知っておきたい引越しにまつわる各種手続

引越し時は転出入のほか、ライフラインや物件に関する手続が必要です。必要な手続を把握しておけば、よりスムーズに引越しを完了できます。
ここからは、あらかじめ知っておきたい、引越しにまつわる各種手続を紹介します。
■ライフラインの解約・契約手続
引越し先で快適に過ごすためにも、ライフラインの解約と契約は欠かせない手続です。物件を解約しても、水道やガス、電気などは自動解約されないため気を付けてください。
ガスメーターの設置場所によっては、解約時に立会いが求められます。引越しスケジュールに影響するため、ガス会社に事前確認しておきましょう。
また、ライフラインの手続に役立つのが、「引越し手続オンラインサービス」の一環として国が推進する民間の「引越しワンストップサービス」です。
代表的なサービス「Smyb(スマイブ)」は、引越し業者探しからライフラインにまつわる手続まで、ワンストップでサポートしています。
具体的には、転出入の手続をはじめ、電気やガス、水道といったライフラインの停止・開始手続などが可能です。「引越しが決まったが何から始めればよいかわからない」というときも、心強い味方になり得るでしょう。
参考:Smyb(スマイブ)引越し業者選びから引越し手続きまでワンストップサポート
■転出・転入の手続
引越しにともなう転出、転入の手続には、基本的に14日以内という期限が設けられています。
転出手続は、異動日の14日前から当日までにおこなう必要があります。発行される「転出証明書」は、転入手続に使用してください。
転入届の提出期限は、異動日から14日以内です。遅れると最大5万円の過料が科されるケースもあるため、手続は早めにおこないましょう。
現在住んでいる市町村内に引越しする場合は「転居届」の提出が必要です。具体的な内容は引越しのケースや市町村により異なるため、事前確認をおすすめします。
■物件の解約・契約手続
引越しが決まったら、まずは物件の退去および解約手続に取り掛かりましょう。解約時の条件は、賃貸契約書などで確認してください。一般的には、引っ越す1カ月~2カ月前までに不動産会社や管理会社、大家などに連絡する必要があります。
解約時は、「解約通知書」による手続を求められるケースが一般的です。不明点は管理者によく確認しましょう。
希望の物件が見つかったとしても、すぐに入居できるとは限りません。申し込み後は入居審査がおこなわれます。
審査に問題がなければ、契約手続に移行します。契約時は、入居者および連帯保証人の住民票や印鑑証明書、身分証明書のコピーなどが必要です。スムーズに契約できるよう、必要なものは早めに準備しておきましょう。
■インターネット回線の解約・契約手続
新居でインターネット回線を利用する場合は、新たな契約または現在利用しているプロバイダの移転手続が必要です。転居先によっては回線契約がなされているため、事前に確認しておきましょう。
新たに契約する場合は、現在利用しているプロバイダの解約手続が必要です。場合によっては違約金が発生するため、新規契約に要するコストなどをふまえて検討しましょう。
時期によっては、開通工事に時間を要するケースも考えられます。とくに、引越しが多い3月~4月は申し込みが集中しがちです。リモートワークでインターネットを利用する場合は、仕事に影響が及ばないよう注意してください。
■不用品処分にまつわる手続
引越し時の不用品処分の方法には、自治体の回収サービスや民間の不用品回収業者などの利用が挙げられます。処分費用を抑えたいときは、自治体の回収サービスがおすすめです。
回収方法やルールなどは、自治体により異なります。予約日に「粗大ゴミ」として指定場所に出す場合もあれば、収集場に持ち込み可能な場合もあるなど、さまざまです。
ゴミの種類や重さに応じ、費用がかかるケースもあります。いずれもすぐに処分できるとは限りません。新居にスムーズに移動できるよう、不用品の仕分けは早めにすませておきましょう。
■身分証明書やカードの住所変更手続
身分証明書には、運転免許証やマイナンバーカードなどが挙げられます。
運転免許証の住所変更には、新住所を確認できる書類が必要です。また、マイナンバーカードの住所変更は、転入手続と同時におこなえます。
引越し後は、銀行口座やクレジットカードに登録している住所の変更も忘れずおこないましょう。
銀行やカード会社によっては、郵送やオンラインでの手続が可能です。「いざというときに本人確認ができない」というケースを防ぐためにも、転入後に必要な手続として認識しておいてください。
オンラインサービスを利用しスムーズな引越しを

「引越し手続オンラインサービス」は、国が推進するサービスのひとつです。マイナポータルを通し、転出や転入に関する手続をおこなえます。
また、民間のオンラインサービスを利用すれば、ライフラインに関する手続を一本化できます。
引越しには物件探しをはじめ、生活に関するさまざまな手続が必要です。オンラインサービスを上手に利用し、引越し先で快適な新生活を実現してください。
文/編集部







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