スマホの疑問は、「人に聞く・尋ねる」から「自分で探す」へとシフト
スマホに関する疑問の解決方法について調べたところ、「人に聞く・尋ねる」人は、2023年の71.6%から16.5ポイント低下し55.1%。69歳以下はいずれも50%台に落ち着く一方、70代のみ66.7%と依然高い水準になっている。しかし全体的に「人に頼る」から「自己解決」へのシフトが始まっている。
他方「自分で探す」人の割合は、2023年の26.6%から17.9ポイント増加し44.5%。特に60代の伸びが顕著な結果となった。
検索手段としての「ChatGPTなどのAI検索」の利用経験は増加しているものの、AIの活用は依然として“検索用途”が中心
行ったことがある検索方法について調べたところ、「“文字で”検索をする」、「ChatGPTなどでAI検索をする」人が増加していた。特に「ChatGPTなどでAI検索をする」人は2023年比で7.9ポイント増と大きく伸長した。一方、音声や画像、動画での検索利用率は、2024年は上昇したものの2025年は低下傾向となっている。
また、AIを相談相手として活用している人や、生成AIを使った経験がある人は一部存在するものの、まだ少数派にとどまっている。
●AIをどのように利用しているか(自由回答)
・Gemini、株式から料理等、色々な事を教えてもらっている。(63歳)
・ちょっと聞きたいことがある時にChatGPTに聞いている。AIの答えが参考になる。(64歳)
・ChatGPTで疑問に思ったことを質問しています。歴史のことから薬の飲みあわせまで多岐にわたります。(63歳)
・自分の悩みを相談している(64歳)
・昔飼っていた犬の絵を描いてもらった。(72歳)
<調査概要>
調査方法:郵送での質問用紙配布アンケート
調査対象・有効回答者数:55~74歳の全国のハルメク読者の女性 468名
調査実施日:2025年6月11日(水)~8月4日(月)
調査主体:株式会社ハルメク・エイジマーケティング ハルメク 生きかた上手研究所
※ 調査結果のパーセンテージは、小数点以下第2位を四捨五入したため、総数と内訳の合計が一致しないことがある。
出典元:ハルメク 生きかた上手研究所調べ
構成/こじへい







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