12月に入り、寒さが一層厳しくなってきた。そのため、体の冷えを実感しているという女性は多いのではないだろうか?
AKS Therapy Studioはこのほど、全国の20歳以上70歳未満の女性500名を対象に「冷え性」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
20~50代女性の約3人に2人が冷え性を自覚していることが判明
全国の女性(20~69歳)500名に「自分は冷え性だと思うか?」と聞いたところ、最も冷えを強く自覚していたのは30代女性となった。「とてもそう思う」と回答した割合は30代が4割を超えて(41.0%)最も高く、20代(34.0%)、40代・50代(共に33.0%)が3割超で続いた。
一方で、60代は「とてもそう思う」が1割超(14.0%)と少なく、「冷え性ではない」と感じている人が若い世代より多い結果になった。
冷えを自覚する人(317名)に、「最もあてはまる冷えのタイプ」を聞いたところ、全年代で最も多かったのは「(手足や指先が冷たくなる)四肢末端型」となった。特に、30代(70.3%)・50代(68.9%)・60代(70.2%)では約7割がこのタイプと回答しており、「指先・つま先の冷え」は年代を問わず女性に共通した悩みと言える。
次に多かったのは「(足先だけでなく、腰まわりや太ももなど下半身全体が冷える)下半身型」で、20代では2割弱(17.4%)だが、30代・40代・60代では増える傾向があった。
また、「(季節に関係なく、全身の体温が低い)全身型」は20代(21.7%)・40代(19.7%)で比較的高く、体質的な冷えも見逃せない結果となった。
「冷え性の主な原因」については、全年代で「血行不良」がトップとなり、次いで「基礎代謝の低下」「自律神経の乱れ」となった。
また、30代では「基礎代謝の低下」「自律神経の乱れ」「ストレスや疲労」がどれも半数を占め、「鉄分不足・貧血」「食生活の乱れ」も他の年代に比べ突出しているなど、年代別の特徴も顕著にあらわれた。
「普段行っている冷え性対策」を聞いたところ、20代・40代・50代では「温かい飲み物を飲む」、20代(同率)・60代では「湯船に浸かる」が最多となり、「あったかインナーの着用」「レッグウォーマー・靴下の重ね履き」も目立った。
一方、20代はどの対策も他の年代に比べて低く、「特に何もしていない」が高い結果となっていることから、冷えを自覚していても、対策にまで至っていない実態が見えてきた。
さらに、ストレッチ・運動といった“体を動かして改善する”行動は全体的に3割前後にとどまり、「温める」対策が中心の受け身な冷え対策が主流であることが示された。
<調査概要>
調査期間:2025年11月4日
調査手法:インターネット調査
調査対象:20歳以上70歳未満の女性全国
有効回答者数:500名(5歳刻みに各50名)
調査機関:Freeasy
構成/こじへい







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