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間食の多い40代は要注意!口内健康状態を示す「お口年齢」と実年齢の差が明らかに

2025.11.16

あなたはオーラルケアをどのような方法でどれくらいの頻度にて行っているだろうか?

そのケアの多寡や生活習慣により、口内の清潔さ、ひいては健康状態に差があらわれるのは言うまでもないだろう。

アース製薬はこのほど、同社が独自に開発した、歯や口内の状態・生活習慣などから算出される、口内健康状態を「お口年齢」と用いて、全国7地域(北海道地域、東北地域、関東地域、中部地域、近畿地域、中国・四国地域、九州・沖縄地域)の20~60代男女3,500名を対象に「お口年齢」に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。

“お口年齢”と実年齢の平均差は+12.8歳と判明!全国的にお口の状態が実年齢以上に進行している結果に

全国調査の結果、“お口年齢”は実年齢より平均12.8歳高いことが判明した。年代別に見ると、実年齢との差が最も大きかったのは40代で+13.6歳。一方、差が最も小さかったのは20代で+11.8歳となった。

全年代で実年齢を上回る結果となり、全国的にお口の健康状態に課題があることが明らかになった。仕事や家庭、日々対応に追われる40代は、忙しさからオーラルケアの習慣が平均的に不足しやすい毎日を送っているのかもしれない。

最も“お口年齢”が高い40代の約半数が「ほぼ毎日間食する」と回答

今回の調査では、間食の頻度が高い人ほど“お口年齢”が実年齢より高くなる傾向が明らかになった。最も“お口年齢”が高い40代では、「ほぼ毎日間食をする」と回答した人が51.7%と半数を超え、他の年代よりも高い割合となっている。

一方で、実年齢との差が最も小さかった20代では、「ほぼ毎日間食をする」と答えた人は40.7%にとどまり、40代と比べて11ptも低い結果となった。間食の回数が少ないことで、オーラルケアが必要なタイミングでしっかりケアできている可能性が考えられる。

お口年齢の差が最も大きかったのは「東北地域」と判明!

お口年齢を地域別に見ると、実年齢との差が+20歳以上ある人の割合が44.2%と最も大きかったのは「東北地域」となった。一方、実年齢との差が最も小さかったのは「関東地域」。実年齢に近かった人が31.2%と最も多い結果となった。

歯科医院で検診を受ける頻度について、「関東地域」では年1回以上と答えた人が62.6%となった。一方、実年齢との差が大きかった「東北地域」は51.6%となり、11ptも差があることがわかった。こうしたお口ケアの習慣がお口年齢に影響を与えているかもしれない。

また、ストレス要因についても地域差が見られた。「東北地域」では「ストレスを感じて、何らかの症状がある」と答えた人が41.2%で、関東地域の29%と比べて12.2pt高い結果となった。さらに、日常で「話したり笑ったりすることが少ないか」という質問では、東北地域が38.6%、関東地域が26.8%と11.8ptの差が見られた。

これらの結果から、「東北地域」の人はストレスや日常の生活環境といった要因が、お口の状態やお口年齢に影響している可能性が考えられる。お口の健康は心や生活習慣とも深く関わっていることから、日々のケアや生活改善によって前向きに整えていけるのではないかと推察される。

実年齢に近い結果となった82.4%が「リモートワーク週1回未満」と回答!おうち時間の長さが“お口年齢”に関係?

「おうち時間」が長い人ほど、お口年齢が実年齢より高くなる傾向が見られた。具体的には、お口年齢が実年齢に近い人のうち、「リモートワークは週1回未満」と回答したのは82.4%だったのに対し、お口年齢が実年齢より30歳以上高い人ではその割合が70.1%に上った。

また、「インドア派」と答えた人の割合も、お口年齢が実年齢に近い人では49.8%だったのに対し、実年齢より30歳以上高い人では60%に増加している。

これらの結果から、リモートワークやインドア派といった“おうち時間”の長さが、お口年齢に影響を与えている可能性が示唆される。こうした生活スタイルも “お口年齢”に影響していることが示された。

予防歯科 野尻真里医師より、日々オーラルケアを行う重要性を解説!

■予防歯科 野尻真里医師

予防歯科に関する啓蒙活動を幅広く行う歯科医師。予防を主体とした診療を行いながら、雑誌やWEB媒体など多くのメディアでの啓蒙を行う他、企業向けのセミナーや地域住民に向けてのセミナー、イベントまで幅広く活動を行っている。

今回の調査では、日々の食生活や生活習慣の積み重ねがお口年齢に大きく影響することがわかりました。実年齢に近い良好なお口環境を維持するには、毎日の丁寧なオーラルケアと、歯科医院での定期的な専門ケア・検診が不可欠です。

特に毎日のオーラルケアでは、歯ブラシだけでなく、舌清掃や歯間清掃も歯ブラシ前に習慣として行うことが重要です。歯、歯茎、舌を含めたお口全体を常に清潔に保ち口内環境を良好に保つことで、むし歯や歯周病などのお口の疾患を予防し、全身の健康維持にも繋がります。

また、糖に偏った食事や、頻度の多い間食などの食生活は、全身の健康だけでなくお口の健康にも悪影響を及ぼします。

会話量の減少がお口の健康に影響を及ぼす可能性も示唆されています。話すという行為は、唾液腺を刺激して唾液の分泌を促す重要な役割を果たしています。唾液には抗菌作用や自浄作用(お口の中を洗い流す作用)があり、お口の中の細菌バランスを保つうえで欠かせません。

しかし、在宅勤務や高齢化、社会的なつながりの減少などによって発話の機会が減ると、唾液の分泌量が低下し、お口の中の自浄作用も弱まります。その結果、口臭の発生や歯周病などのリスクが高まる可能性があるのです。

今回の調査結果は、お口を健康に保つには、日々の小さな意識の積み重ねが重要であることを示しています。今日からできることから少しずつ始めてみましょう。

<調査概要>
・調査タイトル:「お口年齢に関する調査」
・対象:全国の20代~60代の男女
・調査期間:2025年9月3日~9月5日
・サンプル数:3500ss
・調査方法:インターネット調査

出典元:アース製薬株式会社

構成/こじへい

Author
1986年、神奈川県生まれ。ライター歴は15年目で、現在は主にPR、芸能、YouTube関連の記事を執筆しています。

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