忘年会にクリスマス、親類の集りなど、年末はなにかとお酒を飲む機会が多い。この飲酒量の増加によって翌朝、自分の口臭が気になるという人は多いようだ。
I-neのオーラルビューティーブランド「BEAURAL」はこのほど、飲酒習慣のある30代~50代の男女423名を対象に「年末の生活習慣と口臭に関する実態調査」を実施し、その結果を発表した。
約半数が「年末は飲酒やストレスの増加により、口臭が気になる」
「年末における飲酒量の傾向について教えてください※自宅や外出時を含める全ての飲酒量」という質問に対して、66.5%が「増える」と回答した。さらに、「飲酒量が普段よりも増えた翌朝に、自分の口臭が気になりますか?」と質問したところ、50.6%が「気になる」と回答した。
「年末におけるストレスの傾向について教えてください」という質問に対して、48.9%が「増える」と回答した。さらに「ストレスが普段よりも増えた時に、自分の口臭が気になりますか? 」と尋ねたところ、40.7%が「気になる」と回答した。
飲酒やストレスは口臭の原因となるため、飲酒やストレスによる口臭に自覚がない人も注意する必要があるだろう。
■飲酒とストレスにより口臭が悪化する理由
アルコールの利尿作用により脱水状態となり唾液の量が減少。それが口内の乾燥や細菌の発生を起こすため、飲酒は口臭を悪化させる。また、ストレスを感じると交感神経が優位になり、唾液の分泌が抑制されるため、同様に口臭に影響する。
口臭の悪化はオーラルケアの不十分による歯垢の蓄積も原因であるため、飲酒やストレスで口臭が悪化する前に日頃の対策が重要となる。
4人に1人が、年末は「歯みがきキャンセル」が普段より増加!
「年末に忙しくなる」という人を対象に「年末の忙しい時、就寝前に歯みがきをしないで寝てしまう頻度について教えてください」と質問したところ、24.7%が「普段に比べ増える」と回答した。
その理由は、「気付いたら寝てしまっていたため」が58.1%と最多となった。以下「飲み会により、帰宅が遅くなるため」「飲酒により、歯みがきが面倒に感じるため」が35.5%、「繁忙期により、帰宅が遅くなるため」が33.9%と続いた。眠気に勝てないだけでなく、年末ならではの事情により「歯みがきキャンセル」をしてしまうことがわかった。
ストレス・飲酒・歯みがきキャンセルといった生活習慣の乱れは、口内環境に悪影響を及ぼすため、年末は「口臭が悪化しやすい時期」と言えるだろう。
口臭対策は歯みがき粉とマウスウォッシュ、定番アイテムの使用が多数
「飲酒やストレスによる口臭が気になる時、行っている口臭対策があれば教えてください」と質問したところ、上位の回答は「歯みがき粉による歯みがき」が59.8%、「マウスウォッシュ(口内洗浄液)」が44.4%、「デンタルフロス・歯間ブラシ」が31%で、多くが定番アイテムを使用する傾向にあると言える。また、「口臭は気になるが対策はしていない」という回答がわずか6.4%から、口臭対策への意識は全体的には高いことがわかった。
約6割が自分の口臭対策に不満あり!約2割が「効果が感じられない」
「飲酒やストレスにより口臭が気になる時、口臭対策を行っている」という人を対象に「ご自身の口臭対策に満足していますか?」と質問したところ、「満足していない」が57.9%にのぼった。そのうち「口臭ケア効果が感じられず、満足していない」が23.7%、「手間がかかるので、満足していない」が21.8%となった。
<調査概要>
調査主体 : 株式会社I-ne
対象者 : 週1回以上の飲酒習慣がある30代~50代の男女
有効回答数: 423名
調査期間 : 2025年11月12日(水)
調査方法 : スマートフォンリサーチ
※構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。
出典元:株式会社I-ne
構成/こじへい







DIME MAGAZINE

















