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スバル「フォレスター」vsプジョー「3008」、個性派ブランドのフラッグシップSUV対決

2025.11.23

ブランドの顔でもあるフラッグシップモデルの定義が変わりつつある。主役だった大型セダンからSUVへとシフトするメーカーが国内外で増えているのだ。今回はそれを象徴する2台をピックアップした。

スバル『フォレスター』vs プジョー『3008』

 クルマの流行も時代によって変わりつづけてきた。スペシャリティーカーの時代、コンパクトハッチの時代、スポーツセダンの時代、1BOXカーの時代、SUVの時代。しかし、どの時代でも自動車メーカーはフラッグシップモデルを用意してきた。フラッグシップモデルとはブランドの顔でもある。今でも大手メーカーや高級車メーカーではセダン系のクルマを最上級車として位置付けているところが多い。

 しかし最近、大衆車をメインに製造・販売しているブランドではセダンではなく、SUVをフラッグシップモデルに据えるメーカーが増えている。そこで今回は、ブランドを代表するフラッグシップSUVの魅力を掘り下げてみた。

 まずはスバルの『フォレスター』。同社は以前から『レガシィ』がフラッグシップモデルだった。現行モデルは2025年の4月にフルモデルチェンジ。「アイサイト」などの安全装備に加え、世界初搭載となる自転車用エアバッグを備えている。パワーユニットは2.5L水平対向エンジンに、モーターをシリーズパラレル方式にしたハイブリッドを採用。水平対向1.8Lターボエンジンも選べる。スバルのハイブリッドは119.6PS、270Nmのモーターアシストで、短距離だがモーターでの走行も可能にしている。

 最大の特徴は、高速走行での燃費が良いこと。実際に走ってみて20km/L超えも可能であることがわかった。

 一方のプジョーも以前はフラッグシップモデルに『605』や『508』というセダンを用意していたが、最近はフルモデルチェンジによってボディーサイズがアップしたSUV『3008』に置き換わっている。ファミリー向けのSUVとはひと味違うことを強調しており、内外装ともにフラッグシップらしい先進のデザインと素材を採用している。パワーユニットは22PS、51Nmのモーターを備えたハイブリッド方式で、3気筒1.2Lのガソリンターボエンジンと組み合わせている。また、スマートフォンとの連携も強化、メンテナンスから走行モードまでコントロールできるようになった。

 これからもSUVをフラッグシップに据えるブランドはまだ増えそうな気配だ。

ストロングハイブリッド搭載でデザインも一新

スバル『フォレスター』

Specification
■全長×全幅×全高:4655×1830×1730mm
■ホイールベース:2670mm
■車両重量:1750kg
■排気量:2498cc
■エンジン/モーター形式:水平対向/交流同期
■最高出力:160PS/5600rpm+119.6PS
■最大トルク:209Nm/4000~4400rpm+270Nm
■変速機:8速AT
■燃費:18.4km/L(WLTCモード)
■車両本体価格:459万8000円

※「プレミアム S:HEV EX」

スバル『フォレスター』

フロントグリルからヘッドライトまでの造形をつなげることでワイド感を強調。バンパーは上下分割タイプで、上部にデイタイムランニングライトを内蔵しているところが新しい。

スバル『フォレスター』

フェンダーの張り出しを強調したサイドビュー。サイドウインドウを大きくし、視界をしっかり確保している。ボディーカラーは11色。ブラックのルーフでボディーに厚味を持たせている。

スバル『フォレスター』

左右のコンビネーションランプをつなぐデザインは最近の流行。ランプを高い位置に配し、ワイド感を強調している。リアゲートガーニッシュには「FORESTER」のオーナメントを配している。

先進的で洗練された内外装デザイン

プジョー『3008』

Specification
■全長×全幅×全高:4565×1895×1665mm
■ホイールベース:2730mm
■車両重量:1620kg
■排気量:1199cc
■エンジン/モーター形式:直列3気筒ターボ/交流同期
■最高出力:136PS/5500rpm+22PS
■最大トルク:230Nm/1750rpm+51Nm
■変速機:6速AT
■燃費:19.4km/L(WLTCモード)
■車両本体価格:558万円

※「GT HYBRID」

プジョー『3008』

プジョーのアイデンティティーである「3本のかぎ爪」を模したデイタイムランニングライト。爪痕は薄型ピクセルLEDヘッドライトユニットまで続く。フレームレスのグリルも新しい。

プジョー『3008』

ホイールベースは『フォレスター』より60mm長いが、全長は90mmも短いプロポーション。ちなみに全高は『3008』のほうが65mm低い。ボディーカラーはホワイト、ブルー、グレーの3色だけ。

プジョー『3008』

彫刻的な造形を大胆に採り入れたリアのデザイン。ルーフスポイラーは空力的に研究された形状を採用。テールランプは逆ハの字で3本のかぎ爪をイメージ。「HYBRID」のバッジを右下に刻んでいる。

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