私たちの日常生活を支えてくれる近所のスーパーマーケット。イオン、オーケー、ライフ、業務スーパーなど……様々なチェーンがある中で、特に生活者から愛されているチェーンはいったいどこだろうか?
スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」はこのほど、全国の15~69歳の男女3148名を対象に「一番好きなチェーン店のスーパーマーケットや、そのチェーン店のスーパーマーケットを好きな理由」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
一番好きなチェーン店のスーパーマーケットランキング
ふだん、チェーン店のスーパーマーケットに行くかどうか、また行く人には代表的なスーパーマーケットの中で一番好きなお店を聞いた。なお、道の駅や直売所、農協系、ディスカウントストアなどは除いてピックアップしている。
全体では、「チェーン店のスーパーマーケットには行かない」という人の割合は3.9%と少数となった。ほとんどの人は、チェーン店のスーパーマーケットを日常的に利用していることがわかる。
一番好きなスーパーマーケット、全国で1位となったのは「イオン/マックスバリュ/マルナカ」で2割強。続く2位は「業務スーパー」、3位は「ロピア」となった。
エリア別にみると、全国1位の「イオン/マックスバリュ/マルナカ」はすべてのエリアでもランクインしており、特に北海道と中部で3割超の高さで1位となった。
そのほかにも、北海道では「トライアル」が2位、「コープ(日本生活協同組合連合会)」が3位にランクイン。東北では「ヨークフーズ・ヨークベニマル」が2位に入った。関東では「イオン/マックスバリュ/マルナカ」を僅差で抑え、「オーケー」が1位となった。また、「ヤオコー」が3位と、地域密着型のスーパーマーケットが上位を占めている。
中部では「アピタ・ピアゴ」が2位、近畿では「万代(mandai)」が2位、「ライフ」が3位にランクインした。中国では、「ゆめタウン/ゆめマート」が1位、四国では「フジ」が1位となった。九州・沖縄では「ゆめタウン/ゆめマート」が2位、「トライアル」が3位に入った。
一番好きなチェーン店のスーパーマーケットTOP3を好きな理由
一番好きと回答したチェーン店のスーパーマーケットTOP3について、それぞれ好きな理由を聞いた。
全体1位の「イオン/マックスバリュ/マルナカ」を好きな理由のTOP2は、「立地がよい(駅や家から近い、行きやすいなど)」「駐車場がある、駐車スペースが広い」で4割前後だった。3位には「プライベートブランド(PB)が充実している」が続く。
全体2位の「業務スーパー」を好きな理由の1位は「値段が安い」で、6割台後半の高さとなった。2位は「コストパフォーマンスがいい」が4割強で続く。3位は「冷凍食品や加工食品が充実している」で、3割強となった。
全体3位の「ロピア」を好きな理由として、「値段が安い」が4割台後半で1位になった。2位以降は「コストパフォーマンスがいい」「生鮮食品(野菜・魚・肉・惣菜)の品ぞろえが充実している」が約4割の僅差で続く。4位以降は「生鮮食品の鮮度がよい」「お惣菜・お弁当がおいしい」が続いた。
そのほかにも、北海道や九州・沖縄で上位に入った「トライアル」は、「値段が安い」「朝早く・夜遅い時間まで営業している」といった価格面や利便性が支持された。
東北で2位となった「ヨークフーズ・ヨークベニマル」は、「チラシ、特売品やセールの内容がよい」が2割台半ばで、ほかのスーパーマーケットよりも高くなっている。
関東で1位の「オーケー」も、「値段が安い」「コストパフォーマンスがいい」が高い割合を占めている。近畿で2位の「万代」では、「商品が探しやすい」が2割台後半と高めになっていた。
<調査概要>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2025年10月1日~2025年10月3日
有効回収数:3148サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある
構成/こじへい







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