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雪の極悪路もラクラク走破!販売好調のスバル「フォレスター」の安全性能をチェック

2025.11.20

6代目となるスバル・フォレスターは、先行予約を開始した2025年4月3日から10月31日までの受注が約28000台に達し、国内月計画台数2400台に対して月平均4000台と、絶好調な滑り出しとなっている。

そんな新型フォレスターの総合安全の取り組みを理解すべく、北海道旭川空港からスバル研究実験センター美深試験場までの約125キロの雪の中の行程を、新型フォレスターのストロングハイブリッドモデルとガソリンターボの2台を乗り換えつつ走破し、スバル研究実験センター美深試験場の敷地内で様々な総合安全を体感するというプログラムに参加した。

スバル「フォレスター」で北海道の雪道を走ってみてわかった絶対的な安心感

1997年に初代が登場したスバルの正統派SUV、フォレスターが2025年春、6代目の新型に生まれ変わった。レガシイ・アウトバックが国内市場から消滅したことで、現…

まずは最北端の試験場へ

目的地となった、国内自動車メーカーの試験場として最北端に位置するスバル研究実験センター美深試験場で体感したのは、2030年「死亡事故ゼロ」を目指すスバルの「0次安全」、「走行安全」、「予防安全」、「衝突安全」の4つに分類される取り組みの中から、「0次安全」、「走行安全」についてであった。

まずは、「0次安全」の要である視界性能についてフォレスターの実車を用いて説明を受けた。

視界性能としては、Aピラー死角、Bピラー死角、Cピラー死角が重要になるのだが、斜め前方、後方の1mのポールの視認性についてである。斜め前方視界については、Aピラー越しに見ることになるのだが、Aピラーとドアミラーの間の隙間が絶妙で、見にくいはずの位置にある1mの高さのポールをしっかりと視認できる視界性能に納得だ。

また、ルームミラー、デジタルルームミラーで確認しづらいリヤクォーターウインドーからの斜め後方の視界についても、後側方の車両が確認しやすいことも改めて確認することができたのである。

さらに、新型フォレスターの0次安全である夜間や降雨雪時の視界については、遠く、近くの視認性を高めるアレイ式アダプティブドライビングビーム(ADB)の説明を受けた。

これは対向車に対して防眩性を確保しつつつ(眩しくないようにすること)、すれ違った対向車の後ろを照らす安全視界の0次安全になる機能だ。また、右左折時に進行方向の歩行者、自転車を照らすLEDコーナリングランプもまた、夜間の0次安全性に大きく貢献する機能と言っていい。

スバルの安全性能と言えば、フォレスターの場合、より広い範囲を認識できる広角単眼カメラを追加した「3つの目」で見守る最新のアイサイトばかりが注目されるが、そうした0次安全もスバルの安全思想に欠かせないものとなっているのだ。

ちなみに新型フォレスターの予防安全では、広角単眼カメラや電動ブレーキブースター、前側方レーダーなどによってアイサイトの機能をさらに進化させていることも知っておきたい。

また、つながる安全「My Subaru」についても、体験することができた。これは、先進事故自動通報、SUBARU SOSコール、SUBARU iコール(安心ホットライン)、故障診断アラート&セキュリティアラートの組み合わせで、トラブル時はもちろん、運転中、ドライバーが意識を失ったときの緊急事態に対応、今回はスバル研究実験センター美深試験場内のコースでドライバーが意識を失った状況を再現してもらった。

すると、寝ている状況も想定し、車両側がアラートを発し、それでも応答(ステアリング操作を含む)しない=ドライバーの意識がない場合は、自動でブレーキをかけハザードランプとともに停止。ヘルプネットに自動通報が行なわれ、オペレーターがドライバーに呼びかけを行う。

それでもドライバーの反応がない場合は、オペレーターが車両のGPS情報、車両情報を元に警察・消防に連絡、緊急車両が現場に向かう・・・というつながる安全・安心のオペレーションになる。※特別な許可を得てヘルプネットを使用した。

シンメトリカルAWDの緻密な制御で楽々走破!

次に、雪をかぶった、カーブ、登坂、下り坂のある、極悪路と言っていいジャリ道での「走行安全」を体感。

車両はガソリンターボ車とストロングハイブリッド車で行ったのだが、スバルのシンメトリカルAWDの緻密な制御によって、しっかりと駆動力をかけながら、カーブ、登坂、下り坂を問わず、走破することができた(制限速度は40km/h)。

急こう配の下り坂では、スバル自慢のXモードをセットした走行を体験。20km/h以下でSNOW/DIRT、NORMAL、DEEP SNOW/MUDとあるXモードをSNOW/DIRT モードでセットすれば、一定速度で不安なく下ることが可能だった(中央のNORMALの表示は紛らわしいが=Xモードのノーマルモードという意味ではなく、Xモードに入っていない状況である)。

もちろん、Xモードは脱出性能を高める機能でもあり、雪道などでスタックした時に、ブレーキをつまむことで脱出を助けてくれる安心がある。

加えて、ジャリの角が丸められたような極悪路での乗り心地の良さも体感できた。やはり、新型フォレスターの乗り心地はグレード、そして路面を問わず、文句なしと断言したい。

こうしたスバルの「0次安全」=視界の良さ、パッケージ、「走行安全」=動的性能、危険回避性能、「予防安全」=リアルワールド重視、「衝突安全」=乗員保護、コンパチボディという取り組みをさらに進化させ、最新技術を惜しみなく市場に投入することが、2030年「死亡事故ゼロ」を目指すスバルの総合安全のひとつのゴールになっているわけだ。

だから、自動車の専門家でもあるボクは、親しい友人に自信をもってスバル車、フォレスターを薦めているのである。

スバル・フォレスター

文/青山尚暉

プロミュージシャンからいきなり自動車専門誌の編集者を経験した後、モータージャーナリストに。新車試乗記や自動車関連コラム、防災記事などを幅広い媒体で執筆。クルマのパッケージング、洗車”オタク”でもある。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動。愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿厳選紹介、ドッグフレンドリーカー選びについて多方面で情報発信中。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」(リヨン社刊)、「すごい海外旅行術」(講談社刊)、「愛犬と乗るクルマ」(交通タイムス社刊)など。輸入車の純正ペットアクセサリーの開発にも携わっている。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~。現在は小学館DIME推薦)。

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