ファーウェイ・ジャパンは11月18日、スマートウォッチのハイエンドシリーズ最新作「HUAWEI WATCH Ultimate 2」を発売した。
「Ultimate(アルティメット)」はダイビング機能を搭載したスマートウォッチで、前モデルは2023年5月に登場。水深100mのダイビングに対応したことが話題となった。
カラーは当初ボヤージュブルーのみだったが、メーカーやユーザーからのリクエストが多く、同年8月にブラックモデルの新色「EXPEDITION BLACK」が、ダイビングショップ「エムアイシー21」の店舗および、オンラインストア限定で登場。
そんな経緯もあってか、「Ultimate 2」はブルーとブラックの2色展開。ブルーは表面に立体織物加工を施したフルオロエラストマーベルトとダイビング用のエクステンションベルト、ビジネスシーンに適したチタニウムベルト付き(17万4680円)。
ブラックはフルオロエラストマーベルトとダイビング用のエクステンションベルトが付属する(14万1680円、いずれも店頭予想価格)。
HUAWEI WATCH Ultimate 2の主な仕様
●サイズ:ブルー約幅47.8×高さ47.8×厚み12.9mm、ブラック約幅48.5×高さ48.5×厚み12.9mm
●重さ:約80.5g(ベルト含まず)
●ディスプレイ:約1.5インチ/466×466ピクセル LTPO 2.0 AMOLED/最大輝度3500nits
史上初のウォッチ単体の水中ソナー通信などダイビング機能がさらに向上
「Ultimate 2」は前モデルよりもさらにダイビング機能が向上。その大きな特徴が、水深約150mまでのダイビングに対応したことと、ウォッチ単体でのソナーによる水中通信だ。このような水中通信を実現したのは史上初なのだとか。
水中では水深10mで1気圧ずつ水圧が増すので、水深150mでは約16気圧となり、通常の16倍の圧力がかかる。そのため3層の防水フィルム構造を採用。
水圧感知式自動防水構造を搭載したことで、約30mの深度から自動的に圧力を感知して、自動で防水構造を強化する。
主要パーツにも海水による腐食を防ぐコーティングを施すなど、前モデルよりも防水性能を進化させた。これにより最大150mのダイビングに対応。
そしてディスプレイには透明度が高く、傷付きにくいサファイヤガラスを採用。ウォッチケースにはジルコニウムをベースとしたリキッドメタルを使用することで、非常に堅牢で、高い耐久性や耐腐食性能を誇るスマートウォッチに仕上げた。
趣味で楽しむ「レクリエーショナルダイビング」では最大深度は40mまでだが、「Ultimate 2」は40mよりも深く潜る「テクニカルダイビング」や、酸素ボンベなどを使わずに自分の息だけで100m近くまで潜る「フリーダイビング」にも対応。
今年9月に、フリーダイビングの国際大会「ボルケーノカップ2025」が鹿児島で開催されたのだが、昨年に引き続き、ファーウェイが協賛。大会公式ウォッチとして「Ultimate 2」が採用され、選手が着用して大会に臨むなど、一流選手からもその性能に信頼が寄せられている。
そしてソナーによる水中通信というのが、事前に「Ultimate 2」を装着した仲間をパートナーに設定しておけば、最大50人と水中でコミュニケーションできるというもの。水中で音波を送受信できるミニソナーシステムを開発したことで、ウォッチ単体での水中通信を可能にした。
テキストや絵文字は、「安全停止をしてください」「バディについていってください」など、ダイビングで使用頻度の高いものを30個程度用意。ウォッチのリューズや右下のボタンを操作することで、一緒にダイビングしている30m以内にいる仲間に、そのメッセージを送ることができる。
メッセージはディスプレイに表示されるだけでなく、バイブレーションやサウンドで通知。緊急時には、左上のボタンを3秒間長押しすることでSOSを送信することができる。SOSは1回転送できるので、30m以内にいる仲間を介して、最大60m離れた仲間にまで届けることが可能だ。
ワークアウト機能や健康管理機能も大幅に進化
「Ultimate 2」は100種類以上のワークアウトモードに対応。ダイビングやゴルフ、ランニング、トレイルランニング、登山、スキー、スノーボードなど、25種類以上のワークアウトについては、より専門的な運動が記録できる。
例えばゴルフでは、国内外1万7000以上のゴルフ場マップが利用可能。コースの見たいところをタッチすれば、拡大・縮小が自在にできる。トレイルランニングや登山では、ルートをインポートして、オフラインの環境で等高線付きのマップが閲覧できる。常に衛星を追跡するヒマワリ型アンテナシステムの進化により、ルート精度が前モデルに比べて40%も向上。精密な位置測定が可能になり、仮に道をはずれた場合にも、元の道に戻ることができる。
ハードな運動時に活用したいのが、新たに搭載されたセンサーモジュールの「X-TAP」だ。側面に設置された「X-TAP」に指を当てることで、健康状態がモニタリングできる。心電図や心拍数、血中酸素レベル、体表面温度、ストレスレベルなどを短時間で測定。最大9項目の健康結果をまとめて通知してくれる。
側面の「X-TAP」に指を当てることで、「ワンタップヘルスケアチェック」が行なえる。
登山などで2500m以上の高所を訪れた時には、大気中の酸素濃度が低下する。そのため身体に取り込める酸素の量が減り、体内の血中酸素濃度が低下しがち。このことで高山病の症状が出やすくなるので、体調不良を感じたらヘルスケアチェックすることで、高山病の兆候を早めに発見しやすくなる。
「Ultimate 2」はeSIMにも対応。ウォッチ単体で通話やSMSメッセージの送受信ができるようにもなった。ウォッチのメタルケースが強力な信号ブースターとなり、このアンテナシステムによって安定したeSIM通信ができる。AIノイズリダクションによって、屋外の強風や騒音の中でもクリアな通話ができるようになった。
バッテリー持ちは、標準モードで4.5日間、節電モードで最大11日間。ダイビング中に水中ソナー通信を有効にしている場合も12時間と長い。
ダイビング機能に特化した「Ultimate 2」だが、ゴルフやランニング、登山など、プロフェッショナル向けの様々なワークアウトモードを備える。そしてダイビング後には通常のスマートウォッチとして、睡眠モニタリングやストレスチェックなど、健康管理に役立てられるので、全てをこの1台でまかなうことができる。使い始めたら、日々の相棒として、なくてはならない存在になりそうだ。
文/綿谷禎子
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