目次
電子書籍リーダーといえば白黒のイメージだが、ここ数年でカラー表示に対応可能な製品が続々登場している。今回はAmazonと楽天から発売されている2モデルを中心に使い比べていこう!
今回比べるのは?

ガジェットライター ジャイアン鈴木さん
主にPC系メディアで活動するガジェットライター。Kindleで小説をよく読む。

DIME編集 ミネ
PCとスマホでマンガを楽しんでいたが、物足りなさを感じるようになった。
Amazon「Kindle」vs 楽天「Kobo」!カラー版電子書籍リーダーを徹底比較
Kindleの膨大な書籍をカラーで楽しむ新たな読書体験ができる『Kindle Colorsoft』
Amazon『Kindle Colorsoft』
3万9980円(通常版)



なじみ深いタブレット型形状。4色のカラーハイライト機能でメモも楽ちん
待望のカラー版Kindleが登場。雑誌やマンガをカラーで楽しめるうえ、ハイライトも4色対応でさらに便利になっている。
物理ボタンとタッチペン対応で読書以外の用途でも活躍する『Kobo Libra Colour』
楽天『Kobo Libra Colour』
3万6800円



横長のフォルムが特徴的。物理ボタン側は傾斜があり持ちやすい
横長デザインに物理ボタンを配置している。ボタン側の緩やかな傾斜が、片手持ちでも快適な操作感を生む白と黒の2色を展開。
Amazon VS 楽天、買いなのはどっち?
ミネ 最近マンガを読む量が増えて、スマホの容量がいっぱいになっちゃって……。電子書籍リーダーに興味があるんですが、オススメはありますか?
鈴木 カラー版電子書籍リーダーはどうでしょう? Amazonから『Kindle Colorsoft』が最近登場しましたし、2024年には楽天から『Kobo Libra Colour』も発売されています。
ミネ カラーの端末が各社から登場しているんですね。
鈴木 そうなんです。コロナ禍以降に出はじめて、今では種類も増えてきました。しかも最近のモデルは性能が上がっていて、ページめくりもとてもスムーズですよ。
ミネ なるほど、今が買い時ってことですね。選ぶときのポイントはありますか?
鈴木 基本は、利用している電子書籍サービスがKindleかKoboか。ただ、特にこだわりがなければ、用途で選ぶのがいいと思います。その違いを、この2モデルを例に説明しますね。
ミネ お願いします!
鈴木 まずは『Kindle Colorsoft』から。カラーディスプレイは雑誌のカラーページに近い色味で、液晶よりも淡いので、そのぶん目に優しく読みやすいんです。
ミネ 確かに長時間読んでいても疲れにくそうですね。カラーのおかげでスリープ画面の壁紙が絵画のように映るので、使わないときに立てかけておくとインテリアのように見えておしゃれ!
鈴木 画面切り替え時しか電力を消費しないので、置きっぱなしでも安心です。さらに処理速度やダウンロード速度も大幅に向上しました。以前は購入から読めるまでに時間がかかりましたが、今はコミック数冊ならすぐ読めます。
ミネ 読むまでに待たされないのはいいですね。
鈴木 そして何より、Kindleの膨大な書籍をカラーで楽しめるのが魅力です。
ミネ Kindle Unlimitedで読み放題なのも強みですよね。Amazonならでは!
鈴木 小説からマンガ、雑誌まで、幅広く楽しみたい人にオススメです。次に『Kobo Libra Colour』を見ていきましょう。
ミネ Kindleに比べると横幅があるデザインですね。
鈴木 ええ。物理ボタンも搭載していて、片手持ちでの操作がしやすくなっているんです。このボタンが便利で、スワイプ操作のように誤ってページを戻してしまうこともありません。
ミネ ボタン側が少し盛り上がっているのも、その工夫なんですね。
鈴木 さらに、別売の専用スタイラスペンでの書き込みにも対応。電子書籍やPDFファイルにメモを加えたり、電子ノートとして使ったりできます。複数色で書けるのも便利ですよ。
ミネ 仕事や勉強にも使えそう!
鈴木 読書以外の用途にも使いたいなら、『Kobo Libra Colour』が向いているでしょう。
ミネ 読書に特化したいか、ほかの用途にも広げるか。自分の目的に合わせて選びたいですね!







DIME MAGAZINE











