住宅を購入する際に多くの人が利用する「住宅ローン」。人生でもっとも大きな買い物ともいわれるだけに、住宅ローンを利用することに不安を覚える人もいるのではないだろうか?
NEXERはこのほど、トヨタウッドユーホームと共同で、事前調査で「住宅を購入したことがある」と回答した全国の男女300名を対象に「住宅ローン」についてのアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
約8割が、住宅購入時に「住宅ローンを利用した」
住宅購入時(または購入予定)に住宅ローンを利用したかを調査したところ、79.3%と8割近くの人が「住宅ローンを利用した」と回答した。
その理由を自由回答形式で尋ねたところ、次のようなコメントが寄せられた。
・使わないと支払いできないから。(30代・男性)
・家賃で住んでいた時よりも安く住めるとなり、そのまま住宅ローンを開始しました。(30代・女性)
・一括で買えないし国の援助もあるから。(40代・女性)
・金利が低いから。(40代・男性)
・住宅は高額だし、手元にある程度の現金は残しておきたいから。(50代・男性)
一方で、「住宅ローンを利用しなかった」と回答した人の理由は以下のようになった。
・手持ちが足りていたので。(30代・女性)
・利息がもったいないから。(40代・女性)
・中古で知り合いから安価で購入したから。(50代・男性)
・借り入れは避けられるものならしない方がいい場合もあるから。(50代・女性)
・利息により返済額が増えるのと、返済が困難になる状況になるかもしれないから。(60代・女性)
住宅ローンを利用する上での不安、「返済が長期にわたることへのプレッシャー」が最多
住宅ローンを利用するにあたって不安に感じたことがあるかを調査したところ、48.3%が「不安に感じたことがある」、51.7%が「不安に感じたことがない」と回答した。どちらも約半数ずついることがわかった。
もっとも不安に感じていることについて聞いたところ、30.4%が「返済が長期にわたることへのプレッシャー」と回答して最多となり、以下、「借入額や返済額が大きすぎないか」(23.5%)、「金利上昇の影響」(22.6%)と続いた。
18.9%が、「自分が借りられる金額の目安」に関する情報が欲しかったと回答
住宅ローンや資金計画について「もっと情報が欲しい」と思った点を尋ねたところ、「自分が借りられる金額の目安」という回答が18.9%で最多となり、以下、「金利タイプの選び方や比較」と「借り換えや繰り上げ返済のタイミング」(各17.6%)、「補助金・減税制度の情報」(14.3%)と続いた。
<調査概要>
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年10月14日 ~ 10月20日
調査対象者:事前調査で「住宅を購入したことがある」と回答した全国の男女
有効回答:300サンプル
出典元:株式会社NEXERとトヨタウッドユーホームによる調査
構成/こじへい







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