人気お笑いコンビ・EXITのりんたろー。の書き下ろし絵本『しっぽのみじかいとかげくん』が2025年11月14日、小学館より発売より刊行される。柔らかいタッチで描かれた愛らしいキャラクター「とかげくん」が表紙を飾る本作は、子育て真っ最中でもあるりんたろー。が贈る、小さなふたりの、まっすぐな心が通い合うオリジナルストーリー。柔らかなタッチの絵と、リズムにのせて進むふたりの会話、ちりばめられたオノマトペは、3〜5歳ごろの幼児向けでありながら親世代もほっこりと楽しめて、会話のリズムを楽しみながら声に出して読みたくなる絵本となっている。
■本書の内容
物語の主人公「とかげくん」のしっぽは、切れても生えてこず、短いまま。とかげのしっぽが短いのはおかしいと、周囲は遠巻きに笑うが、「くまくん」はただひとり寄り添ってくれる。
しかしくまくんは、みんなが怒っているより笑っている方がいいという、とかげくんの気持ちがよくわからない。そして「ふつうってなに?」とばかり聞くとかげくんに、くまくんは次第に嫌気がさして…。
ふたりはどのように心を通わせていくのか。
■りんたろー。コメント

「僕達はとかげの切れてしまった尻尾のように、心が途切れてしまった時、修復し繋ぎ止める力を持っています。
僕達はとかげの擬態のように人の心の揺らぎを感じとり心を通わせる力を持っています。
でもこの世の中には僕達が何気なく、ごくごく当たり前にやってきた事が何かのボタンの掛け違いで出来なくなってしまった人がいます。
一旦、絡まってしまった心の糸はもう2度と解けないのでしょうか。
無責任かもわからないし楽観的かもしれないけれど、僕はそんな事ないと思っていて、諦めたくないと思っています。
漠然とそんな事を考えていた頃、絵本を描いてみませんかとお話を頂きました。
絵はもちろんお話を書いた事もありません。右も左もわからないからこそ、伝えたい想いを素直に突き動かされるようにストーリーに落とし込んでみました。
どこか生きづらさを感じている人、そんな人に寄り添ってくれる人。僕のように何も気付かずに生きてきた人。
そんな全ての皆さんに手に取ってもらって、そして読み終えた後にふと顔を上げて少しだけ周りを見回してみてくれたら幸いです」
プレゼントやギフトにもおすすめの1冊

『しっぽのみじかいとかげくん』
作・絵:りんたろー。
発行:小学館
関連情報
https://www.shogakukan.co.jp/books/09725434
構成/清水眞希







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