400人に聞いたパートナーに喜ばれなかったクリスマスギフトTOP3、3位花束、2位アクセサリー、1位は？

2025.11.30

今年もクリスマスがやってくる。配偶者やパートナーがいる方の中には、どんなプレゼントを渡そうかと頭を悩ませている人も多いのではないだろうか？

TENTIALはこのほど、3年以上連れ添う大切な人（夫婦・事実婚・同棲・パートナーなど）がいる26～59歳の男女400名を対象に「今年のクリスマスギフト」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。

3年以上連れ添うパートナーに対し、「日頃疲れている」と感じている人は“驚異の100%”という結果に

「あなたは、大切な人が日頃疲れていると感じますか」と尋ねたところ、「非常に感じる（33.5%）」、「やや感じる（66.5%）」と回答した人を合わせると、実に100%がパートナーに対して何らかの「疲れ」を感じ取っているという結果に。昨今の共働き世帯の増加や働き方の変化に伴い、多くのパートナー間で「疲労」が日常的な課題となっている現状が浮き彫りとなった。

大切な人の不調として具体的に気になる点を質問したところ、「ストレス（57.3%）」が最多となり、以下「睡眠不足（44.0%）」、「倦怠感（39.5%）」が続いた。精神的なストレスが過半数を占める一方で、約半数近くの方が身体的な「睡眠不足」を懸念していることがわかる。十分な睡眠が取れていないことが、3位の「倦怠感」を引き起こす要因の一つになっているとも推察される。

大切な人の「疲れ」や「不調」に対し、気遣いや癒やしを届けたいかという問いには、「非常にそう思う（43.5%）」、「ややそう思う（51.0%）」という回答が集まった。これらを合わせると94.5%に達し、ほとんどの人が「大切な人を労ってあげたい」という強い意向を持っていることが明らかになった。パートナーの不調をただ見守るだけでなく、何らかの形でサポートしたいという優しさが数値に表れている。

過去に大切な人へ贈ったクリスマスギフトについて、「あまり喜ばれなかった経験がある（39.8%）」となった。およそ4割の人が、過去に何らかの「ギフト選びの失敗」を経験していることになる。「良かれと思って」選んだものが相手には響かなかったという、贈る側と受け取る側の意識のギャップが少なくないことが判明した。

喜ばれなかったギフトの内訳を見ると、「服、ファッション小物(41.5%)」が最多となり、次いで「アクセサリー(22.0%)」という結果となった。定番と思われるファッション関連のギフトだが、個人の好みが色濃く反映されるため、「良かれと思って選んでも外しがち」なカテゴリーであることがデータからも読み取れる。

今年のクリスマスは「非日常的な演出」より「実用的な労わり」へ

今年のクリスマスギフトの志向性について質問したところ、「非日常感を演出する煌びやかなギフト（22.5%）」に対し、「実用性の高い労わりギフト（45.0%）」が2倍の支持を集める結果となった。 Q5の結果で「好みが出るものは失敗しやすい」という傾向が見られたが、そうしたリスクを避け、本質的な課題である「疲れ」を確実に解決できる「労わりギフト」へ需要がシフトしていることが明確に表れている。

労わりギフト」を選んだ理由のトップは「健康でいてほしいと純粋に思うから（51.7%）」、次いで「大切な人が疲れている様子だから（38.3%）」、「見栄えより実用的なものを贈りたい（31.1%）」という結果になった。

長く連れ添うパートナーだからこそ、日々の生活で蓄積した「疲れ」や「不調」を誰よりも近くで感じている。そのため、一時の「非日常的な演出」よりも、相手の健康を支える「実用性」や「気遣い」こそが、今最も求められているギフトの形であると言える。

ギフトを受け取る側の視点においても、「実用性の高い労わりギフト（37.8%）」が、定番の「煌びやかなギフト（29.0%）」や「体験ギフト（29.5%）」を抑え、堂々の1位となった。この結果により、贈る側（Q6）ともらう側のニーズが完全に一致していることが証明された。今年のクリスマスにおいて、「労わりギフト」は双方にとって満足度の高い「外さないギフト」の正解であると言える。

「労わりギフト」を嬉しいと感じる最大の理由は、「体を気遣ってくれる気持ちそのものが嬉しい（50.3%）」という点にあった。過半数の人が、モノの価値以上に、そこに込められた「労りの気持ち」に喜びを感じている。

また、「年齢を重ね健康への関心が高まっている（41.7%）」という背景もあり、今の自分に必要なケアをしてくれることへの感謝が読み取れる。「高価なものより実用的なものが助かる（39.7%）」という本音も含め、心と体の両方を満たすギフトが支持されている。

大切な人へのギフトをどんな基準で選ぶかという問いに対し、約4割の人が「感謝や労りの気持ちが伝わること（39.5%）」を挙げた。また、僅差で「実用性（37.5%）」が続いた。多くの人が、ギフトを単なるモノとしてではなく、「日頃の感謝や相手を想う気持ちを伝えるツール」として捉えている。「言葉だけでは伝えきれない労わりの想いを、毎日使える実用的な形で届けたい」という温かいニーズが浮き彫りになった。

需要高まる労わりギフトとして、「リカバリーウェア」に注目

「リカバリーウェアを知っていますか」と尋ねたところ、認知度は79.8%となり、約5人に4人が「聞いたことがある」と回答した。すでに大多数の人が知っているカテゴリーへと成長しているため、ギフトとして贈った際にも「労りギフト」として価値が伝わりやすく、受け入れられやすい土壌ができていると言える。

「リカバリーウェアは、大切な人への労わりギフトとして適切だと思いますか」と尋ねたところ、74.8%という大多数の人が、リカバリーウェアを「労わりギフトとして適切」だと判断した。 Q7やQ10で挙げられた「健康でいてほしい」「実用的なものを贈りたい」というニーズに対し、直接的に健康をサポートできるリカバリーウェアは、まさに理想的な選択肢として捉えられている。

リカバリーウェアを支持する理由として最も多かったのは、「毎日使える実用的なもの（57.5%）」となった。次いで「大切な人の健康を直接サポートできる（45.8%）」、「相手を思いやる気持ちが伝わる（40.1%）」が続いた。

「毎日着られる（実用性）」、「疲れを癒やす（機能性）」、そして「労わる気持ちを届ける（メッセージ性）」、この3つの要素を兼ね備えている点が、リカバリーウェアがギフトとして高く評価される決定的な要因となっている。

今年のクリスマスギフトとして、リカバリーウェアを贈りたい（または欲しい）かという問いに対し、75.1%の人が「候補にしたい」と回答した。実に4人に3人以上が、リカバリーウェアを今年の有力なギフト候補として検討していることが明らかになった。「労わりギフト」への需要が急増する中、その代表格であるリカバリーウェアが、多くの人にとって「今年のクリスマスギフト」として選ばれていることが表れた結果となった。