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睡眠に悩む人におすすめ!オンライン動画でセルフケアできる「メンタルケアプログラム」とは?

2025.11.28

働く世代の8割以上が睡眠に関する何らかの悩みを抱えているといわれる昨今。

「寝つくのに時間がかかる」「夜中に目が覚めてしまって眠れなくなる」といった不眠トラブルを抱えている人向けに、精神科医の吉岡鉱平先生(右)と世界的な瞑想家のニーマル・ラージ・ギャワリ氏(左)が共同開発したオンライン動画形式の「メンタルケアプログラム」が誕生した。前編では、プログラムの内容をご紹介。

1日1回、ポーズと呼吸法、瞑想でセルフケア

「メンタルケアプログラム」は精神科医の吉岡鉱平先生と世界的な瞑想家のニーマル・ラージ・ギャワリ氏が共同監修したオンライン動画プログラム。

「不眠」「不安」「落ち込み」の3つの悩みにアプローチする動画が3本セットになっていて、それぞれ約10分の解説パートと約45分の実践パート(ポーズ・呼吸法・瞑想)から構成されている。プログラムは専用サイトから購入できる。

まずは、「不眠」「不安」「落ち込み」から、その日の自分の悩みに合うプログラムを選択。

例えば、「不眠アプローチプログラム」の場合、解説パートでは不眠が起こるメカニズムと医学的根拠に基づいた眠りをサポートする生活習慣を学んでいく。

実践パートには神経を落ち着かせて、脳をクールダウンし、深いリラクゼーションをもたらすポーズと呼吸法、瞑想のガイドが収録されているので、1日1回、そちらに沿って実践しながら、心と身体を休息モードへと戻していく。

個人差はあるが、だいたい2週間ほど継続すると変化を実感できるという。

事前のモニター調査では、体験者の約7割が眠りの質の変化を実感。「寝つきが早くなった」「夜中に起きにくくなった」「朝の目覚めがすっきりした」といった声が寄せられたそう。

また、プログラムは毎日継続することが好ましいが、モニターの半数が週5日ペースでも変化を感じられたという結果が出ている。

無理なく続けられる、心身を整える夜習慣

自分のペースで無理なく続けていけばいい。そう聞くと心理的なハードルが下がるが、それでも「寝る前に45分も時間を割くのはちょっと……」と感じる人もいるかもしれない。

だが、そもそも寝つきが悪い人にとって、ベッドに入ってからも眠れないまま、時間だけが淡々と過ぎていく、という日は少なくないだろう。その時間をプログラムを実践する時間に充ててしまえばいいのだから、むしろ、トライしやすいのではないだろうか。

筆者も実際に実践パートを試してみたが、ガイドに従って行っていると45分は意外とあっという間。ポーズも呼吸法も瞑想も心地よく、これなら快適に続けられそう、という実感を得られた。ポーズもとてもラクな姿勢なので、身体が硬い人でも大丈夫。

もしもどこかに痛みがある場合は、クッションやタオルなどを使って調整すればOKで、そのあたりも動画内できちんと説明されている。要点をまとめた「実践ガイドPDF」も提供される(2025年12月31日までの期間限定の購入特典)ので、わかりやすい。

最初のうちはポーズや呼吸のやり方を確認するために動画を視聴しながら実践する必要があるが、覚えてしまえば動画を見ることなく、音声に耳を傾けて行っていけばよい。スマートフォンやパソコンの光による刺激は睡眠に悪影響を及ぼすといわれているが、音声を聞くだけならば、その心配もない。

西洋医学と東洋医学が融合。悩みの根本的な改善を目指す

本プログラムを手がけているのは、トータルウェルネスカンパニーのスワル株式会社。東京・広尾に瞑想スタジオを構え、瞑想やヨガの講座やイベント、オンラインコミュニティーなどを通して、マインドフルなライフスタイルを提案している。

プログラムを共同監修した瞑想家のニーマル・ラージ・ギャワリ氏は、ヒマラヤ地域に5000年伝わるヴェーダの叡智を幼い頃から学び、15歳でネパールの王族や政府要人への指導をスタート。

現地のアーユルヴェーダ医師、自然療法士の資格を修得し、世界20カ国でセレブリティやビジネスエグゼクティブ向けにヨガと瞑想を教えたのち、2003年に来日。現在はスワルの講座やヨガ、リトリートプログラムなどを通して、現代人に合わせた瞑想法「ニーマルメソッド」を伝えている。

もうひとりの共同監修者である精神科医の吉岡鉱平先生は、国立福井大学医学部を卒業後、東京慈恵医大麻酔科を経て、麻酔科専門医として活動。その後、メンタルマネジメントへの深い関心から精神科専門医へと転身した。

現在は、2022年に自身が立ち上げた「Baseクリニック赤坂」の院長として、心と身体の不調に対するさまざまな治療を提供している。また、株式会社comatsunaの代表として、ヘルスケア関連事業も展開する。

脳科学と5000年のヴェーダの叡智の両面からのアプローチにより、その場しのぎの対症療法ではなく、悩みの根本的な改善を目指すというのがこちらの「メンタルケアプログラム」の大きな特徴だ。

西洋医学と東洋医学が融合することにより、具体的にどのようなメリットが生まれるのか。後編ではそのあたりについて、共同監修者二人に語っていただく。

吉岡鉱平氏
Baseクリニック赤坂院長・株式会社comatsuna代表・日本精神神経学会認定 精神科専門医・日本医師会認定産業医・国立福井大学医学部卒。東京慈恵医大麻酔科を経て麻酔科専門医として活動後、メンタルマネジメントへの関心を深め精神科医へと転身し精神科専門医を取得。2022年にBaseクリニック赤坂を開院。麻酔科と精神科の2つの領域における知識と経験をもとに、ココロとカラダの不調に対する様々な治療を提供している。株式会社comatsunaの代表としてヘルスケア関連事業も展開する。

ニーマル・ラージ・ギャワリ氏
世界的瞑想家。ネパール出身の世界的瞑想家。古来からのヒマラヤメディテーションの叡智の継承者。祖父が創立した王立アローギャ・アシュラムで9歳から本質的なヨーガ(アーサナ、呼吸法、メディテーション)の研鑽を積む。15歳より王族、政府要人らへの指導を開始した世界の瞑想界のサラブレッド。

取材・文/志村香織

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