予定しているなら、このご時世だからこそ、コスパの良いカーグッズをそろえておこう。
今回は、冬におすすめのコスパの良いタイヤとカー用品を3つ、メーカーのおすすめコメントと共に紹介する。
DUNLOP(ダンロップ)の次世代オールシーズンタイヤ「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」
住友ゴム工業によるタイヤブランドダンロップは、2024年10月に新たなタイヤをリリースした。“ドライ・ウエット・氷上・雪上などのあらゆる路面にシンクロする”「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」だ。
これまでのオールシーズンタイヤとはまったく異なる、水や温度に反応し、路面状態に合わせてゴム自らが性質を変化させる新技術「アクティブトレッド」を初搭載。
ゴムの内部に組み込まれた水や温度にアクティブに反応するスイッチが、外部環境の変化に反応してまるでスイッチを切り替えるように、ゴムが自動的に最適な性能に変化する。
そしてさまざまなコスパ・タイパを実現しているらしい。同社のマーケティング担当 武田聖也氏は次のように解説する。特に冬にはおすすめだそうだ。
●コスパ・タイパが良いポイント
・あらゆる路面に対応し、1年を通じて安心して使用可能
「雨で濡れた路面、雪の積もった路面、圧雪、シャーベット、凍結した路面、夏場に高温になった路面、どんな路面でも安全に走行でき、1年中安心して使用可能です」
・履き替え不要で4年間使用でき、交換や保管の手間がない
「オールシーズンタイヤは通年の装着で冬性能が落ちることが懸念されますが、シンクロウェザーは約4年2ヶ月、スタンダードスタッドレスタイヤ同様の安心感が続きます。交換や保管の手間もかかりません」
・トータルコストも夏・冬タイヤの2種持ちよりも安い
「付け替え不要で交換や保管の費用もかからないため、6年間でみると夏タイヤと冬タイヤの2種持ちよりも安くなります。試算した結果、差額は約10万円。これだけお得です」
新車を購入してから6年間のうち、スタッドレスタイヤとSYNCHRO WEATHERを2度ずつ、スタンダードサマータイヤを1度購入した想定で比較。タイヤ購入費用、作業工賃、保管費用72か月を合算して算出。市場価格を参考に算出。
1ヶ月走行距離は1,000kmを想定、推定ライフはスタンダードサマータイヤ:約70,000km(80%摩耗まで)、スタンダードスタッドレスタイヤ:約20,000km(50%摩耗、プラットフォームまで)、SYNCHRO WEATHER:約50,000km(50%摩耗、プラットフォームまで)とする。(いずれも195/65R15、カローラツーリングの場合)使用条件によっては、この限りではありません。
●冬場におすすめのポイント
「オールシーズンタイヤはアイスバーンが弱点といわれますが、シンクロウェザーは路面の温度や湿度でゴムの柔らかさが変化するため、問題なく走行できます。
氷上性能基準もクリアしており、高速道路冬用タイヤ規制でも走行可能な『スノーフレークマーク』に加え、国連規定で定められた氷上性能の基準をクリアしたタイヤを表す『アイスグリップシンボル』も刻印されています。
オールシーズンタイヤでアイスグリップシンボルの刻印は世界初(※1)です」
(※1 ダンロップ調べ)
このコスパの良さは物価高な時代にありがたい。タイヤ履き替えタイミングに検討したい。
cado(カドー)の加湿器「STEM Portable」
冬場の車内は、寒さと共に乾燥が気になってくるものだ。特に家族やパートナーとの長距離ドライブは快適に過ごしたいもの。
そんなとき、加湿器が重宝するが、その選択によってコスパを高められる。
カドーのポータブル加湿器「STEM Portable」は、霧化した水を内蔵のファンで噴霧・拡散する。リチウムイオンバッテリーの充電式を採用しており、室内はもちろん、カーDCアダプター搭載で車内にも持ち込める。
また除菌消臭やアロマディフューザーとしての役割も担う。
年末年始のドライブを想定し、コスパが良いポイントと冬におすすめの理由を同社のマーケティング部 部長 金崎泰真氏は次のようにコメントする。
●コスパが良いポイント
・マルチに活躍
「空間を加湿するだけでなく、除菌消臭やアロマディフューザーとしてマルチに活躍する点はコスパが良いです」
・消臭の消耗品の買い替え不要に
「STEM Portableを利用すれば、ドライブ中の車内空間の洗浄を、毎回買い替える消耗品で一時的にごまかさなくて済みます」
●冬場におすすめのポイント
「乾燥しがちな冬の車内で、パーソナル空間を加湿できるので冬場におすすめです。さらに除菌液を使用した除菌・消臭で衛生面もケアできるので、狭い空間に人が集まる空間の不安も軽減されます」
エクスジェルシーティングラボの自動車用クッション「ハグドライブ ハイエスト HP」
長時間のドライブは腰や尻に負担がかかるのが難点だ。そんな悩みにこたえるのがエクスジェルシーティングラボの自動車用クッションシリーズ「ハグドライブ」だ。
2025年11月下旬より最上級モデルでラグジュアリー仕様の「ハグドライブ ハイエスト HP」をリリース。冬のドライブに手に入れたい。
現代人の座り疲れを軽減するため、独自素材と医療・介護分野で培ったシーティング技術を採用する。
ラインアップは腰部分をカバーする「ランバーパッド ハイエストHP」と座面シートの「シートパッド ハイエストHP」の2種類。
同社のプロモーション担当 松谷千晶氏はコスパが良いポイントと冬におすすめのポイントについて次のようにコメントする。
●コスパが良いポイント
・独自素材で体圧分散
「クッションの中に入っている独自素材『エクスジェル(R)』が、運転時にかかる体圧を流動・分散するため、同じ姿勢が続く長距離ドライブでも身体の疲れや腰痛を軽減します」
・経年劣化が少ない
「エクスジェルは、医療・介護分野でも使用されている素材で、経年劣化が少なく、長い期間ご使用いただけます」
・一年中清潔
「カバーはご家庭でのお洗濯が可能なため、万が一汚れてしまっても安心です。一年中清潔にご使用いただけます」
●冬場におすすめのポイント
「カバーには上質なスエード生地を想わせる東レ株式会社の『ウルトラスエード(R)HP(※2)』を採用しており、肌触りも良く、冬のカーシートのひんやり感を軽減してくれます。またコンパクトな設計なので、厚着になる冬の季節でも快適にご使用いただけます」
※2 ウルトラスエード(R)は東レ株式会社の登録商標です。
年末年始の帰省や旅行で長距離ドライブを予定しているなら、これらのアイテムでコスパ良く快適に安全運転で楽しもう。
取材・文/石原亜香利
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