何かと多忙な年の瀬。仕事やプライベートで日々忙殺される中で、大掃除のタイミングを逸し続けた結果、クリスマス、仕事納め、そして大晦日を迎えてしまった経験がある人も多いのではないだろうか?
オンラインでの見積もり比較・受発注サービス「ミツモア」を運営するミツモアはこのほど、同サービス利用者を対象とした、これから迎える年末の大掃除における業者代行の依頼実態を公開した。
年末の掃除代行の依頼数が5年で4.3倍 大掃除に向けてハウスクリーニング業者の需要が拡大
年末(11月・12月)の掃除代行について、ミツモアの利用者の依頼数をもとに年別でまとめた。結果、2024年の年末の業者依頼数は3893件となり、2020年の年末から2024年の年末にかけて4.3倍増加となった。
タイパを意識した掃除時間の減少や共働き世帯・シニア世帯の増加といった点から、年々ハウスクリーニングに関する需要が高まっており、年末の大掃除に関しても業者に依頼するケースが増えていることが推測される。
早め大掃除が新定番?2024年の年末(11月・12月)の依頼ピークは「11月」(計1990件)という結果に 2023年以前の結果と比較し、依頼ピークは早期化傾向
2020年~2024年の年末の依頼数をもとに、依頼のピークとなる月をまとめた。結果、2023年以前の最も依頼数が多い月は「12月」であったのに対し、2024年は「11月」の依頼数が最も多いことが明らかになった。分散型大掃除や秋掃除といった、年末の大掃除にこだわらないスタイルを取り入れる方も増えているのだろうか。昨今のトレンドとして、大掃除の実施時期は早期化傾向にあると推測される。
年末の掃除代行 人気No.1は「お風呂クリーニング」(26.3%)、次いで「水回りセットクリーニング」(20.6%)
2024年の掃除代行の依頼内容についてまとめた。最も依頼数の多かった項目は「お風呂クリーニング」(26.3%)、次いで「水回りセットクリーニング」(20.6%)、「洗濯機・洗濯槽クリーニング」(17.7%)という結果になった。
また、年間依頼数に対する年末(11月・12月)の依頼増加率においては、「水回りセットクリーニング」が最も高くなることが明らかになった。お風呂・トイレ・キッチンなどをまとめて清掃する「セット割」等でお得になるケースも多く、年末の大掃除を手早く終わらせたい利用者などにもニーズがある模様だ。
<調査概要>
調査期間 :2020年11月~2025年11月
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :「ミツモア」で業者依頼をした利用者
回答数 :28286件
出典元:株式会社ミツモア
構成/こじへい







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