ここ数年のドローン業界は、大きなアップデートがない停滞期。ドローンへの関心は徐々に薄れつつある。

東京商工リサーチの調べではドローン市場に新規参入する動きが堅調な一方、コンシューマー向けでは革新的な製品の登場が少なく、倒産する関連企業も多い。
そんな中、360度の全周を撮影可能なアクションカメラで知られるInsta360が参画した最新のドローン『Antigravity(アンチグラビティ)A1』が発表された。
8K 360度ドローン!

ドローン本体、コントローラー、ゴーグルの3つで構成。ゴーグルを装着すれば頭の動きに連動し、見られる景色が変わる。8Kの映像は高精細で臨場感は抜群。
注目度を高める革新的な直感操作体験


飛びたい方向にコントローラーを向けるだけでドローンが向きを変える。そのため、初心者でも容易に操作可能。安全機能も万全だ。
マーケティング担当の陳さんは次のように語る。
「重さは、外国で規制を受けない250g以下。軽いだけでなく、360度の全周を8Kで撮影できるのがポイント。飛行中はカメラワークを気にせずにドローンの操作に集中できますし、飛行後の編集も思いのまま。編集次第では比較的簡単にアクロバティックな映像として撮影動画を残せます」
ドローンの操作は、コントローラーを持った手を行きたい方向に向けるだけ。上昇したければ手を挙げ、加速したい時はトリガーを引けばいい。さらに専用ゴーグルを装着すると、頭の動きに機体が連動。ドローンの前後左右の映像がVRのように表示される。
「ユーザーはまるで空を飛んでいるような感覚が得られます」
『Antigravity A1』の登場で、今まで空撮機材の意味合いが強かったドローンに〝飛ぶ〟という新たな楽しみが今後増えていきそうだ。
取材・文/河原塚英信
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