いやー、信じられないことに、X(旧Twitter)のフォロワーが100万人を突破しました! たくさんの方にフォローしていただいて、ありがとうございます。昔のSNSでフォロワー100万人といったら、それこそ日本中の誰もが知っているレベルの人しかいなかったわけです。それが今じゃ、いろんなプラットフォームで100万人超えの人がゴロゴロいる。時代も変わったなぁってつくづく感じます。
僕が情報発信を始めたのは、SNSなんて言葉がなかった頃。まだブログがはやっていた時代です。当時、有名な投資家はみんなブログを書いていて、それが投資の〝教科書〟になって僕もブログを読んで勉強していたから、「自分も日記みたいに書いてみよう」って始めたのがきっかけでした。
もちろん、最初は誰も見てくれませんでした。でも成績が良かったからか、少しずつ人が増えて、「投資ブログランキング」でずっと2〜3位にいました。
でも、みんながXを始めて、ブログを書く人が減ってきた。時代の流れには逆らえず、仕方なくまたゼロからやるかって感じでXを始めたのが2010年でした。
ブログとXって使い方が全然違いますよね。ブログは「日記」だからその日の出来事を細かく書いて、それが読者とのコミュニケーションになったり、新しい投資家と出会って切磋琢磨する場にもなっていました。でも、Xは「今」が中心。長々と日記を書く場所ではなく、発言が面白いとか何かバズったという理由でフォロワーの多い人が増えましたよね。
株式投資家なのに株のことが書けない矛盾
フォロワー数も今じゃ「インフレ」しています。長く続けていれば基本的にはフォロワーは増えていくわけで。
でもフォロワー数って不思議なことに、どのジャンルにも「壁」があるんですよね。別に投稿をやめたわけじゃないのに、ある地点でフォロワー数の伸びが止まる人が多い。もしかしたら、どのジャンルも「そのジャンルが好きな層の数がある程度決まっているから」かもしれませんね。
僕もいつかフォロワー数の増加は止まるだろうと思っていたのですが、なぜか止まらず、ずっと増えつづけていて。株の世界は常に新しい人が入ってきている証左かもしれませんが、僕が株のことだけをずっと発信していたら、フォロワー数はどこかで止まっていただろうなと思います。株というジャンルだけだと、そこに興味がある人しかフォローしてくれない。ジャンルの「壁」を突破するには、それ以外のところも発信しなきゃダメなんだと思うんです。
でもたまに真面目に「株の真理」みたいな本質的なことを書くとすごくいいねもリポストも多くて。そのあたりを評価してもらっているとしたら嬉しいですね。
ただ最近は、株のことを書くのがすごく難しくなってきたんです。例えば具体的な銘柄名とか詳細な話をすると、めちゃくちゃ怒られてしまうんですね。僕は株式投資が仕事なのに、自由に株のことを書けない……。この矛盾と、もう何年も戦いながら日々投稿を続けています!

2010年からXを始めて15年、フォロワー数がついに100万人を突破! テレビや講演会など活躍の場をますます広げている。
流行を斬る!
【1】1年で100万人いった人と、10年かけて100万人いった人とでは数字の重みが違う
【2】フォロワー数には「壁」がある。「壁」を突破するにはジャンル以外の発信も必要
【3】最近は株のことを書くのが難しくなった。株式投資家なのに株のことが書けない矛盾

テスタさん
2005年、300万円を元手にデイトレを中心に株式投資を開始、6年目で億トレーダーに。2015年からは中長期投資も始める。収支は19年連続プラスで、生涯獲得利益は100億円を超える。監修本『マンガでわかるテスタの株式』(大和書房)が発売中。
文/テスタ 構成/向井翔太 編集/千葉康永
4年で資産1億円も夢じゃない!100億円投資家テスタの思考を大解剖
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